エリック・クラプトン(Eric Clapton)とは、1945年3月30日イギリスのサリー州リプリー生まれのギタリスト兼ヴォーカリストである。
ブルースからの影響が色濃く、ペンタトニック・スケールを多用しながらも、それまでのブルースとは違う、正確且つ的確な運指に裏打ちされた流れるような滑らかな演奏は「手の動きよりも演奏が速く聴こえる。」という意味から”Slowhand”と形容される。
(”Slowhand”の語源には諸説あり→スローハンド)
概要
略歴
■1950年代
13歳の頃、ギターを買って貰う。
■1960年代
1965年1月『Five Live Yardbirds』(Yardbirds)リリース。
しかし、方向性の違いから同年3月ヤードバーズ脱退、その後”ブルースブレイカーズ”に加入する。
1966年7月『Breakers With Eric Clapton』(John Mayall &The Blues)をリリース。
またこの頃、ジンジャー・ベイカー、ジャック・ブルースと共に自身のバンド”クリーム”を結成、
同年12月『Fresh Cream』(Cream)をリリース。
1967年11月『Disraeli Gears』(Cream)をリリース。
1968年6月『Wheels Of Fire』(Cream)をリリース。
「White Room」や「Crossroads」等を収録した、2枚組みアルバム。Disc-1はスタジオ音源、Disk-2はライブ音源という変則仕様。Disk-1ではクラシックの影響をも感じさせる実験的なつくり、Disk-2では3人の火花散るインプロヴィゼーションが堪能できる。また、セールス面では全米チャートNo.1を獲得している。
1968年11月、親友のジョージ・ハリスンの依頼を受けビートルズ「While My Guitar Gently Weeps」(『White Album』収録)に参加、ギターソロを披露。
1969年クリーム解散、直後ジンジャー・ベイカー、スティーヴィー・ウィンウッド、リック・グレッチと共に”ブラインド・フェイス”結成。
同年7月に『Blind Faith』(Blind Faith)をリリース。
1970年7月初のソロ・アルバム『Eric Clapton』リリース。
また、このアルバムの参加メンバーであった、ボビー・ホイットロック、ジム・ゴードン、カール・レイドルの3人にデュアン・オールマンを加え、同年11月『Layla And Other Assorted Love Songs』(Derek And the Dominos)をリリース。
このバンドは”デレク&ドミノス”と名づけられた。
【Layla And Other Assorted Love Songs / Derek And the Dominos】
超人気曲「Layla」を収録。アメリカ南部スワンプ・ロックへの傾倒が伺える。
デュアン・オールマンとのギター合戦が聴き所。全米チャート16位。
1971年メンバーとの衝突からデレク&ドミノス解散、デュアン・オールマンの急死、麻薬中毒とアルコール依存症の悪化、満足のいく音楽活動を続けられなくなってしまう。
1974年麻薬中毒から復活し、7月『461 Ocean Boulevard』をリリース。
【461 Ocean Boulevard / Eric Clapton】
シングル・カットされ全米チャート1位を記録した、ボブ・マーリーのカヴァー曲「I Shot The Sheriff」収録。レゲエというジャンルとボブ・マーリーの名を全世界に知らしめた作品。また、このアルバム自体も全米1位を獲得、エリック完全復活をアピールした。
これに続いて、さらにレゲエ色を強めた『There's One In Every Crowd』、1975年9月ソロ初のライブアルバム『E.C. Was Here』、76年8月レゲエから離れた、アメリカン・ロックなアルバム『No Reason To Cry』、77年11月『Slowhand』をリリース。
【Slowhand / Eric Clapton】
「Cocaine」や「Wonderful Tonight」を収録。ギターバトルを繰り広げていた昔のような緊張感は完全に薄れ、まさにレイドバックな雰囲気漂うが、レイドバックゆえの緊張感?も味わえる一作。
78年11月さらにレイドバックな『Backless』をリリース。
81年2月『Another Ticket』、83年2月ライ・クーダーも参加した『Money And Cigarettes』、85年3月コンテンポラリーな方向性『Behind The Sun』、86年11月さらにコンテンポラリーな『August』、89年11月『Journeyman』 をリリース。
【Journeyman / Eric Clapton】
「Bad Love」、「Old Love」等を収録。ブルースやロックをバックグラウンドに時にはハードに、時にはキャッチーに、時にはバラードにと、幅広くバラエティに富んだアルバム。ギターももちろんだが、ヴォーカルもよくクローズアップされる作品。
91年10月『24 Night』、92年1月『Rush』と麻薬中毒からの復帰以来、数々の優れた作品を発表していた。そんな中、1992年8月MTV番組内での演奏を収録した『Unplugged』をリリース、驚異的なヒットを記録する。
【Unplugged / Eric Clapton】
MTVの人気番組アンプラグドに出演した時の演奏を収録したアルバム。
番組で演奏した「Tears In Heaven」が話題となり、大ヒットを記録する。
1994年9月ブルースのカヴァーアルバム『From The Cradle』、そして96年7月シングル『Change The World』をリリース、
【Change The World / Eric Clapton】(シングル)
カントリー歌手、ウィノナ・ジャッドの曲をベイビー・フェイス編曲の下カヴァーした作品。ジョン・トラボルタ主演の映画「フェノミナン」の主題歌として話題になり、97年にグラミー賞を4部門受賞した。
98年3月『Pilgrim』、99年10月『Clapton Chronicles : The Best Of Eric Clapton』リリース、
【Pilgrim / Eric Clapton】
これまでの作品と比べると派手さはないが、渋みの効いたアコースティックな作品。ちなみに、アルバムジャケットは”新世紀エヴァンゲリオン”のキャラクターデザインでおなじみの貞本義行氏が手掛けている。
2000年6月『Riding' With The King』、2001年3月『Reptile』、02年11月『One More Car, One More Rider』
【One More Car, One More Rider / Eric Clapton】
アルバム『Reptile』のツアーの様子を収めたライブアルバム。「Change The World」、「Over The Rainbow」を収録。ギターだけでなく、ヴォーカル、バンドサウンドを含めた、ミュージシャンとしてのクラプトンの集大成的なライブ作品。
![]() Somewhere over the rainbow |
![]() Change The World(live) |
04年3月『Me & Mr.Johnson』、05年1月『Session For Robert J』をリリース。
2005年8月『Back Home』、07年10月『Complete Clapton』をリリース。
関連項目
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読み:エリッククラプトン
初版作成日: 08/07/31 16:31 ◆ 最終更新日: 10/05/15 16:49
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