エルダーシスターとは、以下のことを指す。
本稿では2.を説明する。
概要
エルダーシスター(以降エルダー)は「手本となる最上級生」であって、毎年度6月末までに全学院生による投票で選出される。
この選挙から就任までの一連の制度はエルダー制度とも呼ばれる。
学院では上級生を「〇〇先輩」ではなく「〇〇お姉さま」と呼ぶことになっており、エルダーは唯一全学院生徒から単に「お姉さま」と呼ばれる「一番上のお姉さま」である。
以上の通り全学院生の純粋な投票で選出され、前役員による指名推薦とその信任で選ばれる生徒会役員とは異なる。
故にエルダーは生徒会長よりも全学院生に対する発言力が大きい。
エルダーに選出されるためには総有効投票数の75%を獲得しなければならず、達成されなければ空席となる。
実際立候補なしの選挙であるため一回の投票で選出されることは稀である。
しかし、エルダー候補は自分の得票を支持する他の候補に譲り加算させるシステムがあり、空席になることは少ない。
めぼしい候補が居ない年度においては、大抵の場合生徒会長がそのまま選出される傾向にある。
またエルダー選挙は学院内では非常に関心の高い行事であり、選挙活動や事前の広報活動は全く必要がない。
エルダー選挙においては、候補者本人への支持表明という物が大きな意味合いを持ち、下級生のうち高い知名度のある生徒によるそれは大きな影響を持つ。
判明している歴代エルダー
- 第50代…宮小路幸穂(宮小路瑞穂の実母)
- 第71代…十条紫苑(他の全候補から得票を譲られ選出)
- 第72代…宮小路瑞穂(開票結果時点で総投票数の82%獲得で一発選出、
エルダースティックの保持者) - 第73代…菅原君枝(
デコメガネ生徒会長との兼任、候補で副会長である門倉葉子から得票を譲られ選出) - 第74代…周防院奏(得票数上位である放送部長、魚住響姫から憧憬の念をもって票を譲られ選出)
- 第75代…妃宮千早、七々原薫子(得票譲渡の結果、ふたりとも得票数が同数となったため皆瀬初音の提案により
学園初のダブルエルダーに、妃宮千早はエルダースティックの保j)
関連動画
関連項目
- 1
- 0pt