見よ人は我々の一人のようになり善悪を知るものとなった
God is angry on your doing and want to bring fire flood
概要
インフェルノイドとは、遊戯王OCGのカテゴリーの一つ。
「ザ・シークレット・オブ・エヴォリューション」より登場。
属するモンスターは全て炎属性・悪魔族で統一されている。
≪インフェルノイド・デカトロン≫を除き、全て特殊召喚モンスターであることが最大の特徴。
以下のような共通の特殊召喚条件を持つ。
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上の全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
手札・墓地から「インフェルノイド」モンスターx体を除外した場合のみ、
手札(・墓地)から特殊召喚できる。
xは下級モンスターが1体、上級・最上級モンスターが2体、レベル9・10のモンスターで3体となる。
それぞれの固有効果と、共通して相手の墓地を除外する効果を持つ。
ただし、上級はフリーチェーンで発動できるが下級モンスターは相手ターン中にしか発動できない。
また、レベル9の≪インフェルノイド・リリス≫とレベル10の≪インフェルノイド・ネヘモス≫はこの効果を持たず、
かわりに相手のカード効果へのカウンターとなる誘発即時効果を持つ。
墓地を肥やしインフェルノイドを展開、相手の場と墓地を荒らし尽くしアドバンテージを稼ぐコンセプトになっている。
墓地利用デッキには滅法強いが、こちらも墓地メタ・除外メタ・特殊召喚メタに極端に弱い。
下級モンスターの効果など除去は比較的豊富なのでそこから突破口を開こう。
大量の墓地リソースを必要とするテーマなので、デッキには墓地肥やしのカードを多めに入れることが必要となる。
≪名推理≫≪モンスターゲート≫といった「推理ゲート」のギミックや、「ライトロード」を活用する軸が基本。
≪ブレイクスルー・スキル≫や≪ギャラクシー・サイクロン≫など墓地で効果を発揮するカードは相性がいい。
召喚制限の関係で大量展開は不得意だが、効果を持たないモンスターならレベルの制限に引っかからないため、
高レベルバニラや≪ジェムナイト・パール≫や≪大地の騎士ガイアナイト≫などと組み合わせるのも良いだろう。
ストーリー・背景設定
第9期から登場したテーマは、端末世界(デュエルターミナル)の続編とされており、インフェルノイドもその一員。
≪ナチュルの神星樹≫にクリフォートと共に封印されていたという。
クリフォートとインフェルノイドはユダヤ神秘主義のカバラをモチーフとしており、
クリフォートが「邪悪の樹」における悪徳の名をもじっているのに対し、インフェルノイドは対応する悪魔の名を持つ。
詳しいストーリーは明らかになっていないが、≪クリフォート・アセンブラ≫の日米のテキストを参照すると、
何者かが神星樹へ不正アクセスを試みた結果、クリフォートとインフェルノイドが解き放たれたということらしい。
(≪神の写し身との接触≫から考えると、不正アクセスを試みたのはシャドールだろうか?)
解き放たれたインフェルノイドは大虐殺を始め、
それに対抗するために神星樹が諸部族に力を与え誕生した連合軍がセフィラである。
カード紹介
インフェルノイドに関連する「煉獄」カードについても紹介する。
カード情報は遊戯王カードWikiより抜粋。
カード名に色が付いている場合はクリファの象徴色、その下は「クリファの番号/対応する悪徳/クリフォート」の順。
モンスター
インフェルノイド・シャイターン
1i/無神論/アポクリフォート・カーネル
特殊召喚・効果モンスター
星1/炎属性/悪魔族/攻 0/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター1体を 除外した場合のみ手札から特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、フィールドにセットされたカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主のデッキに戻す。 この効果の発動に対して対象のカードを発動できない。
(2):相手ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。
一見「ナイト・ショット」に似ているが、モンスターにも対応し、デッキバウンスなので墓地利用も許さない。
展開前の露払いに使用すべし。
インフェルノイド・ベルゼブル
2i/愚鈍/クリフォート・エイリアス
特殊召喚・効果モンスター
星2/炎属性/悪魔族/攻 0/守2000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター1体を 除外した場合のみ手札から特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを持ち主の手札に戻す。
(2):相手ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。
固有効果は表側表示のカードのバウンス。
墓地肥やしの天敵となる≪マクロコスモス≫や≪M・HERO ダーク・ロウ≫を先にバウンスできる。
守備力が2000となかなか硬いので、キーカードが引けるまでの様子見兼壁として出しておくのもアリか。
インフェルノイド・ルキフグス
3i/拒絶/クリフォート・シェル
特殊召喚・効果モンスター
星3/炎属性/悪魔族/攻1600/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター1体を 除外した場合のみ手札から特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。 そのモンスターを破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
(2):相手ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。
固有効果は相手モンスターの破壊。攻撃権を放棄するので、殴り倒せるなら素直に戦力として活用しよう。
インフェルノイド・アスタロス
4i/無感動/クリフォート・ディスク
特殊召喚・効果モンスター
星4/炎属性/悪魔族/攻1800/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター1体を 除外した場合のみ手札から特殊召喚できる。
(1):1ターンに1度、フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。 そのカードを破壊する。
この効果を発動するターン、このカードは攻撃できない。
(2):相手ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。
固有効果は魔法・罠の破壊。効果使用後は、エクシーズやシンクロの素材にしてしまうのもアリ。
インフェルノイド・アシュメダイ
5i/残酷/クリフォート・アクセス
特殊召喚・効果モンスター
星5/炎属性/悪魔族/攻2200/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター2体を 除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。 (1):このカードが相手モンスターへの攻撃で相手に戦闘ダメージを与えた時に発動できる。
相手の手札をランダムに1枚選んで墓地へ送る。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
ハンデス効果を持つが条件が厳しくあまりにも地味。
主な役目は数合わせかコスト。
インフェルノイド・ベルフェゴル
6i/醜悪/クリフォート・ツール
特殊召喚・効果モンスター
星6/炎属性/悪魔族/攻2400/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター2体を 除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。 (1):このカードの攻撃宣言時に発動できる。
相手はエクストラデッキからモンスター1体を選んで除外する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
効果は相手エクストラデッキの破壊。
とはいえ相手が選択するうえに数も1枚ではよっぽど攻撃を叩き込まねば効き目は薄い。
やはりコストか、数合わせのため採用することになるだろう。
インフェルノイド・ヴァエル
7i/色欲/クリフォート・アーカイブ
特殊召喚・効果モンスター
星7/炎属性/悪魔族/攻2600/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター2体を 除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。 (1):このカードが相手モンスターを攻撃したバトルフェイズ終了時に発動できる。
フィールドのカード1枚を選んで除外する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
インフェルノイドの主力その1。
相手モンスターへの攻撃が必要となるがカードの種類を問わず対象を取らない除去が可能。
インフェルノイド・アドラメレク
8i/貪欲/クリフォート・ゲノム
特殊召喚・効果モンスター
星8/炎属性/悪魔族/攻2800/守 0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター2体を 除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。 (1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
このカードはもう1度だけ続けて攻撃できる。
(2):1ターンに1度、自分フィールドのモンスター1体をリリースし、
相手の墓地のカード1枚を対象として発動できる。 そのカードを除外する。
この効果は相手ターンでも発動できる。
インフェルノイドの主力その2。
「カオス・ソルジャー‐開闢の使者-」などと似た連続攻撃効果を持つ。
高めの攻撃力によってかなりのダメージが期待できる。
インフェルノイド・リリス
9i/不安定/クリフォート・アセンブラ
特殊召喚・効果モンスター
星9/炎属性/悪魔族/攻2900/守2900
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター3体を除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。 (1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
「煉獄」カード以外のフィールドの魔法・罠カードを全て破壊する。
(2):1ターンに1度、このカード以外のモンスターの効果が発動した時、
自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
その発動を無効にし除外する。
インフェルノイドの切り札その1。
少々重いが、場に出た時魔法・罠を全て破壊する効果と、モンスターの効果を無効にする効果を持つ。
(2)の効果でかなりの制圧力を持つため、比較的序盤に出しても充分に仕事ができる。
このカードを特殊召喚するとそれ以上インフェルノイドは特殊召喚できないので注意。
インフェルノイド・ネヘモス
10i/物質主義/アポクリフォート・キラー
特殊召喚・効果モンスター
星10/炎属性/悪魔族/攻3000/守3000
このカードは通常召喚できない。
自分フィールドの全ての効果モンスターのレベル・ランクの合計が8以下の時、
自分の手札・墓地から「インフェルノイド」モンスター3体を 除外した場合のみ手札・墓地から特殊召喚できる。 (1):このカードが特殊召喚に成功した時に発動できる。
このカード以外のフィールドのモンスターを全て破壊する。
(2):1ターンに1度、魔法・罠カードの効果が発動した時、
自分フィールドのモンスター1体をリリースして発動できる。
その発動を無効にし除外する。
インフェルノイドの切り札その2。
場のモンスターの殲滅・相手の魔法・罠の無効化などいかにもラスボスに相応しいド派手な効果だが、
リリスに比べると若干使いづらい。
(1)の効果で自分のフィールドも空にしてしまうので決め手に欠け、さらにそれ以上の展開はできないことが痛い。
≪煉獄の死徒≫で守ることはできるが、相手からの除去に備えたいところ。
インフェルノイド・デカトロン
チューナー・効果モンスター
星1/炎属性/悪魔族/攻 500/守 200
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。
デッキから「インフェルノイド・デカトロン」以外の 「インフェルノイド」モンスター1体を墓地へ送る。
このカードのレベルをそのモンスターのレベル分だけ上げ、
このカードはそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
インフェルノイドの革命児たるモンスター。
・通常召喚可能(召喚制限なし)
・レベル変動型チューナー
・名前と効果をコピー
・専用の「おろかな埋葬」内蔵
…と、盛りだくさん過ぎる豪華なカード。
墓地に落ちることを考え、≪ワン・フォー・ワン≫などのデッキから特殊召喚するカードや、
≪遡洸する煉獄≫などで回収する手段を用意しておきたい。
≪虚無空間≫などで特殊召喚が封じられていても、このカードを召喚し、ベルゼブルやアスタロスの効果をコピーし
対処できる。
ちなみに、このカードの名前は悪魔ではなく、電子回路などに用いる真空管の一種である。
融合・効果モンスター
星11/炎属性/悪魔族/攻3400/守3600
「インフェルノイド・ネヘモス」+「インフェルノイド・リリス」+「インフェルノイド」モンスター1体以上
(1):このカードが融合召喚に成功した時に発動できる。
その融合素材としたモンスターの種類によって以下の効果を適用する。
●3種類以上:お互いはそれぞれ自分のエクストラデッキからカードを3枚選んで墓地へ送る。
●5種類以上:お互いのデッキの上からカードを3枚墓地へ送る。
●8種類以上:お互いはそれぞれ除外されている自分のカードを3枚まで選んで墓地へ戻す。
●10種類以上:お互いの手札のカードを全て墓地へ送る。
インフェルノイド初の融合モンスター。
素材にしたモンスターの数により効果が追加されてゆき、10種以上融合した時の相手の損失は計り知れない。
自分の墓地も大量に肥えるので、このカードで勝負を決めるというより、後続への下準備向けとなるカードか。
普通の手段では到底10種融合は不可能なので≪煉獄の虚夢≫や≪チェーン・マテリアル≫で融合したい。
このカードの名も悪魔ではなく、スペイン語で「大地」を意味する「tierra」という単語である。
同名の人工生命プログラムからきているのでは、という説が濃厚。
≪クリフォート・ツール≫のフレーバーテキストの一部にその名を見ることが出来る。
魔法・罠
インフェルノイド関連の魔法・罠は「煉獄」の名を持つ。
カード名の一部は造語ないし当て字になってるので、変換・検索するときなどに気を付けよう。
煉獄の氾爛
フィールド魔法
(1):自分スタンバイフェイズにこの効果を発動できる。
自分フィールドに「インフェルノイドトークン」(悪魔族・炎・星1・攻/守0)1体を特殊召喚する。
(2):「インフェルノイド」モンスターを自身の方法で特殊召喚する場合、
自分フィールドからも「インフェルノイド」モンスターを除外できる。
(3):自分フィールドのレベルが一番高い「インフェルノイド」モンスター以外の
自分の「インフェルノイド」モンスターを、 相手は攻撃対象にできず、効果の対象にもできない。
専用フィールド魔法。インフェルノイドのコストを軽減する効果だが、即効性が無く、不安定。
ノーコストで毎ターントークンを生成する能力から、まれに【帝】などのアドバンス召喚デッキに入ってたりする。
殻醒する煉獄
永続罠
(1):自分スタンバイフェイズ毎にこの効果を発動できる。
デッキから「インフェルノイド」モンスターを2体まで墓地へ送る。
(2):自分フィールドに「インフェルノイド」モンスター以外のモンスターが存在する場合に
このカードは墓地へ送られる。
毎ターン≪おろかな埋葬≫2枚分の働きをできるぞ!
…というデザインなのだろうが効果の発動が遅く、しかも「インフェルノイド」以外のモンスターがいると
自壊するデメリットがキツイ。とはいえ、頑張って維持すれば得られる恩恵はかなりデカい。
煉獄の死徒
速攻魔法
(1):自分フィールドの「インフェルノイド」モンスター1体を対象として発動できる。
このターン、その自分のモンスターは相手の効果を受けない。
(2):自分フィールドの「インフェルノイド」モンスターが効果で破壊される場合、
その破壊されるモンスター1体の代わりに墓地のこのカードを除外できる。
非常に優秀な防御カード。(1)の効果は「効果を受けない」という強力な耐性を付与する。
(2)の効果は墓地から発揮される破壊代替効果。チェーンブロックを作らないのでタイミングを問わない。
無差別にデッキを墓地へ送ることの多い【インフェルノイド】では便利な効果。
通常罠
(1):手札から「インフェルノイド」モンスター1体を召喚条件を無視して特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果はターン終了時まで無効化される。
専用の特殊召喚カード。
自壊や攻撃制限が付くこともなく、効果もターンが回れば使えるので比較的使いやすい部類。
永続罠
「遡洸する煉獄」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):相手スタンバイフェイズ毎に、
自分の墓地の「インフェルノイド」モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。
そのモンスターを手札に加える。
(2):自分スタンバイフェイズ毎に、
除外されている自分の「インフェルノイド」モンスター1体を対象としてこの効果を発動できる。
そのモンスターを墓地に戻す。
(3):自分フィールドに「インフェルノイド」モンスター以外のモンスターが存在する場合に
このカードは墓地へ送られる。
「インフェルノイド」の墓地リソースを回復できる永続罠。
(1)の効果で墓地へ落とした下級インフェルノイドを回収したり、毎ターン≪煉獄の消華≫のコストを確保できる。
≪殻醒する煉獄≫と同じデメリットを持つが、こちらも効果を十分発揮できれば、得られるアドバンテージは大きい。
永続魔法
「煉獄の消華」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨ててこの効果を発動できる。
デッキから「煉獄の消華」以外の「煉獄」魔法・罠カード1枚を手札に加える。
このターン、自分は「インフェルノイド」モンスター以外のモンスターを召喚・特殊召喚できない。
(2):自分の「インフェルノイド」モンスターが相手モンスターと戦闘を行ったダメージ計算後に、
魔法&罠ゾーンの表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。
その戦闘を行ったお互いのモンスターを除外する。
「煉獄」魔法・罠のサーチカード。
手札コストを要するものの、墓地から特殊召喚できる上級インフェルノイドを切れば大して気にならない。
≪無の煉獄≫≪煉獄の落とし穴≫など、「インフェルノイド」と無関係なカードもサーチできたりする。
(2)の効果は、場のインフェルノイドに≪異次元の女戦士≫のような効果を持たせる。
厄介な相手モンスターをみちづれにできる強力な除去効果。相手からの攻撃もいくらか牽制できるだろう。
永続魔法
(1):自分フィールドの元々のレベルが2以上の「インフェルノイド」モンスターは、
レベルが1になり、相手に与える戦闘ダメージは半分になる。
(2):表側表示のこのカードを墓地へ送って発動できる。 自分の手札・フィールドから、
「インフェルノイド」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
エクストラデッキから特殊召喚されたモンスターが相手フィールドにのみ存在する場合、
自分のデッキのモンスターを6体まで融合素材とする事ができる。
「クラッシュ・オブ・リベリオン」に収録。
現状では、≪インフェルノイド・ティエラ≫の専用融合カード。
インフェルノイドの2大ネックであるレベル制限を(1)で無視し、安定した墓地の供給を(2)で叶えるカード。
特に(2)の効果は、専用の「未来融合-フューチャー・フュージョン」といえる効果。
しかし、≪影依融合≫と近い(むしろあちらより厳しい)条件があるので、この効果に頼り切るのは危険。
こちらのデッキが分かっている時点で警戒され、エクストラデッキのモンスターを処理されることも考えられる。
10種融合は「可能なら狙う」位のつもりで、(1)の効果をメインに運用すべきか。
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関連項目
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