ウルトラマン症候群(うるとらまんしょうこうぐん、英:Ultraman Syndrome)とは、平和ボケの一つの形態である。
概要
一般に知られるようになったのは、横江公美(東洋大学国際政治学部教授)が、2017年10月12日毎日新聞紙上で、「平和ボケとウルトラマン症候群」というタイトルで、寄稿したものによる。
この中で、横江氏は、現在の北朝鮮への対応として、ウルトラマン症候群について触れる。いわく、その中身は、「本当に困ると最後には正義の味方が現れると信じること」であり、「これに侵されているかどうかは、トランプ米大統領やマティス国防長官の発言に対する心の声でわかる」という。「『軍事オプションも机の上だ』と聞いた時に、ほっとする気持ちがほんの少しでも表れれば、すでに『ウルトラマン』登場への期待感が脳内に浸透していると考えられる。『きっとアメリカなら完璧な攻撃能力があるのではないか』と希望を抱く」と解説する[1] 。
SNS上での反応
「ウルトラマン」という国民的人気タイトルで例えたことにより、ウルトラマンファンから多くの反応が得られている。
ウルトラマン『小さな英雄』でウルトラマン自身がウルトラマンに頼ろうとするイデ隊員に叱責しているし、後の作品でも『ウルトラマンは人間が最大限努力した時にしか力を貸さない』と言っている。ウルトラマンを知りもしないくせに勝手に語るな [2]
ウルトラマンに限らずヒーローは待ってるだけの人間に手を差し伸べたりなんかしない。最後まで諦めない気持ちが彼らの存在を生み出し、彼らを突き動かすんだ。こんな単純なことも分かりもしないのに教授なんて威張り散らしてんじゃないよ。何のための学力で何のための地位なんだよ全く [3]
日本だって強化服で戦うゴレンジャーなど戦隊物を始め、武装した範囲の力で戦うヒーローが圧倒的多数です。 その国のヒーロー観が安全保障観に繁栄されている、または安全保障観がヒーロー像を作り上げた、という論理は基本的に成立していないと思われます。 [4]
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関連項目
脚注
- *平和ボケとウルトラマン症候群=東洋大学国際学部教授・横江公美
- *通りすがりのラブライバー @lPuIPZylgXRMp4M 2017年10月13日午前9時58分の投稿
- *とさかセンパイ! @tosaka1000 2017年10月13日午前8時44分の投稿
- *通りすがりのラブライバー @lPuIPZylgXRMp4M 2017年10月13日午前9時58分の投稿
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