エレクトロバイノキュラーとは、映画『スター・ウォーズ』に登場する電子双眼鏡である。
概要
この双眼鏡は、コンピューターによる画像制御によって高解像度の鮮明な画像を画面に表示出来る。
通常の製品は再充電可能なバッテリーを採用しており、およそ6ヶ月に一回の充電で済む。
イメージング・チップと呼ばれるの物のおかげで、日中、夜中、真っ暗な空間などの低光量下でも対象物を視認可能にし、距離や実際の相対方位角や立面図などの様々な情報が得られる。また、ズーム機能で対象物をより近くに見せることができ、視界の奥行は周辺区域の調査のために拡大することができる。
惑星タトゥイーンにパドメ・アミダラとジェダイを追って到着したダース・モールは、広大な砂漠の中から探す為にエレクトロバイノキュラーを使用した。ダース・モールのエレクトロバイノキュラーは、前もってプログラムしておけば、全方位の完全なデータや、明確な対象物までの距離に関するデータはメモリーに蓄積でき、ビュースクリーンの一番上に表示される。大気中の障害物はフィルターで弾かれ、ナビゲーション・グリッドが地表面に投影されていた。エネルギー源や特定のターゲットは、内蔵されたアラーム・シグナルの補正機能によって識別された。
ブラスターなどに装着することで、現実に言うスナイパーライフルのよう高度な精密射撃を展開することも可能。パドメ・アミダラの暗殺に失敗したザム・ウェゼルはドロイドに乗ってきたオビ=ワン・ケノービを狙撃する際に用いていた。
マクロバイノキュラーと呼ばれる安価なタイプも存在している。非常に手に入りやすい上に、耐久がとても高く、傭兵やならず者に人気である。通商連合のバトル・ドロイド達の司令官は、中央制御コンピューターに視覚センサー・データを中継することが出来るマクロバイノキュラーを装備していた。立体イメージを生成するように設計されており、敵までの距離を割り出し、兵力と火力を表示する。それらの情報は制御データの極めて重要な部分であり、中央制御コンピューターはそのデータを元に攻撃する。
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