ウィンディゴ(クトゥルフ神話)とは、クトゥルフ神話における種族の名前である。
概要
ウィンディゴ(Wendigo)は寒冷な北の地方で旧支配者〈風に乗りて歩むもの〉イタクァ(Ithaqua)を崇拝している奉仕種族である。
ときにイタクァの化身であるとされることもあるが。
別名〈凍てつく荒野の獰猛な獣〉。
伝承や作品によって鹿のような姿の怪異とも雪男らしき者とも表現されるウィンディゴだが、クトゥルフでは獰猛な種族であり、心臓を破壊されない限りは不死の存在とされている。イタクァとともに空中を歩くそうだ。
その姿はときにひづめのある脚、もしくは足のない亜人間の姿をしている。彼らは人間を好物としており常に獲物を探しているといわれているが別にコケや菌類、蛙を食べて生活をしていることもあるという。
ウィンディゴは仲間を増やす際に猟師や漁師を捕えてイタクァに捧げることで新たなウィンディゴを産み出すといわれ、そうして生まれた元人間のウィンディゴは最初のうちは人間の外見を保っていながら獰猛な性格に変化し、最終的にはウェンディゴに変身するという。それをウェンディゴ症と呼んでおり治療方法は見つかっていない。
ウィンディゴ同士は仲が悪く、イタクァの影響下以外ではお互いに殺し合うのだといわれている。
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