エフフォーリア単語

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エフフォーリア
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掲示板へ

- EFFORIA -
時代の継承

シンボリクリスエス以来の3歳での天皇賞(秋)有馬記念制覇。
に続きGIジョッキーとなった上と共に、新たな時代を創っていく。

JRAヒーロー列伝 No.91 エフフォーリアexit

エフフォーリア

共同通信杯勝利したエフフォーリア

エフフォーリア(Efforia)とは、2018年生まれの日本競走馬である。

名の意味はギリシャ語で「強い幸福感」。「多幸感」とも訳され、英語における同義"Euphoria (ユーフォリア)"のにあたる。

な勝ち
2021年:皐月賞(GI)天皇賞(秋)(GI)有馬記念(GI),共同通信杯(GIII)

概要

エフフォーリア
Efforia
生年 2018年3月10日
サラブレッド
性・毛色 鹿毛
生産 日本JPN
生産者 ノーザンファーム
(北海道町)
馬主 (有)キャロットファーム
調教師 鹿戸雄一(美)
騎手 横山武史
戦績 11戦6勝[6-1-0-4]
獲得賞 7億3663万6000円
受賞歴
JRA賞
最優秀3歳(2021)
年度代表馬(2021)
競走馬テンプレート

エピファネイアケイティーズハートハーツクライという血統。

GⅠ4勝のシンボリクリスエスGⅠ2勝のシーザリオGⅠ同士を両に持つ良血で、気性難を抱えながら時折高いスペックを見せつけ最終的にGⅠ2勝を挙げた。種牡馬としても相変わらずムラっけがしいのか、初年度産駒から三冠デアリングタクトを送り出す一方で、当たり外れが大きい所謂「ホームラン」の種牡馬として注を集めている。エフフォーリアはその2世産駒にあたる。
ダートで3勝を挙げたで、近にはヒシアマゾンアドマイヤムーンがいる。(詳しくは血統の項)
競走馬として、かのディープインパクト内で一土を付けたことで知られるで、その後種牡馬としても実績を挙げ続けた。(2020年引退済み)

圧 倒 的 多 幸 感

誕生~入厩前

2018年3月10日に名門ノーザンファームにて生を受ける。上記の通りは競走成績こそ振るわないながらも、近に活躍が見られるそれなりの良血ではあったが、

などこれらの事情もあってか、キャロットファームでの募集価格は「1口7万円×400口」の総額2800万円。総額1億えもしくない同クラブの中としてはかなり安めの価格で募集をかけられた。
加えてトモ(後肢)を始めとした発達の悪さや、運動を行う度に疝痛を起こすほどの体質の弱さなども問題視されて、イヤリング(1歳育成牧場)での評価は「血統は良いが緩い」、クラブ代表からに至っては「(当時の)印象がね、ないんですよexit」と回顧文で言われるほど、パッとしないポジションが定着してしまう。

結果、ノーザンファーム空港牧場(2歳育成牧場)時代に同厩(C-1)だったダノンザキッドや上記のオーソクレースとは対照的に、POGや雑誌はおろか生産・クラブ関係者にすら全く注されないまま入厩までの時を過ごすことになる。

2歳(2020年)

ともあれイアリング・空港牧場での育成を経て、スクリーンヒーローで知られる美鹿戸雄一厩舎に入厩。長いで成長を見つつ新馬戦処を決めることに。トモの問題から、坂がく走らせやすい札幌、ストライドの大きい体から長い距離が良いだろうということで、8月23日札幌2000m新馬戦デビューとなった。

それまで全くスポットの当たっていなかったこのであるが、デビュー前に見せた調教の良さや、上を担当することになった横山武史ジョッキーの騒ぎ具合から少し評判が立ち始めており(詳しくは"騎手との縁"の項を参照)、当日はおっかなびっくり単勝オッズ1.4倍の圧倒的1番人気に支持されることに。

肝心のデビュー初戦は、危なげなく中団から直線で々と先頭に立ち押し切る正攻法の競馬勝利を収める。武史騎手も「どれだけ活躍するか楽しみ」「が良すぎる」とますます期待を寄せた。
もちろんこんなに都合よく話が進む訳もなく、直後にエフフォーリアは体調を崩してダウン。幼少期から問題になっていた「非常に疲れが残りやすく消耗がしい(=極めて体質が弱い)」という弱点が浮き彫りになったのである。これ以降、営は体質の強化に念頭を置いて緩やかな出走計画を組むことに。

一旦外厩先のノーザンファーム栄へ放牧に出して再調整。2走にはOPレースSなども案に挙がったが、最終的に11月1勝クラス百日草特別を選択。レースでは自身と同様に新馬戦を快勝したヴェイルネビュラがいたため2番人気に。本番ではやや引っかかりながら前走と同様に中団の外を進む。4群が一団となった場面で一度は前を塞がれたが、直線半ばで前がいたところを突っ込んで凄まじいキレ味で抜け出し、1+1/4身差をつけ勝利する。

この活躍を受けて、年末のGⅠホープフルステークスへの出走を検討する栄から挙がったが、体質の面でこれを見送り放牧に出されることに。[4]かつての同厩ダノンザキッドが他の同期と火を散らして敗の2歳中距離チャンピオンく一方で、エフフォーリアは1勝クラスを勝ったばかりでまだ世間にも認知されておらず、表舞台に立つ事もなくひっそりと2歳のキャリアを終える事となった。もっとも、百日草特別のパフォ-マンスざとい一部の競馬ファンからはかなりの注を集めていたが。

3歳(2021年) 春

共同通信杯

年明けて3歳。2歳時に理をさせずにローテに間隔を持たせた恩恵か、貧弱だったエフフォーリアの体は徐々に良化。ネックであった体質面も未だ弱い面があったものの、疝痛を起こして調教が出来なくなるようなことは減っていった。これを好機と見た営は京成杯と両睨みの末に、2月GⅢ共同通信杯へ出走を決定。
朝日杯フューチュリティステークス2着のステラヴェローチェ、後にスプリングステークスを制するヴィクティファルス、新馬戦で強い勝ち方をしてきた良血シャフリヤールなど好メンバーい、2戦2勝で3ヶぶり出走のエフフォーリアは4番人気にとどまった。しかし中はスローながら4番手でしっかりと折り合い、直線から一気に突き抜け2身半差の圧勝。武史騎手GⅠかと見紛うガッツポーズ鹿戸師も「完璧」と絶賛する走りで一躍クラシック戦線の有補となった。

皐月賞

共同通信杯勝利によって、存分に余裕を持った状態で迎える事が出来たGⅠ皐月賞
弥生賞で土がついたとはいえ、未だに人気の根強いダノンザキッドに続く2番人気に支持され、奇しくも隣り合う47番からの出走となった。

前日の大嵐からの回復途上で稍重の馬場だったが構わずインに進路を取り、ダノンザキッドを見る4番手に落ち着く。スタート1000m603の淡々とした流れの中で、ダノンザキッドアサマノイタズラが出たり入ったりの乱ペースの中じっと待ち、4で一仕掛けを遅らせ内から抜け出すと、ほとんど同じ位置から抜けてきたタイトルホルダーとは段違いの手応えで伸び、1番人気ダノンザキッドは直線でズルズルと沈み撃沈。最内を突いてきたステラヴェローチェや後方からやってきた追い込み勢も突き放す一方。結果、2着に3身差をつける圧勝で史上19頭敗の皐月賞となった。

青嶋達也「先頭エフフォーリア、騎手横山武史とエフフォーリアが先頭だ(中略)だが、抜けた。エフフォーリア、騎手横山武史クラシック制覇!!!
エフフォーリアァァ!!!

第81回 GI皐月賞exit 実況より

武史騎手デビュー5年で念願のGⅠ勝利。検量室に戻る中も喜びを全身で表し、インタビューでは開口一番「最高です!」とを弾ませた。かたや鹿戸師も開厩1年に管理したスクリーンヒーロー以来のGⅠ勝利、と営を湧きに沸かせる大戦果を掴み取った。

皐月賞で3身差以上をつけたのはかの三冠馬オルフェーヴル以来であり、中山に絞ればこれまた三冠馬ナリタブライアン以来のこと。血統からしてもエピファネイア菊花賞JCを制しているため距離延長の不安も少なく、「去年に続き無敗の三冠馬誕生なるか?」という期待も背負うことになった。

日本ダービー

次戦のGⅠ東京優駿(日本ダービー)では、内有利とされるなか11番の絶好を勝ち取る。更に桜花賞2着からウオツカ以来14年ぶりのによるダービー制覇を狙う2番人気サトノレイナスや、毎日杯レコード2着3番人気グレートマジシャンなどの有ライバルは軒並み外行き。前走での圧勝もあって、こうなると下評ではもはや一強状態に。最終的には1番人気単勝1.7倍と、圧倒的な支持の中でレースを迎えることに。

しかしレース本番ではパドックの段階から落ち着かない様子を見せるエフフォーリア。ゲート前で大量発もしており不安に思う観客もいる中、スタートが切られるとNHKマイルカップからやってきたバスラットレオンが大外から一気に先頭に立ち、前半60台のスローペースで展開は進んだ。こうなるとエフフォーリアは群で各からキツいマークを受けることになり、若干掛かり気味で中盤まで囲まれたが、武豊のディープモンスターとアドマイヤハダルスローと見て一気に捲ってくると、先行していたサトノレイナスが外から被せられるのを嫌い仕掛け始める。結果、上がり5ハロンラップヴィクトリアマイルラップとほぼ同じという究極の上り勝負となり、そんな中エフフォーリアは何とか先行好位置についてチャンスを狙い、最終直線に入ってからブロックしようとしてきたタイトルホルダーをすんでの所で躱して馬場ん中へ躍り出ると、外にヨレながらもその勢いのまま一気に先頭へと抜け出した。

「これは皐月賞再現!二冠は貰った!!」「最年少ダービージョッキーの誕生か!?」と思われた、その時であった。外にヨレて行ったエフフォーリアに後方から群を割って伸びるステラヴェローチェではない…グレートマジシャンでもない…だが以前どこかで見たすごい勢いで内から突っ込んできた!

1番のエフフォーリアが先頭!
そして内側から10番のシャフリヤール福永祐一がやってきたーッ!!!

シャフリヤァーーーール!!!!

ッそれともエフフォーリアか、シャフリヤールかァ!!!

この2頭!!!

フジテレビ 福原直英アナウンサー

その共同通信杯で3着に破り、4番人気に収まっていたシャフリヤールであった。あの敗戦後、彼らは皐月賞への出走を諦めて毎日杯に向かいグレートマジシャンを撃破。レコードを引っ提げ、逆襲せんとその勢いのままダービーに乗り込んできたのである。

エフフォーリアをマークしていたところ4コーナーグレートマジシャンに外から被せられ前が壁絶体絶命ピンチに陥りながらも群をこじ開け、外にヨレていたエフフォーリアの内掛けて凄まじい勢いで猛追するシャフリヤールアナウンサーがこのまま差し切るかと思わせる勢いを見てシャフリヤール名前を叫んだ直後、外にヨレていたエフフォーリアは一躱されながらも外の方から一気にシャフリヤールへと体を併せに行き、再び再加速して差し返しに行く。そして2頭ってレース中最速の上がり3F33.4で抜け出し、ゴール実況が「どっちだーーー!?」と叫ぶほどにって通過。タイム2:22:5[5]。文句なしのレコード更新であった。

後続からもステラヴェローチェが後方からこれまた上がり最速の33.4グレートマジシャンサトノレイナス叩き合いを繰り広げる中3着に突っ込むなど甲付け難いなだれ込みを見せ、掲示板写真判定の表示が3つも並ぶとんでもないレース結果となった。1着争いの大接戦の結果はハナ差。エフフォーリアは約10cmの違いで僅かに届かず、2着と敗れた。[6]シャフリヤールハナ差のエフフォーリアも当然レコードタイムで駆け抜けたわけなのだが……。しかも、シャフリヤール調教師である藤原師やその上である福永騎手も「自分(福永)は下手に乗った。横山武史騎手が一番上手く乗っていた」と言っているのである。そこまでしても勝てない事があるところが競馬の難しいところであり、魅でもあり、そして「最も運のあるが勝つ」と言われる日本ダービーであるのだ。

2着に惜敗したエフフォーリアの上、横山武史騎手はそのあまりの悔しさからレースし、半年後のインタビューまで日本ダービーリプレイを見れず、その強トラウマしばらくの間は何をしていてもダービーで内から躱された間に感じたことがふとした間にフラッシュバックしてきたという。

3歳(2021年) 秋

天皇賞(秋)

惜敗の悔しさもまだまだ残る中、7月中旬頃に調教師オーナー栄場長で協議。
「(血統的に距離が持たないわけではないが、)阪神3000mよりどのみち古と戦わなければならないのだから、東京2000mに向かうほうがいいだろう[7]」「(の間にはまだ)何回も使えるではない[8]」という結論になり、ローテは菊花賞には向かわずGI天皇賞(秋)GI有馬記念の2戦に決定。まず天皇賞(秋)に向かうことに。

天皇賞(秋)では、大阪杯辱を果たさんとばかりに出走してきた何としてでも年内引退を前に古GⅠを獲りたい三冠馬コントレイルと、3階級制覇をす短距離統一女王グランアレグリアの2頭を始めとして、天皇賞春連覇を狙うワールドプレミアや、重賞勝利ながらもGIで好走し続けてきた善戦ガールカレンブーケドール、四連勝中のヒシイグアスといった相応の面子が出うことに。

前評判はコントレイルが1番人気(単勝2.5倍)、グランアレグリアが2番人気(2.8倍)となった。一方エフフォーリアはそれに続く3番人気(3.4倍)と拮抗、4番人気以下は2桁オッズであり、この3頭のみ頭一つ抜けたまさに三強対決の様相を呈していた。

しかし下評では圧倒的にコントレイルが有利であり、ダービーレコードで2着という実績こそあったもののこれまでに3歳で秋天を制したのはエフフォーリアのシンボリクリスエス以来19年もおらず、それまでにアドマイヤムーンディープスカイフェノーメノイスラボニータサートゥルナーリアと、クラシックを幾つも制してきた錚々たる3歳達が挑みながらも古相手に尽く跳ね返され続けており、3歳では古には勝てない、ましてやレコードとはいえダービーは2着に敗れており、番・番共に過去10年連対すらゼロという魔のと言われた5番に入ったのでは……。しかも一番人気大阪杯こそ不良馬場で敗れたとはいえ腐っても三冠馬コントレイルであり、宝塚記念を回避してまでここを狙ってきたこと[9]もあってか、他のたちも抜けた実績はく、エフフォーリアも押し出された感じの3番人気であり、どうにもめられている感じは拭えなかった。

こうした雰囲気の中、小雨が降るも良馬場で迎えた本番。好スタートを決めたエフフォーリアは、先行策をとったグランアレグリアを見るように中団前の位置を確保。背後からコントレイルに睨まれ続けるポジション[10]ではあったものの、スローペースから直線で外から追い出されると徐々に進出。

この時、横山武史騎手日本ダービーで追い出しが速かったために内からシャフリヤールハナ差で差し切られた苦い経験から、自身をマークしてきていたコントレイルが外に持ち出して仕掛け始めるのをギリギリまで待ち続け、残り1ハロン体を併せてきたグランアレグリアを抜き去ると、メンバー中最速の上がり3F33.0という恐ろしい末脚で迫り来るコントレイルと互どころかむしろリードを開いていく形で1身差の勝利を収めた。

この勝利によりエフフォーリアは3歳で秋天を制覇するという快挙を成し遂げた。3歳による秋天制覇は、1937年初代天皇にして菊花賞の制定以降天皇賞が古限定となったため長く続く者が現れなかったクリフジの全ハツピーマイト、そこから59年ぶりに秋天を制したバブルガムフェロー修工事のため中山で開催された際に制したシンボリクリスエスと、エフフォーリアの前は僅か3頭のみに留まる。そして、3歳に向けて再開放された1987年以降に東京競馬場で行われたものに限定すると、1996年バブルガムフェロー以来実に25年ぶり、エフフォーリアを含めてもたった2頭しか達成できていない。

しかも、前述した3頭はいずれもクラシックを勝てておらず、クラシックを制覇した上で秋天を3歳で制したのはエフフォーリアが日本競馬史上初となる快挙であった。

上の武史騎手ダービー人生で初めて悔し泣きして、天皇賞秋[11]人生で初めて嬉し泣きしました」り、1969年メジロタイヨウで制した祖横山富雄、そして2009年カンパニーで勝ったの典に続き、史上初となる子三代での天皇賞(秋)制覇を成し遂げた。

しかし良い事の後には悪いことも起きるもので、秋天レース後、エフフォーリアは厩舎から放牧先の天栄に向かう際に馬運車内で落鉄して蹄を負傷exit。治療にそれなりの時間を要した上、次走の本番はエクイロック[12]による接着装蹄での出走を余儀なくされるという割とシャレにならないアクシデントを挟みつつ、一応予定通りにGⅠ有馬記念へと出走することになった。

有馬記念

レース前の人気投票ではラストランを迎えるクロノジェネシスを抑え、史上最多得票数(26万742票)[13]1位に選出。秋天の前週に戦であった横山武史騎手を背に菊花賞になり、有馬記念からはその武史騎手横山和生騎手を新たな戦として迎えたタイトルホルダー神戸新聞杯を勝ちクラシック3冠で全て掲示板内に入ったステラヴェローチェともダービー以来の対決となった。

迎えた2021年12月26日の第66回有馬記念当日。エフフォーリアは単勝オッズ2.1倍、複勝オッズ1.1倍〜1.3倍という1番人気に推された。引退を迎えるクロノジェネシスも2番人気の単勝2.9倍と、これら2頭を中心に490億円を越える馬券が発売されていった。

レース本番では前述の通りあまり状態が良くなかったこともあってか、上は差しの競馬を選択。前半はクロノジェネシスマークする形で9番手ほどの中団につける。

ただ、ハナから飛ばすパンサラッサ[14]など先行するが多かったため、4コーナー付近までを溜める展開となり向こう正面からクロノジェネシス体を併せると、そのまま彼女ブロックする形で進路を取り、前に居たキセキの後ろについて位置を上げると大外から一気に捲って残り150m付近で先頭に立っていたタイトルホルダーを捉え先頭に躍り出た。最内を突いて経済コースをスルスルとやってきたディープボンドや、ブロックから抜け出したクロノジェネシス、大外からはステラヴェローチェらが食い下がるも、そこからさらに脚を伸ばしてゴールイン。見事ファンの期待に応え世代の頂点に立った。

皐月賞天皇賞(秋)有馬記念3歳で制したのはもちろん日本競馬史上初の快挙であり、1年で数々のビッグタイトルを掴み取ったエフフォーリアの活躍は2021年JRA賞でも高く評価され、ダービーで鎬を削ったシャフリヤールを差し置いて[15]満票で最優秀3歳、それだけには収まらず、この年日本で初めてBCフィリー&メアターフを制しエクリプス賞を受賞したほか海外G1を3勝したラヴズオンリーユーを抑え、年度代表馬にまで選出されることに。3歳による年度代表馬選出は2011年クラシック三冠となったオルフェーヴル以来10年ぶりとなる一大快挙でもあった。
所有するクラブオーナーに「印に残らない」とか言われたり、同期の他のにばかり注されていたりと、幼少期は全く気にもされていなかった彼であったが、2歳までの雌に3歳の台頭・惜敗からの再起を経て、今やもが認めるトップホースへと躍り出たのである。

騎手である横山武史騎手僕はまだ未熟で至らない部分がたくさんあるので、エフフォーリアとコンビが似合うくらいのジョッキーになるように頑張りたいexitり、管理する鹿戸師も自身のツイッター彼は名前の由来通り私に強い幸福感を与えてくれました。ありがとう。exitと感極まったコメントを述べている。

4歳(2022年) 春

大阪杯

疲労の抜け具合や今後の身体・体質面の成長を加味して「今年一年は内に専念する」「大阪杯から宝塚記念を経て、ならば秋古馬三冠を狙いたい[16]という方針の下、始動レースとしてGⅠ大阪杯を選択。

レース前、有の代表とされたのはここまで逃げで5連勝、更に金鯱賞レコード勝ちで勢いに乗る4歳ジャックドール。その他には去年の覇者レイパパレ有馬記念でも顔を合わせたアカイイトといった面々も挙げられていた。その中でエフフォーリアは、関西への初輸送や同レースでの関東所属の成績の悪さに一週前追い切りで未勝利に後れを取ってしまうといった不安が囁かれつつも、2000mは絶好の距離ということや、最終追い切り後の有馬記念よりは状態が良いという武史騎手の発言、そしてこれまでの実績も踏まえ、最終的には単勝1.5倍の1番人気に押されることに。

小雨が降る中で本番を迎えた大阪杯。開催の前日から現地入りしていたエフフォーリアには、営やファンが心配していた輸送での極端な痩せは見られるどころか、+6kgととても余裕を持った感じ。ダービーの時のようにパドックで掛かりまくって暴れる様子もない。物凄くゆったりとした感じですらある。
「これは輸送成功かな?」と何となく勝利ムードすら漂ってすらいた、……が、レース前になると観衆も彼の様子がおかしいことに気付く。気合を入れるはずの返し馬でもイマイチぎこちない動きを見せて、その後もボーっと周りのや人を見つめてあまり動こうとしていない。

これ落ち着いてるんじゃなくってまさか……

観客たちの不安と期待が入り混じる中、エフフォーリアは好スタートを切り、ジャックドールを意識していた上の横山武史騎手は他のジャックドールと戦った経験から、前に居なければ勝てないという判断の下で々に前に促したが、彼の強みである操縦性が妙に鈍い。気が付けばズルズルと中段後方の位置まで後退してしまう。不調を悟った武史騎手を括って有馬記念の様に中段から捲って行こうとするも、残り1000m辺りから促しても反応が悪く、いつもなら勢い良くズバッとまくっていく彼に全く動く姿勢が見られない。4コーナーがいよいよ迫り、ジョッキーがいくら促しても手応えが悪いまま。内で彼をマークしていた武豊騎手アリーヴォが彼の不調を察し、群の間を縫いながら捲っていくのに着いていくことすらできない。皐月賞天皇賞(秋)で繰り出した突き放すような末脚も、ダービー有馬記念の食い下がる勝負根性も一向に気配がなかった。

エフフォーリアはっ、エフフォーリアはっ!?
中団で揉まれている!中団で揉まれている!?エフフォーリア、ピンチー!!

カンテレ 吉原功兼アナウンサー

その様子は最終直線に入っても変わらず、ゴール前でポタジェレイパパレアリーヴォらが戦を繰り広げる中、見せ場も作れないままポタジェ9着に惨敗してしまった。

よくよく考えてみれば、営は輸送によって体重が少し減った状態で出ることを想定して仕上げているのであり[17]にも関わらず体重が+6kgと増えていることはあまり良い状態とは言えなかったのだ。

しかも、鹿戸師スタート前のゲート内で突進して顔を怪しており[18]、武史騎手からも「(今回は輸送で直前に乗れなかったので、)ピリッとさせる返し馬をしたが、既に動きが重くて(一週前追い切りの様に)メリハリがなかった」「の両だったせいか鳴きながらゲート入りしていた」とのことであり、営はこれらを総合して「初めての長距離輸送・競馬場ハイペースなどの複合的な要因が重なり今回の結果に繋がったのでは[19]」と結論付けた。

こうして2022年始動々、大接戦のダービーの時とは違った大敗を味わうことになったエフフォーリア。何だか気が抜けたようなメンタル面はともかく、不幸中の幸いと言うべきか身体の方に致命的な故障は見られなかったようで、栄に放牧に出しつつも、予定通り次走はGⅠ宝塚記念へ向かった。

宝塚記念

エフフォーリアが足踏みしている最中、宿敵のダービーシャフリヤールドバイシーマクラシックの大舞台日本ダービーとして史上初めて海外G1を制覇するという偉業を達成。菊花賞タイトルホルダー天皇賞(春)ディープボンドらを7身差で千切り捨て、史上初めて菊花賞天皇賞(春)逃げ切り勝ちするという偉業を達成するなど、共に世代の実明。ラシック三冠を分け合った3頭が古混合GIでそれぞれ勝利する史上初の快挙を達成していた。そんな彼らの中でもっ先に古に打ち勝ち、最優秀3歳年度代表馬の座を掴み取った彼の実だってこんなもんじゃないはずである。

阪神の地であのきと走りを取り戻してほしい――そんな人々の思いが反映されたのか、宝塚記念では彼は18万8525票の得票数でファン投票2位に選ばれた。同レースには、春天勝利し、ファン投票1位に選ばれたタイトルホルダーに、繋靭帯炎から復帰を果たした三冠デアリングタクト海外G1を制したパンサラッサや先述の大阪杯覇者ポタジェなど、錚々たるメンバーが集う。そんな中彼は単勝オッズ1番人気に支持され、まさに復活舞台は整っていた。

レースでは初めてのブリカー(左右の視界を遮る具)を着用し、24番から出走したエフフォーリア。中は中段待機を維持するが、パンサラッサタイトルホルダーが先頭をしく競い合った結果、最初の1000mが57.6というハイペースレースとなってしまう。さらに、復活を狙うデアリングタクトが彼のすぐ横についたため、群から抜け出せない苦しい状況に。

先頭はパンサラッサ
タイトルホルダーが差を詰めてくるぞ!

間を突いてヒシイグアス
さらにはどうか!
エフフォーリアはちょっと伸びないか――!

カンテレ 岡安譲アナウンサー

最後の直線ではタイトルホルダーが先頭に躍り出て、異次元スタミナから出る驚異的な二の足で他をさらに突き放す中、エフフォーリアは末脚こそ見せたものの後方過ぎて先頭集団に全く届かず、見せ場なく6着で敗戦。2戦連続で掲示板にすら載れなかった。上の横山武史レースペース過ぎてついていくのに精一杯だった。向こう正面の位置で脚を溜めるところがなかった」っており、トンデモハイペースレース展開に着いていけなかったのが敗因となったようだ。決して隣にいた同級生のおちゃんのメロディーレーンちゃんが気になって集中できなかったわけではない。

本来ならばハイペースになると差しが有利になるのが競馬セオリーだが、今回はパンサラッサタイトルホルダーが一切ペースを緩めなかったため、そもそも脚を溜められるような暇が生まれず、差しが逆に不利になるという現が発生。後方にいたの中で6着は実は結構頑った方なのだが、頑ったくらいだとファン満足できないのも事実だろう。前走の大阪杯も序盤のハイペースについていけなかったため、追走に問題があるのではないかとも摘されている。

なお、この敗戦でGIの1番人気2022年全滅の12連敗タイトルホルダーに世代最強の座を明け渡し、なんとも不本意な形で4歳を終える事となった。

ノーザンファーム栄での放牧を経て、前年記録づくめで制したGI天皇賞(秋)からの始動を予定していた[20]が、膝、トモ、球節など脚部各所の不調が善しないことから予定を白紙に戻し、ノーザンファーム空港牧場にて仕切り直しを図ることになった。

4歳(2022年)秋~5歳(2023年)春

有馬記念

長期休養明けに営が選択したのは直行での有馬記念。昨年勝ったレースを連覇しての連敗から巻き返したいところだが、かつての前進気勢が戻っていないことも営の気がかりであった。不安要素を解消するためプール調教ゲート練習インターバルトレーニングを導入する積極的な調教を行った。鹿調教師は「よりもいい状態」と好感触で、横山武史は「が何と言おうとエフフォーリアは強い」「エフフォーリアと勝ちたい」と意気込んでいた。

ファン投票1位タイトルホルダーに譲ったものの、30万票を獲得して第2位に。エフフォーリアの復活が観たいというファンの期待はまだまだ消えていなかった。

レースにはエフフォーリアを含め、クラシックの惜敗をらように天皇賞(秋)勝利したイクイノックス凱旋門賞帰りの宿敵タイトルホルダー、驚異的な末脚でジャパンカップを制したヴェラアズールなどGI7頭に加え、レコード決着の菊花賞から2着のボルドグフーシュ、3着のジャスティンパレスというメンバーが出走。エフフォーリアはの連敗と長期休養明けという懸念点から単勝10.1倍、キャリア最低の5番人気に落ち着いた。

レースは大方の予想通りタイトルホルダーハナに立つ展開。しかし、宝塚記念とは違って先頭に絡んでくるもなく、またタイトルホルダー自身の行きっぷりも悪く最初の1000mを1分12で通過するスローペースに。エフフォーリアはディープボンドポタジェマークする外の6~7番手をキープ。そのすぐ後ろには1番人気イクイノックスが付けるという隊列に。

3・4コーナーから進出を開始したエフフォーリアは直線の入り口で先頭を狙える好位置に立つ。だが相手が強かった。外からイクイノックスが楽な手応えで先頭に立つと、それを追っていたボルドグフーシュは2番手に。さらに外からジェラルディーナイズジョーノキセキが猛追。エフフォーリアはそれらに次ぐ5着であった。

レースに負けはしたものの、の2戦よりは着順も内容も良く古一の掲示板も確保。横山武史は「やりたい競馬はできた。負けはしたが得るものがあったレース」と振り返っており、来年の活躍に期待を寄せた。

京都記念

放牧を挟んで5歳シーズン初戦は阪神で開催されるGII京都記念を選択。前走からの回復く、放牧先でも乗り込んできており、鹿戸師は「体が引き締まってきた」とるなど復調ムード。さらに営は金曜から東入りさせるなどレースに集中できる環境づくりに専念した。

レースには昨年のダービードウデュース、前走の中日新聞杯復活勝利を遂げた21年ホープフルステークス覇者キラーアビリティが出走しており、エフフォーリアはドウデュースに次ぐ2番人気に支持された。

スタート直後、エフフォーリアは先行集団につくが、しばらくすると進出して2番手に付ける積極策をとる。最初の1000m通過は595とややめのペースではあるが、群はひとまとまりの団子状に固まる展開に。3コーナーで各進出を開始する中、エフフォーリアは手応えが悪く次々と抜かされる。直線に入ると群に沈み後退。

そしてなんと、エフフォーリアはジョッキー横山武史騎手が下しています!

実はこのときは心房細動を発症しており、ゴールすることなく競走中止となった。レースは後方からドウデュースが遠征帰りをものともせぬ勝。1番人気と2番人気でくしくも明暗が分かれる形となった。

幸い、人ともに怪はなかった。しかし、営があらゆる手を尽くし、復調気配が見えていながらの競走中止という結果に鹿戸師は「どうしようもありません」とショックを隠せなかった。元より体質面の不安を抱えたではあれど、今後の掛かった一戦でこうなってしまっては不運としか言いようがないだろう。

引退

京都記念から2日後、鹿戸師はエフフォーリアの心電図が正常に戻っていること、カイバも食べて元気なこと、放牧に出す予定があることを報告。今後についてはオーナーと相談して決めることが発表された。京都記念の前半の勢いが本物ならば、いつか強いエフフォーリアが戻ってくる……少なくとも筆者はそう考えていた。

しかし、この鹿戸師の発表から数時間後、オーナーキャロットクラブ種牡馬生活に備えるためにエフフォーリアの引退を発表。突然引退ファンにとって衝撃的なものとして受け止められた。

引退後は社台スタリオンステーション種牡馬となる予定。エピファネイアはエフフォーリアの活躍もあってトップサイアーの一として絶賛活躍中であり、パイを奪い合う形になるかもしれない。かつて祖シンボリクリスエスがそうしたように、3歳に並み居る現役トップ格のスターホース達を”撃墜”してみせたあの強な走りが、その血に宿るだろうか。

3歳時は同世代としのぎを削り、三冠馬をなぎ倒し、現役最強称号を手に入れたエフフォーリア。その下は長く持たなかったものの、ファン記憶には強く残り続ける。そして今度はとして、子どもたちにえられなかった夢の続きを託すことになる。

主戦騎手との縁

戦を担当する相棒横山武史ジョッキーとの縁はエフフォーリアのデビュー前から出来ていたもののようで、彼は滞在していた札幌での調教追切が本格的になった際、知り合いの記者に対して「今乗った鹿戸厩舎の新馬走りますよ。覚えといてください」「重賞でも勝ち負けっすね」exitとすっかり惚れ込んで触れ回っていた姿が確認されている。
のちに2021年有馬記念の前に当人がった所によると、「(当時の自分はウインマリリンで重賞を1勝したばかりだったから表現を留めたが、)本当は『GIを狙える馬』って言いたかった。exit」と表現をめ直している。なんじゃそら。

とはいっても、実は武史ジョッキーがエフフォーリアの騎手としてそのままデビュー戦に乗るキッカケとなったのは全くもっての偶然で、名理由も最初に鹿戸師が任せようと思っていた三浦皇成は新潟に居て、次に任せようと思っていたクリストフ・ルメールは同じレースで先約があったから、調教を担当して貰っていた彼にそのままお願いしたexitというあまりに身も蓋もない理由だったりする。
デビュー前のエフフォーリアの期待値の低さもあったとはいえ、その当時重賞1勝したばかりの彼が任されたエフフォーリアとの二人三脚をきっかけに他のでもGⅠ戦線で活躍を見せるようになった辺り、世の中どうなるか分からない物である。

ちなみに2021年有馬記念勝利した際、前日にやらかしたexitこともあってか、口取り写真の撮での彼は落ち込んだ硬い表情をしていた。その中で隣にいたエフフォーリアは周りの笑顔を浮かべている営の人達と彼を見べてから、彼に「素直に喜べ」と言わんばかりに体をぶつけに行っておりexit、武史騎手がこれの後笑顔を浮かべたのも合わせてエフフォーリアのファンになった人も多いようだ。

エフフォーリアが退厩する日、武史騎手は現地に駆けつけて見送った。の前では終始笑顔をみせていた彼であったが、トレセンを去ると報道の前にもかかわらず号泣。「あのには感謝しきれない、その一言に尽きます」感謝の言葉を述べるとともに、幸せな第二の人生を歩んでくれたらいいなと思う」とエフフォーリアの幸せを願った。(動画exit)

余談・逸話

血統表

エピファネイア
2010 鹿毛
*シンボリクリスエス
1999 黒鹿毛
Kris S. Roberto
Sharp Queen
Tee Kay Gold Meridian
Tri Argo
シーザリオ
2002 青毛
スペシャルウィーク *サンデーサイレンス
キャンペンガール
*キロフプリミエール Sadler's Wells
Querida
ケイティーズハート
2009 鹿毛
FNo.7-f
ハーツクライ
2001 鹿毛
*サンデーサイレンス Halo
Wishing Well
アイリッシュダンス *トニービン
*ビューパーダンス
*ケイティーズファースト
1987 鹿毛
Kris Sharpen Up
Double Sure
Katies *ノノアルコ
Mortefontaine

クロス:*サンデーサイレンス 4×3(18.75%), Hail to Reason 5×5(6.25%

関連動画

皐月賞ゴール時、フジテレビ実況担当だった青嶋達也アナウンサーはエフフォーリアの名前を大絶叫していた。これがあまりの大だったため、隣で実況していた日本放送協会 (NHK)の実況にも彼の絶叫がはっきりと音に混じってしまう事が発生している。また、同様の事例は有馬記念実況においても確認されている(どちらもNHK実況は、当時、渋谷の協会本部メディア総局アナウンス室に所属していた高木修平局員が担当していた)。もっとも2021年新型コロナウイルス感染拡大防止のため入場可人数が著しく制限されていた上に、観客にはマスク全着用の上、出し応援が禁止されていたため、競馬場が著しく静かでが通りやすかったという特殊事情があった。

関連コミュニティ・チャンネル

関連リンク

関連項目

脚注

  1. *中央で1戦、転厩した地方で8戦の全9戦0勝。後に行方不明に。
  2. *2017年の種付けシーズン当初では*ヘニーヒューズケイティーズハートに宛がわれたが結果は不受胎。その後代わりにエピファネイアが宛がわれて2018年に生まれてきたのがこのになる。
  3. *マリアライトの18。のちのオーソクレース
  4. *東スポ競馬"ノーザンファーム天栄発"549号exitより。
  5. *前半60台のドスローペースから上り勝負だけでレコード叩き出すのは本来考えにくいことである。事実、このダービー前のレコードであったロジャーバローズレコードリオンリオン大逃げによって打ち立てられたものであり、この翌年にドウデュースが打ち立てるレコードもデシエルトの作り出したハイペースの中で叩き出されたことからしても、このダービーレコードがいかに異質であったかが分かるだろう。
  6. *その接戦ぶりたるや、ゴールの前後の先頭はエフフォーリア、ゴール間だけが先頭シャフリヤールというものであり、海外実況に「Maybe Efforia! maybe Efforia! (多分エフフォーリアだ!エフフォーリアが勝った!)」と言わせるほどのものであった。
  7. *優駿2021年11月号から引用カッコ内は編集者による前後分の要約・補足。
  8. *註4に同じ。
  9. *実際は宝塚記念前に繋靭帯炎を起こしていたのだが、そのことが一般に明かされたのは引退した後になってからであった。
  10. *戦前コントレイル福永騎手が出演していた「教えて!福永先生!」というコーナーでエフフォーリアの後ろに着いていけばが開くからマークするようにして行きたいとっており、その言葉の通り、(ゲートが上手く行かなかったこともあったが)エフフォーリアの後ろにつける形となった。
  11. *武史騎手横山典弘騎手カンパニーで制した天皇賞(秋)レースを見て騎手になることを志したという。
  12. *蹄充填剤。など蹄を持つ動物の治療に使われる合成脂で、接着剤として用いたり、蹄の欠損部分に詰め物として用いたりと広い用途がある。
  13. *ただし、これは前年の2020年から投票形式が全面的にネット投票に切り替わったも大きいと思われる。
  14. *最初の1000mラップタイムも、彼により59.5という有馬としては結構なハイペースとなった。
  15. *神戸新聞杯では不良馬場に苦しみステラヴェローチェの4着、ジャパンカップではラチに突する不運や最終直線でオーソリティに寄られて減速するアクシデントもありエフフォーリアが天皇賞(秋)で破ったコントレイルの3着に敗れている。
  16. *Number Web 競馬PRESS「エフフォーリアの調教師がズバリ明かした“今年のレース出走プラン”とは?」exit より。
  17. *ドバイに遠征したシャフリヤールドバイへの輸送ガレを見越して+49kgで帰厩している。
  18. *密着カメラから見ると有馬記念でもやっていたゲート内で首を振る動作の際に顔の右側を擦る様にゲートに当たっている。
  19. *日刊スポーツ 極ウマ・プレミアム "大阪杯9着エフフォーリアは放牧へ ゲートにぶつけた顔が腫れる"exit より。
  20. *宝塚記念レース後の陣営へのインタビューexitより。
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エフフォーリア

2900 ななしのよっしん
2024/01/27(土) 07:43:03 ID: dlmAfE+t/A
そろそろ産駒が産まれてくるかな?楽しみ
エフのどこか哀愁漂う顔つきだったりもふもふボリクリ耳を受け継いでたら良いなぁ
エフ自身は煩い面を見せるようになって心配されてるけど現役時から自分のパーソナルスペースを凄く大切にしてたらしいからそれが強く出てきたってことかな?いずれにしろ幸せな余生を過ごして欲しい
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2901 ななしのよっしん
2024/01/27(土) 17:01:42 ID: hfg4rjQgWx
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2902 ななしのよっしん
2024/01/28(日) 00:48:13 ID: s6Yid/+uTE
武史が牝馬三冠取っちゃうな
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2903 ななしのよっしん
2024/01/28(日) 09:56:59 ID: EuhPenv7Hx
ボリクリ耳は受け継がれてる&顔の雰囲気がお父さんエフフォーリア)に似てるようで…w→で妙に哀愁が漂う
お母さん新馬戦ノリさん、重賞は和生が乗ったらしいから実質横山のお孫さんか
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2904 ななしのよっしん
2024/02/22(木) 08:50:45 ID: citbgd8dNJ
F4っていう称がよくない
F2.8なら一流だった
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2905 ななしのよっしん
2024/02/25(日) 19:05:22 ID: Zb8ZgeC/p8
イゾラフリーチェデイジー勝利秋華賞関西重賞勝てなかったエフの念をらしてそしてエリ女JCリバティアイランドを倒してリファニアを討ってくれ!
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2906 ななしのよっしん
2024/03/16(土) 18:36:09 ID: uPt/jGlDTp
ちょくちょく産駒写真ツイッターに上がるけど、大体なんだよな…
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2907 ななしのよっしん
2024/04/01(月) 22:54:53 ID: Dv3IE+X88Q
これまで21世代はエフフォ世代だと思ってたけど、なんかエフフォ引退後に同期がめちゃめちゃ奮闘してるの応援してるうちに、エフフォを筆頭に置くんじゃなくてEST世代って頭文字で対等に扱ってほしくなった
あいつらだってこの世代の代表だろ
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2908 ななしのよっしん
2024/04/02(火) 14:28:18 ID: LZiNl1OjVX
ふうん ゆとり世代ということか
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2909 ななしのよっしん
2024/04/17(水) 08:08:36 ID: sLFdoowYLd
リファニアはもうダメそうだからイゾラフリーチェに期待やね
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