以下、「ULTRA N PROJECT」関連および他作品に関する重大なネタバレ有り。 |
ウルトラマンノアとはテレビシリーズ「ウルトラマンネクサス」や映画「ULTRAMAN」と同じ「ULTRA N PROJECT」の一つを担うヒーローであり、プロジェクトの始まりと終わりを司るウルトラ戦士である。
ノアとは?
ULTRA N PROJECTにおける彼のテーマは「NOA NOSTALGIA (魂の原点回帰)」。
メディア展開は、幼児・児童向け雑誌であるテレビマガジン、てれびくんにての雑誌連載が中心だった。雑誌連載時のタイトルは「バトルオブドリームNOA」。元々、雑誌展開やショーでのプロモ活動を主体に活躍するウルトラマンである為、意図的にアクションする事を無視した造詣が為されている。
全身が銀色のアーマーのような外骨格に覆われ、最大の特徴である「ノアイージス」と呼ばれる翼が生えている。近年ではアクションショーにも出演しているが、その際は翼を外している閉じていることが多い。
ノアの存在
背中の伸縮自在な翼「ノアイージス」に集積したディメンショナルエナジーの放出により時空を超越する事が出来る(ディメンショナルノア)。胸に赤く輝く「エナジーコア」は点滅によりエネルギーの減少を知らせる。常に眩い銀色の光を纏って出現。神業とも言える奇跡の技を繰り出す、謎と神秘のベールに包まれた存在。
時空を超えて様々な時空を行き来し、その過程でM78星雲のある時空も訪れておりウルトラ戦士達のピンチを超人的なパワーで救った。この為ウルトラ戦士達の間でも存在が知られておりウルトラマンキング同様に伝説の戦士と称されている。他の宇宙でも色々活躍したようで、アナザースペースにはノアを模した石像が鎮座している遺跡も存在する。
ちなみにウルトラマン・ザ・ネクストとウルトラマンネクサスと同一人物であり、前二形態はノアが完全な力を取り戻すまでの言わば中間形態である。CVはザ・ネクストの際は田中秀幸氏(ゾフィーも担当している)、ネクサス→ノアは増谷康紀氏が担当している。
ノアの人物像
近年のウルトラ戦士に比べてとにかく喋らない。この点で初代ウルトラマンが持っていた神秘性を未だ持ち続けている不思議な存在である。
正体はおろか出身すら不明であり、一体いつの時代から存在しているのかすら正確に分かっていない。ただし、行動は一貫して「全宇宙の平和を守る」ということに帰結しており宇宙の危機に立ち向かう戦士達が死力を尽くして最後の最後まで諦めずに悪と戦う意思を示した時に戦士の前に姿を現し、悪を打ち砕く力をもたらす。
ザ・ワンの発言から、ノアも人間を乗っ取り地球の環境に適応する事も可能だったが真木自身の命を尊重しダークザギ戦後の消耗状態からさらに力が削られていく「不完全な形での融合状態」で戦う事を貫いた。ザ・ワンとの戦いで唯一声を発したがそれも真木を心配する言葉だった。
またネクサスに移行した後もデュナミスト達に積極的に戦う事を促していたが、力を使う度にきちんと回復させ肉体に限界が近付くと彼らを完全に回復させた上で離れる(ネクサス最終回にて姫矢や燐が日常生活に戻っており、真木も平和な生活に戻っている事が作中会話の中に出てくる)などアフターケアもバッチリとやる。
かなりの不言実行タイプと言える。 ただし何もせずにノアの力をアテにしようとする人達には厳しいようである(ウルトラマンゼロ THE MOVIE参照)。
ノアの能力
- 身長:50メートル(ノアイージスを含めると55メートル)
- 体重:5万5千トン
- 年齢:35万歳以上
- 出身:不明
- 種族:不明(そもそも生命体かどうか不明)
- 攻撃力:ウルトラ戦士達が苦戦した怪獣達を瞬時に焼き払う。
- 守備力:ダークザギの打撃に対して無傷。
- 素早さ:並みの奴では反応すら不可能。そして勢い余って時空を超える。
ライトニング・ノア
七色の光を放つ超必殺光線。地球の地上から大気圏外まで威力を劣化させずに届かせることが出来る。
バトル・オブ・ドリームNOAではウルトラ戦士達が怪獣相手に苦戦する中、この技を放ちまくり怪獣を一掃した。
ネクサス最終回で大気圏外に吹っ飛ばしたダークザギに向かって放ち、木っ端微塵に消し飛ばした。
余談だが放つ際に取るポーズはネクサスのゲームが初出である。
ノア・インフェルノ
拳に1兆度の炎を纏って殴る。要はゼットンと同じ炎でパンチ。
これがノアの通常技という時点で色々間違っている。
ネクサスの最終回では、このパンチ一発でダークザギを大気圏外まで押し出した。
グラビティ・ノア
両手から超重圧の波動を放ち相手を押しつぶす。
中堅のウルトラマンと同程度の怪獣ならば一撃で粉砕。
ネクサスの最終回でダークザギが使ったグラビティ・ザギのノア版(とゆうかこっちが本家)。
シャイニング・ノア
体から凄まじい光を放ち相手を消滅させる技。
射程は周囲数百キロメートルに及ぶが怪獣のみを狙って攻撃出来る。
バトル・オブ・ドリームNOAではスペシウム光線にすら怯まない怪獣達を一発で消滅させた。
・その他の必殺技
ノア・スパーク
両腕をスパークさせて同時に光の刃を放つ。
ネクサス最終回でダークザギに両腕をぶつけた時に零距離で使用。
映像では分かりづらいかもしれないが、ザギへの接触時に光が爆散した後ノアの腕が放電しているのが分かる。
ノア・サンダーボルト
ノアイージス左右の先端から放電。それが交差し強烈な雷状の電撃を放つ。
ノア・ブリザード
絶対零度のブリザードで相手を永久氷壁に閉じ込める。
ノア・シュート
右手から強力弾を打ち込む。ネクサス最終回で使用されたザギ・シュートのノア版(だからこっちが本k)
ノア・ウェーブ
手から光を放ち、偽物の正体を暴く。仲間を呪縛から解放する。相手の傷を癒し体力を回復させる等の奇跡を起こす。
ウルトラマンゼロに施したのは、もしかするとこの技に近いものなのかもしれない。
ノア・リフレクション
敵が繰り出す光線技を反射して相手に撃ち返す。
ネクサス最終回でザギが使用したザギ・リフレクションのノア版(こっちがh)
ノア・ギャラクシー
特殊波動でアステロイドベルトの隕石群を操り集めて、相手にぶつける。
地球上で使われることを想定すると恐ろしい技である。
ノア・スルーアイ
両目から特殊光線を発し、不可視のものを可視化させる。
ノア・パンチ
超重力波動を放ちながら繰り出すパンチ。
要はグラビティ・ノアを直接ぶつけられる恐怖の拳である。
ノア・キック
超重力波動を放ちながら繰り出すキック。
能力自体はノア・パンチのキック版と思われる。
ノア・エルボー
超高速の肘打ちを決める。
ノアにしては珍しく地味な技だが、何か能力を仕込んでいるかもしれない。
あるいは雑魚相手にはこれで十分ということなのかもしれない。
・ノア3大究極技
ノア・ザ・ファイナル
ノア3大究極技の1つ。
自身の全エネルギーと引き替えに次元の狭間に相手を封印するノアが持つ最後の技。
バトル・オブ・ドリームNOAにおいてダークザギとの決着が付かず膠着状態を打開する為に使用。
自分もろともM78星雲の存在する宇宙からネクサスの宇宙へザギを連れ戻した。
ザギはノアイージスに当たる器官が無い為、この技を防ぐことも、これに当たる技を使用する事も出来なかった。
これによりノアとザギはお互いに大ダメージを受け、ザギは暫く自発的な破壊活動が不可能となり、ノアは元の力を取り戻しつつ戦う為にザ・ネクスト→ネクサスと形態変化を続けることとなった
ディメンション・ノア
ノア3大究極技の1つ。
ノアイージスから発するディメンショナルエナジーで時空を超える。
この能力であらゆる次元の世界に姿を現す事が出来る。
この為、様々な次元の宇宙でノアの存在が神話的な形で語り継がれている。
ちなみに時空を超えるにはウルトラの星の全員の力を持ってしても一人しか送る事が出来ない。
ノアの無茶苦茶さがうかがえる技の一つでもある。
ウルティメイト・ノア
ノア3大究極技の1つ。
ノアイージスに蓄えられた莫大なウルティメイトエネルギーを全解放する…らしい。
使用された記録も無く、何が起こるのかもさっぱり分からない。
これが使われるときは、いよいよ全宇宙滅亡の危機なんじゃないだろうか。
ちなみにこれら以外にもまだ色々できる事があるらしい。
関連動画
全ての始まり。 | 良く分かるノアさんの時系列。 |
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関連項目
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