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きええええええええええええええ
エンジェル伝説とは、月刊少年ジャンプ(現:休刊)で連載されていた八木教広原作のギャグ漫画である。
概要
碧空高校を舞台にした、転校生の主人公、北野誠一郎の凶悪な顔と対照的な心優しい性格のミスマッチにより、周囲に誤解されつつも彼の本質を理解する人たちが温かく見守ってくれるハートウォーミングなヒューマンコメディである。
登場人物
- 北野誠一郎 (CV[以下OVA準拠]:飛田展男)
- 本作の主人公。天使のような純朴な性格でありながら、悪魔と形容されるほど凶悪な顔を生まれ持つ。
- 作中のハプニングは彼の顔が原因で起こってしまう。そのトラブルメーカーのセンスは転校初日から発揮され、碧空高校番長を名乗る黒田清吉(後述)を意図せず屈したことにより、碧空高校の番長になる。
- その後も彼の誤解を生み出す流れは変わらず、他校を巻き込んでまでの抗争に勃発する事もあり、本人はそれとは知らずに現場に駆け込むケースが多々ある。しかし、噂のみならず彼本人の身体能力は驚くほど高く、ケンカに際して相手を殴ろう、叩いて倒そう、と思わなくても自然と相手が倒れている構図が常に展開される。
- 彼自身が高まったときに発せられる「きええええええええええええええ」という奇声は相手を威嚇するだけでなく、処刑の始まりを告げる鐘の音としても知られている。
- OVAでは描かれないが、ヒロインの小磯良子(下述)とはニヤニヤな仲に発展していく。
- コンタクトレンズ利用者でもある。
- 家族構成は彼一人と父母の3人家族。父は龍一郎。母は碧。
- 父の顔も怖いが純朴な性格であり、母は怖いほど美しいと評判である。
- ちなみに彼に心を許した友人達からは「北野くん」「北野さん」「誠一郎」と呼ばれる。
- みんなも彼を「北野くん」と後ろから声をかけてみよう。その日の夜は悪夢にうなされることうけあいだ。
- 小磯良子 (CV:櫻井智)
- 本作のヒロイン。黒髪と三つ編みがトレードマーク。
- 古武術道場を構える父の元に育ったため格闘能力が高く、武道を間違った方向に使われるのを嫌い、不良を敵視しており、新番長に就任した北野誠一郎を「許せない不良」として対決に臨む。
- しかし、彼の内面の優しい部分を知り、彼の最大の理解者となる。
- OVAではオープニングでの登場しか無い為、北野くんとのニヤニヤした展開を読みたい人は原作本を読もう。
- 黒田清吉 (CV:石井康嗣)
- 碧空高校の前番長であり、現番長の北野くんの自称二番手。いつも二人の舎弟を連れている。
- パンチパーマに長身といった風貌をしているが、事窮地に至っては極端に小心者。
- 転校初日に北野くんの最恐フェイスに戦慄き、威嚇され殺されると思い込み、勝手に北野くんの下につく。それからは虎の威を借る狐の如く他校にケンカをふる際に北野くんの名前を出し、二番手である事を誇張していた。
- 眠れる獅子と比喩されるほど潜在能力を秘めているが、その実力は9割9分ノンレム睡眠状態である。
- 竹久優二 (CV:津久井教生)
- 金髪に眉なしといった切れ味バツグンの不良。
- 小柄な体格だが、教師を殴ったことで停学になるほど血気盛んである。
- 復学初日に番長をノして碧空高校番長になろうと思ったが、北野くんが番長になっており、他の人々同様、最恐フェイスに驚嘆の表情を禁じえなかった。
- 実力行使に出たものの、敵わないと判断し、自ら北野くんの舎弟になる。
- 図らずも北野くんの転校最初の友達であり、少し軸がズレた理解者である。
- というのも竹久本人は「北野さんはメチャクチャ強く誰にも負けない」という考えの忠誠心により舎弟になっていたので、北野くん本人の天使のような性格はカムフラージュだと思い込んでいたからである。
- 話が進むにつれて、北野くんが不良でない事を知るが、そんな事は彼らの友情には関係なかった。
- 校長 (CV:土師孝也)
- 碧空高校の校長先生。お茶の水博士のような髪型をし、生徒の学生生活の安全を願っている人物。
- その思いの強さ故、悪魔のような風貌をした北野くんの転校に学校の危機を感じ、あらゆる手を使って彼を退散させようと目論む、が無為に終わってしまう。
- (いっそ自ら柔の拳を振るえば良いと思うのだが、中の人の話なので無理な話だろう)
- どんなに北野くんの素行が良くても、最恐フェイスが本性と疑わない彼は北野くんをいつも「悪魔」と呼んでいる。彼の凶悪な顔がプッシュされているのはこの人が一因しているかもしれない…。
関連動画
伝説はここから始まった。
関連項目
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