ウェントスとは、スーパーロボット大戦Dに登場するキャラクターである。
概要
スパロボDにてグラキエースらと同じくルイーナの幹部メリオルエッセの最初に生まれた一人、そして彼らに取って最も重要な役割を担うメリオルエッセ。名前の由来はラテン語で『風』を意味する。
彼に与えられた役割とは知的生命体の持つ負の感情の波動をエネルギーに変換し、破滅の王ことペルフェクティオへと送り込むこと。しかしそれ故に彼は他のメリオルエッセより人間の感情を深く理解、そしてクリアーナ・リムスカヤと心を通わすことが出来た。
スパロボDではリムルートにて、第2次OGではグラキエース共々仲間になる。
以下ネタバレにつき反転。
『第2次OG59話「デザイア」にて、ペルフェクティオの本体が現れるのを未然に防ぐ為、クロスゲートへと一人飛び込み、リムのもう一つの人格、クリスと共に『向こう側』へと消える。
第2次OGではラ・ギアスのユニット以外で唯一の永久退場である。改造に費やした資金は離脱時に一応全額払い戻されるが、経験値やPPが戻ってこない事を考えると・・・』
以上、ネタバレ終わり。
性格、嗜好
他のメリオルエッセと違い、破滅を導く存在にもかかわらず、破滅を望まない性格。それによりルイーナ達からは失敗作と呼ばれ、破滅の王へのエネルギー変換の役目を帯び、風の様に消えゆくことを望んでいた。
しかし、前述のリムとの共感でルイーナから自軍へと加わる。
仲間になってからはリムや仲間達と共に戦い、嘗ての同胞たちと戦う。
因みに苦いものを好むらしく、スーパーマイルドとは言えとてつもなく苦いクスハ汁を嬉しそうに飲んでいた。
搭乗機『ストゥディウム』
彼の駆る人型機動兵器。
ドラゴン型への変形機構を持ち、高い運動性を有するリアル系ロボット。
もっともゲーム中では変形機能は無く、戦闘アニメの演出でのみ変形描写を見られる。
スパロボDでは唯一武装名がなぜか英語表記だったが、第2次OGでラテン語表記に変更された。
特に第2次OGの場合は同じ「風」がモチーフの機体故か、「風」の魔装機神サイバスターとは相性が抜群に良い。
スペック
形式番号 | 不明 |
全長 | 27.6m(※) |
重量 | 89.8t(※) |
登場人員 | 1人 |
移動タイプ | 空・陸 |
装甲材質 | 実体化させた、負の感情エネルギー |
動力源 | レース・アルカーナ |
開発元 | ルイーナ |
パイロット | ウェントス |
※第2次OGの場合。
武装・必殺技
- ワイバーンショット / ラピドゥス・ラディウス
両腕の先端からビーム砲を発射する兵装。特に「第2次OG」の場合は、ウェントスのエースボーナス(射程+1)と相まってヘタな射撃武器よりも長距離まで攻撃が可能なのが強み。 - ワイバーンバンカー / ドラコ・クラーウィス
ワイバーン形態へ変形し突貫、エネルギーを収束して形成したパイルバンカーで貫く。
無消費の格闘武器の中では射程も長く、第2次OGではコンビネーション攻撃にも対応。 - ワイバーンシザーズ / ドラコ・フォルフェクス
ストゥディウムの最強武器。通常の格闘武器とMAP兵器で、同名の武器が2つ存在(最強武器は前者)。
ワイバーン形態の機動力を最大限に発揮し、両腕の剣やホーミングレーザーを用いた瞬速の連続攻撃を叩き込む。最後は人型形態へ戻り、両腕の大型化したビームソードをハサミのように交差させ斬り裂く。
彼の扱い
D時代ははっきり言って悪い。
例に上げると、
- 彼が仲間になる=D屈指の人気キャラたるグラキエースの死亡が確定。
- グラキエースが仲間になるルートでは名前のみ。
- 顔グラが不評。
- 他のメリオルエッセの技がラテン語なのに何故か英語表記。
- リムルートでも敵にならないばかりかそれ故に出番が少なく、印象に残りにくい。
- 仲間になっても顔グラに変化なし。
- 穏やか性格故にやっぱり影が薄い。
と、例を上げることに事欠かない位扱いが悪い。
しかし第2次OGでは、
と、以前の不評点も大幅に改善され、ユーザーからもある程度は受け入れられた模様。
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関連コミュニティ
関連項目
- 第2次スーパーロボット大戦OG
- スーパーロボット大戦D
- ジョシュア・ラドクリフ
- クリアーナ・リムスカヤ
- メリオルエッセ
- グラキエース
- ペルフェクティオ
- サイバスター
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