エースコンバット アサルト・ホライゾン単語

エースコンバットアサルトホライゾン
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エースコンバット アサルト・ホライゾンとは、PlayStation3Xbox360PC現在海外のみ)向けに発売されたフライトシューティングゲームである。

開発・販売を、バンダイナムコゲームスが担当する。

略称は『ACAH』、『エースコンバットAH』。特にニコニコ動画においては正式名称ではタグに収まりきらないため、このどちらかが用いられることが多い。

概要

2011年10月13日発売。体験版も配信中。

エースコンバットシリーズの11作、据え置き機向けでは8作に当たり、シリーズで初めてPlayStation3向けに発売される(Xbox360には、前作『6』が登場している)。

2013年1月25日には海外ダウンロード発売のみであるがPC版が発売された、これはEnhanced Edition(いわゆるDLC全部入りセット)として35ドルで発売中である。

な破壊表現とドッグファイト描写を軸に、『再生』=“Re-birth”をキーワードとして、従来のシリーズ作品からの革新良を意欲的に押し進めた作品。
キャッチコピーは、『もがれる断末魔』。

レビュー

ファミ通クロスレビューでは10/9/9/9=37点でプラチナ殿堂入りを果たしている。
IGN集計による、海外大手レビューサイトスコアは、8.0/10。

一方でGameSpot(5.5/10)や1UP(3/10)などでは評価が低く、オンラインは悪くないものの
ストーリーCoDなど人気FPS劣化コピーであり、新システムヘリなどは退屈なだけとの批判も多い。
また、日本の各サイトでのユーザーレビューでも同様の酷評がなされている。
従来ファンからは主人公に明確なキャラ付けが成された、前作までの架空機巨大兵器が登場しないなど
今までのエースコンバットらしさが失われたとするが根強い。

脚本

 今作の脚本はアメリカ軍事作家ジム・デフェリス氏が担当している。彼の小説日本であまり翻訳出版されていないため知名度は低い。

 彼のホームページメイキングexitによると、彼はエースコンバットシリーズを長い間プレイしてきて今作の仕事話が舞い込んできたとき、従来と同じような架世界舞台に脚本を書くと思ったようだ。だが話を進めていくと現実世界舞台にした脚本を書いてほしいことに気づき、接触した意図を理解したと書いてある。

 今作の前日談となるThe Last Aceexitという本をkindleで出版している。これは主人公ショップ中佐背景を書いたものであり81ページの短編だ、全編英語だが興味があれば買って読んでみるのもありだろう。

PC版

 今作では海外のみではあるが、2013年1月25日エースコンバットとして初のPC版が発売された。フルHD解像度サポート60fpsで動作することが出来る。そのほかにはアンチエイリアスを有効にすると、ハッキリクッキリとした映像で楽しむことが出来る

 ジョイスティックの動作もサポートしx52やcyborg v.1といった各種ジョイスティックで操作することも出来る。

“クロスレンジアサルト”システム

大迫の至近距離戦闘を演出する新たなシステム

敵機の背後を取った状況で発動可で、敵機を執拗に追撃して機ミサイル叩き込める“ドッグファイトモード(以下、DFM)”と、特定の突入ポイントで発動可で、地上の敵に掃射を浴びせられる“エアストライクモード(以下、ASM)”がある。
発動条件を満たすと対(敵機 or 突入ポイント)に円形のクロスレンジサークルが表示され、左右ヨーのボタンを同時押しすることで発動する。

機体によって使用できるシステムが変わる。戦闘機は、対地攻撃であるASMを使用することが出来ないし、逆に攻撃機は、対攻撃であるDFMに対応できない。マルチロール機は両方を使用できる。

DFM

DFMは、敵機の後方に位置付けて敵機にサークルが表示された状態で左右ヨーのボタンを押すことで発動する。
敵機にズームアップし続け、また自動的にその相手を追尾する。

この状態では前方に攻撃サークルが出現し、この中に敵機を捉え続けるとサークルの周りのゲージが溜まっていき、最大まで溜まってサークルくなると1発だけ誘導性が非常に高いミサイル(必中ではない)を発射することができる。さらに、敵機をサークルの中央に捉えて撃つと威が上がるダイレクトシュートになる。
機体の自動追尾はかなり優秀だが、自分でちゃんと操作しないと敵をサークルに捉えられないため、ドッグファイトに入ったら即撃墜確定とはいかない。手動での操作や敵機の機動次第であっさり振り切られてしまうこともある。
また、敵のエースパイロットは通常の敵機とはべ物にならない回避機動とフレアによる欺瞞を行うため、DFMにて撃墜することが有効であるが、DFM状態であってもしい回避機動を行うばかりか後述のカウンターニューバで後ろに回りこんでくることもあるため、駆け引きが重要となってくる。
敵もDFMをしかけてくる上、こちらのDFM中に別の敵にDFMをしかけられると自分のDFMが解除されてしまう。
キャンペーンハードにおいては、敵の回避機動を捉えるにはかなりの技術が必要となる。特に“アクーラ”=マルコフの暴れぶりは凄まじい。

なお、クロスレンジアサルトを一切使わず(過去作同様の)通常機動だけでも戦うことは可である。
オンラインにおいても、カウンターニューバを使わずにDFM追尾を振り切ることは可である。
但し通常機動で戦う場合はミサイルや機HIT表示・撃墜表示は一切く、
DFMを使う場合よりもやりづらい、不利な戦いを強いられる仕様になっている。

また、キャンペーンにおいてはドッグファイトモードでないと撃墜できない演出用の敵がいる。

カウンターマニューバ

ロックオンを受けた際に発動できるシステム

戦闘機の場合、敵機にDFMで追尾されている時、減速で相手との距離をギリギリまで縮め、機体をにした状態で左右ヨーのボタンを押すことで発動する。
クルビットコブラバレルロール等の鋭い機動で相手の後ろに回りこんでDFMの攻守交替が可
ただし、至近距離で機体をにするというのは被弾のリスクが最も大きくなる間でもあるため、実行には相応の危険が伴うことを忘れてはいけない。
また、敵(特にエースパイロット)もカウンターニューバを使用することがあるため、姿勢の安定を許すと今度は自分が形勢を逆転されることもある。
相手にカウンターニューバを使われた時、自分も素く左右ヨーのボタンを押すことで回り込もうとする相手を機関で狙うことができる。

戦闘ヘリの場合、ミサイルを撃たれた時にL1+R1 or LB+RBで発動する。
左右へのロールでミサイルを回避し、さらにミサイルを撃たれた方に方向転換できる。
連続で使用すると再発動可になるまでの時間が伸びていく。

攻撃機では発動できない為、戦闘機にDFMをしかけられてしまうと危機回避は絶望的になってしまう。キャンペーンでは攻撃機の使用が限定的なのでほぼいが、オンラインでは戦闘機の脅威を嫌というほど味わわされるであろう。

エースコンバットチーム開発した『スカイクロラ イノセン・テイセス』のマニューシステムにも通じるシステムである。

ASM

あらかじめ設定されたASMパス突入ポイントに接近することで発動可。原則1ASMパスにつき1回のみ。オンライン対戦ではこの限りではない。

進行ルートの左右にサイドコーンが表示され、エリア内を飛行している間は機体が安定するようアシストがかかる。
さらに、武装のリロードが格段に速くなり、機関オーバーヒートも緩和される為、地上に向かって猛攻撃を仕掛けられるようになる。

標を全て破壊する、パスの終端に到達する、エリアを外れる、エリアを逆に飛行する、敵にDFMをしかけられる、等によってASMは解除される。一度解除されたASMは基本的に二度と突入できなくなる。

戦闘機以外のプレイの追加

今作では、戦闘機によるプレイに加えて、戦闘ヘリ爆撃機などの機体によるプレイや、ドアガンナー・射撃航空支援などフライトシューティングに限らないパートも追加されている。

ヘリコプターによるミッション

今作では、シリーズで初めてヘリによるミッションが登場する。

戦闘機とは対照的に、ドッグファイトではなく、地上の敵への奇襲攻撃がミッションとなる。ハインドなどとの戦も堪できる。

キャンペーンではアパッチ・ロングボウを使用するが、ゲームを進めるとハインドも使用可になる。
ハインドアパッチとべて耐久と兵装搭載量に優れるが、その分機動性でかなり劣る。
アパッチでプレイして「ヘリってこんなにキビキビ動けるのか?」と思った人は、ハインドのモッサリ具合を存分に味わおう。

シューティングミッション

攻撃ヘリに同乗しての機関銃による地上攻撃、AC-130からの地上部隊への航空支援など、フライトシューティングではないパートも取り入れられている。

その他の新要素

強烈な破壊表現 

前作までとはべ物にならないレベルで、敵機やオブジェクトの破壊表現が練りこまれている。ミサイルの当たったビルが吹き飛んだり、機の命中したクレーンが崩落したりする。

特にDFMを発動して至近距離で機叩き込んでいる間は、敵機のボディが弾けて散らばっていくところまで視認することが出来る。
撃墜した時などは、敵機の残骸が間近を通り過ぎて行くのをはっきりと確認できる。
また、その残骸に誤って突することもあり、この場合大ダメージを受ける。

今回はカメラ表現にもこだわっており、撃墜直後、爆炎を上げながら堕ちて行く敵機の姿をカメラが追ったりする。その間はスローモーションであるため、ミッションそのものにはは出ない。

HUDの一新

従来とべてかなりシンプルなものに変わっている。
敵機を捉えていない状態では、高度・速度・武装・マップのみである。
これに加えて、状況に応じて、敵機を捕らえるロックオンマーカーや、後述のダメージメッセージが表示されるようになっている。

現実世界を舞台としたストーリー

今作では、現実世界舞台となる。
ロシア連邦の建を掲げた多ゲリラを相手に戦う、アメリカ空軍エースの活躍を描く。

これまでの舞台は架世界で、巨大飛行要塞・レーザーなどのオーバーテクノロジーが登場していたが、今作においては一切登場しない(配信機体として架空機体は一部登場する)。

舞台は、マイアミ、モスクワワシントンドバイなど、実在の大都市などを中心として、やはり全て実在の場所。
主人公・ビショップの所属する軍もアメリカ空軍である。実在する軍が登場するのも、シリーズ初である。
DLCでは対戦用の追加マップとして「東京」が用意されている模様。

その他

自機の耐久度が自動回復するようになっており、短時間に連続で被弾しなければ撃墜されることはない。
難易度エースでは自動回復い為、僅かなダメージでさえ後々にいてくる。

HUDからは耐久度の表示がオミットされており、ダメージに応じて【LIGHT DAMAGE】【HEAVY DAMAGE】【CRITICAL DAMAGE】などのメッセージが表示される。

登場機体

現時点での使用可機体。
ダウンロードによって、塗装や新機体が随時追加予定。

DLCで新たに追加される機体は、キャンペーンモードでは使用できない。オンラインフリーミッションでのみ使用可(一部例外あり)。

今作は機体によって警告音の言が変わり、生産の言で音が流れる。
例:ロシア機はロシア語フランス機はフランス語

Fighter(戦闘機)

戦闘用機。ドッグファイトに特化した機体。
副兵装は対装備がどで、フレアの搭載数も少なめ。
攻撃に優れる反面、対地攻撃の点で劣り、DFMは使えるがASMを使用できない。
特にオンライン対戦では対地標に対する攻撃が低く、雑魚ですら通常ミサイルを複数発当てる必要がある。

Attacker(攻撃機)

対地戦闘用機。対地攻撃に特化した機体。
副兵装は対地装備がどで、フレア搭載数も多い。
ドッグファイトでは類の弱さ。ASMを使用できる代わりに、DFMを使用できない。
キャンペーンフリーミッションにおいては、対艦戦闘など活躍の場は限られているが、オンライン対戦においては拠点攻撃に欠かせない重要な機体となる。

 Multirole(マルチロール機)

・対地のいずれにも対応可な機体。副兵装も両方を備えている。
DFMASMの両方を使用できる万選手。
フレア搭載数はファイター以上アタッカー以下。
ECMを使用可なのはほぼこれらのみ。

Helicopter(戦闘ヘリ)

対地攻撃・地上部隊支援などのミッションで使用。
オンラインにおいては、拠点確保・防衛に重要な攻撃手段となる。

Bomber(爆撃機)

戦略爆撃機
大量のフレアで敵の攻撃をかわしつつ、専用のASMにて地上の敵を殲滅する。
オンライン首都攻防戦で敗北寸前になったときに限り使用できる、一発逆転の切り札として位置づけられている。

GunShip(ガンシップ)

局地制圧用対地攻撃機
ガンシップとは、輸送機の積載量に物を言わせて大量の武装を積み、対地攻撃機改造したもの。
操縦は不可能で、プレイヤーモニター越しに地上部隊への支援攻撃を行う。

主なマップ

劇中の時系列

アメリカ空軍所属 「ウィリアム・ビショップ中佐率いる戦闘機部隊「ウォーウルフ隊」はアメリカ・マイアミ上にて所属不明の戦闘機部隊と交戦。
しかし、"サメ野郎"が放ったミサイルに被弾し脱出、パラシュートで降下中にサメ野郎のSu-35が突っ込んできた、というところで実は夢オチ
が覚めると中佐に緊急出撃命が入る。
2015年12月21日 08:00 NATO連合軍所属、アメリカ陸軍ヘリコプター部隊シューター隊」と「ノーマッド隊」は東アフリカを飛んでいた。東アフリカの反政府組織に攻撃をする作戦に参加するためである。
作戦終了間際、の大爆発が発生。部隊に多数の被害者が出ることとなる。
2015年12月21日 10:36 アフリカNATO連合軍基地にビショップ中佐と、ウォーウルフ2番機のパイロット、"ガッツ"こと「ホセ・グティレス大尉がいた。基地内は慌ただしい様相を見せていた。ヘリコプター部隊被害者が次々に移送されていた。
シューター隊長の"ディーレイ"こと「ダグロビンソン大尉く、これまでに見たことのない大爆発だったとのこと。
基地の建物内ではNATO連合官・フランス空軍の「ピエール・ラポワント」将軍と、ロシア空軍の「イワン・スタグレイショフ」将軍が共同作戦の方針について揉め事を起こしていた。
2015年12月21日 13:43 ウォーウルフ隊が離陸しようとしたところ、空中給油機が炎上しながら滑走路に墜落する。そんな悪条件のなか防戦が始まる。反政府軍との交戦で田施設に損が発生するも、反政府軍を撤退させることに成功する。
しかし、ロシア空軍戦闘機部隊レッドムーン隊」の隊長、「セルゲイ・イリッチ」少佐作戦中にベイルアウトしたところを反政府軍に拉致されてしまう。
2015年12月22日 09:12 イリッチ少佐救出作戦決行。ヘリコプター部隊シューター隊、ノーマッド隊ほか陸軍地上部隊作戦に参加する。反政府軍の猛攻に遭いながらも、少佐事救出。
帰投しようとしたところ、怪しいトラック列があったので停止を呼びかけようとしたところ、列との銃撃戦となる。すると、トラックがまたの大爆発を起こす。12月21日にあった爆発が再び。
2015年12月23日 13:07 政府軍の拠点、東アフリカ山間部の町「モガ・ア・ディー・ユ」に連合軍地上部隊兵されることが決定。その支援のためにアメリカ空軍爆撃機パイロットジャニス・リール」少佐AC-130Uに搭乗し出撃する。
味方地上部隊が撤退しようとしたところ、地上部隊ブラボー8」の指揮官であるニコラ中尉が部下を捜索するために地上に取り残されてしまう。残念なことに助けようとした部下は既に息絶えていた。
ニコラ中尉救出のためにスリング(フルトン回収システム)の使用をリール少佐は提案。ニコラ中尉の救出に成功する。
2015年12月23日 15:48 ウォーウルフ隊が東アフリカ連合軍基地に着陸しようとしたところ、スタグレイショフ将軍が直々に戦闘機部隊ビッグベア隊」を率いて緊急出撃した。ビショップ中佐はスタグレイショフ将軍に問いかけるもはぐらかされる。
すると基地から緊急が。「カルース」という町が攻撃されているということでウォーウルフ隊は現場に急行する。すると、ビッグベア隊が連合軍の一員であるフランス空軍機を撃墜。ビッグベア隊は反政府軍側に寝返ったのだ。
そうこうしているうちに、サメ野郎が戦場に現れる。ビショップ中佐は交戦するも被弾。しかしサメ野郎は敢えてトドメを刺さず戦場から撤退する。
ショップ中佐は基地に帰還するが着陸後の減速中に戦闘機の前脚が折れる。機体がスピンしながら胴体着陸となり、ビショップ中佐は脱出すると、カルースでの大爆発が発生。
2015年12月25日 21:05 ラポワン将軍やウォーウルフ隊といった連合軍「タスクフォー108」はペルシャ湾上の空母にいた。ラポワン将軍が今回発生した事態に関する説明を行った。
解説によると、ロシア犯罪組織「ブラトノイ」が東アフリカの反政府軍と手を結んでいたこと、ノーマッド隊やカルースを襲った大爆発のもととなった新爆弾名前が「トリニティ」であること、
ブラトノイがアラブ首長国連邦の大都市のひとつであるドバイに対しトリニティによる攻撃を行うと脅しをかけていること、ブラトノイがロシア正規軍の軍人、しかも勲章持ちというかなりの実者を大量にヘッドハンティングしていることが明らかとなる。
2015年12月26日 12:04 エジプトスエズ運河にて不審が発見される。シューター隊・ノーマッド隊ほかSEALs作戦に参加。ヘリコプター部隊は不審に対し臨検を行うことを呼びかける。
不審ヘリコプター部隊の呼びかけに素直に応じるがそれはだった。不審には多数のテロリストが潜んでおり銃撃戦となる。
挙句の果てには、テロリスト達はMi-24ハインド攻撃ヘリコプターを差し向けるものの、ハインドは撃墜される。結果、3隻の船舶を捜索するもトリニティは見つからなかった。
2015年12月26日 13:57 ウォーウルフ隊はドバイ防衛のため出撃。
ブラトノイは多数の戦闘機と共にTu-95ベア爆撃機を差し向けるも、ウォーウルフ隊の活躍により爆撃機全機が撃墜されドバイは守られた。
しかしどの爆撃機トリニティを積んではいなかった。
2015年12月27日 17:06 タスクフォー108メンバーは再びペルシャ湾上の空母にいた。
ラポワン将軍は、今回のブラトノイがドバイほか中東脅迫をした的がくらまし、つまり陽動作戦であることだと説明した。
ブラトノイは、今回の事件を隠れ蓑にして、ロシア内でクーデターを起こし、「新生ロシア連邦」(以下、NRF)を建てることをバレにくくする意図があったと。このクーデター計画に対し、ロシア正規軍の24師団が加わってしまう。
ロシア首都モスクワはNRF軍の手に落ちてしまう。ブラトノイの戦の残りは黒海とコーカサス地方に駐留。この2つの地域はかつてスタグレイショフ将軍官を務めた場所でもあった。
そして、このクーデター軸となる人物が判明する。それが、サメ野郎とも呼ばれていた「アンドレイ・マルコフ」大佐であった。マルコフは10年前、ロシア連邦英雄勲章を授与されたことのあるエースパイロットであり、マルコフがいつも乗る機体にはシャークマウスペイントがされていた。ロシア空軍内部では「アクーラ」(ロシア語サメを意味する)と呼ばれていた。
2015年12月31日 13:00 ウォーウルフ隊はロシアの「デルベント」という町へ出撃する。
ロシア正規軍の地上部隊「チュレーニ隊」、戦闘機部隊モーラト隊」、「ヴァローナ隊」との共同作戦となる。NRF軍はデルベントにあるガス石油パイラインを占領しており、それを排除するのが今回の作戦である。
チュレーニ隊はウォーウルフ隊の支援のおかげでデルベントの塞を奪還することに成功した。
しかし作戦終了直後、マルコフのSu-35が出現、マルコフはなんとトリニティ弾頭搭載のミサイル塞に向けて発射したのだ。
しかし、ウォーウルフ隊の活躍によりミサイルの誘導装置が破壊され中に迷走、その後中で大爆発した。幸いなことに、ウォーウルフ隊やチュレーニ隊に被害は全く出なかった。
2016年1月3日 12:08 ロシアの「ベールイ基地」がNRF軍によって攻撃を受けているさなか、ロシア空軍輸送機 コールサイン「サヴァ―」4機が中待機していた。輸送機医者医薬品を積んでいるが着陸が出来ない状況であった。ウォーウルフ隊ほかヴァローナ隊の活躍により4機の輸送機事着陸、NRF軍も撤退した。
2016年1月6日 15:00 NRF軍に捕らえられているロシア連邦首相を救出する「グースレスキュー作戦」にウォーウルフ隊、モーラト隊、露共同の特殊部隊ハンマー隊」(SEALs)、「ゾイアー隊」(露スペツナズ)等が参加することとなった。首相が捕らえられているヨットはNRF軍のフリゲート艦に航されていた。フリゲート艦を撃沈すると、NRF軍は空母巡洋戦艦イージス艦等を差し向けるもウォーウルフ隊の活躍により全て撃沈された。
2016年1月10日 15:07 タスクフォー108ロシア・コーカサス地方ロシア正規軍基地にいた。
UAVの偵察映像では、マルコフとスタグレイショフが一緒にいる場面があった。
ショップ中佐ガッツ久々にリール少佐に再会する。
2016年1月10日 22:00 リール少佐ロシア・コーカサス地方ICBM発射基地を爆撃するため爆撃機に搭乗し出撃。地上レーダー網をかいくぐり、地上の移動式ICBM発射台を破壊。
すると、MiG-31が迎撃に向かってくるもウォーウルフ隊が合流しリール少佐爆撃機は命拾いする。
続いて、地下のミサイルバンカーを破壊。全てのICBM発射台が破壊された。
リール少佐爆撃機が帰還しようとすると再び敵戦闘機部隊が登場。ウォーウルフ隊の活躍により敵戦闘機部隊は殲滅される。
しかし、移動式ICBM発射台が1台ビルに隠されていることが偵察部隊から知らされる。リール少佐は急遽現場に向かおうとするが間に合わない。そうこうしているうちにICBMが発射されてしまう。
そこで、ウォーウルフ隊は危険を承知で発射されたICBMの迎撃へ向かう。機体を急上昇させ総攻撃し、ICBMは破壊された。
2016年1月15日 12:20 タスクフォー108モスクワ近郊のロシア正規軍基地にいた。
NATO連合軍およびロシア正規軍は共同でモスクワ地をNRF軍から解放する作戦を決行する。そのブリーフィングが行われていた。
NRF軍は残り3発のトリニティをまだ所持しており、全てが巡航ミサイルに搭載しているとのこと。
2016年1月15日 15:00 シューター隊はロシア正規軍地上部隊「リガ隊」、ロシア正規軍ヘリコプター部隊「オサー隊」の支援のため出撃。進撃していくと、NRF軍は地対空ミサイルを差し向ける。
しかしシューター隊は低進入し見事NRF軍地上部隊を殲滅。
すると、NRF軍はモスクワに向けてトリニティを発射し着弾。
2016年1月15日  16:03 モスクワ地近郊にトリニティが着弾し死傷者が多数出る。
そんなさなか、NRF軍は更にモスキート巡航ミサイルを発射する。ウォーウルフ隊の活躍により全弾迎撃されるがトリニティ弾頭搭載のものはなかった。
すると今度はTu-160ブラックジャック爆撃機を5機差し向けてくる。これらもウォーウルフ隊によって撃墜されるが、ガッツが「いつもロシア爆撃機部隊は6機編隊を組んでいた」ということを摘。
そこでビショップ中佐レーダー網を避けるように低飛行してくる不明機を見るように示を出す。
すると、今度はなんとマルコフのSu-35とともに最後のTu-160が飛来してくる。そのTu-160トリニティを搭載していたがウォーウルフ隊の活躍により撃墜される。
そして、ビショップ中佐マルコフと決着を付けるべく一騎打ちドッグファイトとなった。
死闘の末、マルコフのSu-35は撃墜される。
作戦終了後、ロシア正規陸軍の一部隊「アーレクシー」の指揮官から、NRF軍が降条件を伝えてきたと通信が入る。
NRF軍のスタグレイショフ将軍は、自身の免責と引き換えに、残り1発のトリニティを引き渡すと。
2016年1月18日 05:16 アメリカ・フロリダ州マイアミのホームステッド空軍基地にタスクフォー108はいた。
そこでは、何故マルコフがこのような行動を起こしたか、そしてマルコフとイリッチの繋がりを隊員が説明を受けていた。
マルコフとイリッチはボスニア紛争で、ロシアの同盟に対して味方として秘密裏に送り込まれたパイロットであり、マルコフはNATO機を撃墜したと言われている。マルコフは、「クリスタ・ヨスラフ」という女性と極秘結婚しており、それは命違反であった。しかし、クリスタアメリカ軍誤爆により死亡マルコフはこのことを今でも根に持っており、それが今回の戦いの元であると摘されている。
イリッチはマルコフとその頃から古い友人であり、イリッチがマルコフを命の恩人であると見做していることも判明。残った反政府軍はアフリカに脱出し南米北部に潜んでいるとされているが、特定には至っていない。
そして、今回、タスクフォー108はフロリ南部の防任務にあたることになり、ホームステッドから飛び立っていった。
2018年1月18日 10:22 ウォーウルフ隊はマイアミ上で所属不明のSu-35に遭遇。所属と飛行的を明かさなかったため敵と認識、交戦する。
交戦中、マルコフと遭遇。マルコフのPAK-FAはビショップ中佐に対しミサイルを発射するが、それをかばうようにガッツがかぶさり、ガッツF-22が被弾。
ガッツベイルアウトしようとするも出来ない状態になってしまった。そこでビショップ中佐ガッツに対し背面飛行するように示。するとビショップ中佐ガッツF-22のキャノピー部を精密に狙い機で破壊。
ガッツは脱出するも、そこはしい波の上であった。するとマルコフが再び登場。ヘッドオンでの撃ち合いになる。
ショップ中佐マルコフにダメージを与えるが逃げられてしまう。着後、ガッツの位置情報を知らせるビーコン消失してしまう。
2016年1月18日  12:46 ウォーウルフ隊はハリケーンの吹き荒れるアメリカ・フロリダ州沿を飛行していた。なんと、そこにはマルコフのPAK-FAとは違うもう一機のPAK-FAらの取り巻きと共にいたのだ。
マルコフを追跡しようとしていたが、味方レーダーから消失、ビショップ中佐だけが最後の頼りとなってしまう。
味方の増援としてF-15に搭乗した「ダガー隊」が合流するもマルコフ達によって殺されてしまう。
すると、マルコフのPAK-FAとは違うもう一機のPAK-FAが突如旋回。そのPAK-FAにはなんとイリッチが搭乗していたのだ。イリッチも裏切ったのだ。
イリッチはガッツが口で言うほど上手く飛べた試しがないと挑発してくる。死闘の末、ビショップ中佐はイリッチを撃墜。
そして、フライデータの解析により、マルコフはアメリカ首都であるワシントンDCに向かって飛んでいることが判明する。
2016年1月18日 14:35 政府軍が遂にアメリカ首都であるワシントンDCに侵攻してくる。
首都防衛を担っていたミサイル巡洋艦USS アンツィオ」が3機のフランカー特攻により大破してしまう。
すると今度はTu-160ブラックジャック爆撃機ポトマックを遡上しワシントンDC中心部へ向かってくる。ウォーウルフ隊がTu-160を撃墜すると、最後の悪あがきか、ウッドロウウィルソン特攻する。
このせいで、地上にある対防衛網がダウンしてしまう。そして、マルコフのPAK-FAが登場。
そのPAK-FAトリニティを搭載しており、ワシントンDCトドメを刺す論見ではあるがミサイルに損傷があり遠距離から撃つことが出来ない。そのため標近くまで侵攻しなければならなかった。
ショップ中佐は死闘の末、マルコフを撃墜。これで戦いが終わったかのように思えた。しかし、マルコフの最後っ、つまり撃墜される直前にミサイルを機体から切り離して誘導でホワイトハウスに投下したのだ。
しかしビショップ中佐のおかげで着弾前にミサイルは破壊され、ホワイトハウスに損は出なかった。これで全ての戦いに終止符が打たれる。
2016年1月18日 15:08 ガッツ生還。マイアミ合で発見される。

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エースコンバット アサルト・ホライゾン

616 ななしのよっしん
2018/03/15(木) 10:12:19 ID: pOQOUQub6S
そうだな。そのような限られた用途であれば、褒められる点もあるかもしれんな。エスコンタイトルを冠し、その上フルプライスであったことを除けば。
エスコンとは縁もゆかりもないタイトルとして、3000円ぐらいのお安めのゲームとしてなら、人によっては面ゲームとして評価は得られたんじゃないかな。

くどい演出を何度も強制で見せられる1ミッション数十分を好き好める人間であれば、楽しいんだろうと思うよ。
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617 ななしのよっしん
2018/05/15(火) 10:51:49 ID: 6MPdFDYhFc
難度ACEは本作が如何にゲームデザインおかしくてそれに対して調整もされてない事の明所でしかないから…
オーバーテクノロジーたる戦闘機の自己修復切られただけで運ゲーになるて
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618 ななしのよっしん
2018/06/27(水) 18:04:04 ID: HGHhKQacmi
普段キャンペーンばかりでオンラインどやらないも本作のオンラインだけは楽しかった
酷評されるDFMオンだと(機体性除けば)等なのでマジ熱した
この手のゲームドッグファイトを積極的に行うってシステム上難しいしね
それだけに本編の強制仕様が惜しい
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619 ななしのよっしん
2018/07/03(火) 09:00:10 ID: 6MPdFDYhFc
>>608
>>609
今作よりによって(中途半端な)リアリティ路線走ったから敵の線は要所の割り込みり掛け以外は一切いというね

>>610
COD新作とBF新作と見事に被った
このタイミングで変なアメリカVSロシア物語やった所為でいらん較をされる羽
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620 ななしのよっしん
2019/01/15(火) 20:56:59 ID: TeyNdltu/L
10年ぶりのナンバリング7にもアサホラの良い部分組み込まれてるみたいで良かった。
リアルタイムで崩れてくるビルを潜り抜けるとか楽しみだなぁ

当時は正直あんまり好きになれなかったけど、アサホラで試したことは駄じゃなかったって作品だといいな
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621 ななしのよっしん
2020/03/08(日) 02:27:15 ID: vOOh2Gs12s
マルチは7よりAHのほうが好き
キャンペーンは数回で飽きたけどマルチはやりまくったなぁ
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622 ななしのよっしん
2020/05/12(火) 21:26:44 ID: 4FTq7ZAM+B
久しぶりに思い出して動画見たけど、人がやってるのを見るぶんには楽しいなこれ
でも難易度ACEAC-130とかラスボスはたとえ貰っても二度とやりたくない
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623 ななしのよっしん
2020/10/29(木) 15:40:51 ID: 1+FyPsd78S
良かった点
敵機のダメージ表現。正直6までの炎吐いて落ちるだけなのは物足りなさあった
爆撃機ミッションヒャッハー
モスクワミサイル基地みたいな一部のミッションで、ヘリ爆撃機操作中にプレイヤーの選んだ機体とスキンでウォーウルフ隊が飛来する事。リプレイ以外で自機を俯瞰で見られるのは新鮮
受動的とはいえポストトール機動をプレイヤーが出来るようにした事
DFMASMのトドメのミサイルが突っ込む演出。7でミサイル視点復活したけど、こればっかりはAHのが迫ある
キン色変え機。なぜ7でくした
ストーリー限定のマイアミ面で僚機が一緒に離陸してくれる
LASMとLAGMの統合。7の両者はLACMに喰われてるのでもどして
マルチロックミサイルが1セット辺りの装弾数になった事。バカスカ撃てて爽快

悪かった点
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624 ななしのよっしん
2022/01/09(日) 22:55:45 ID: A+LAH21aGb
今までと違う物作れと言われて作ったら不評でプロデューサーが膝から崩れ落ちるくらいショックだったらしい
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625 ななしのよっしん
2023/10/29(日) 01:05:57 ID: 4FTq7ZAM+B
個人的には現実世界舞台にしたとか主人公パーソナリティを設定したとかヘリステージがあるとかは別にいい

このゲームの受け付けられないとこは①ステージごとに機種が強制的に固定、②敵の観光旅行機体(マルコフ含)が一定時間経つまで無敵、③せっかくフレアがあるのに正面からのミサイルには効かない、④友軍上陸作戦ASMで顕著だけど特定標を破壊すると強制的に注させられてそのあいだも当然飛行し続けるので標を取り逃がしてしまう、
マップが広いが自由度が低い、⑥ステージのようにA地点で敵が湧く→B地点で湧く→またAで湧くというようにあっちこっち往復させられる、
ガンシップ面がただただ苦痛、⑧グラフィックが前作の6より粗い(特にがひどい。上から見下ろしながら旋回するとブロックごとにくるっくる回る)、
・・・つまりエスコンとしてじゃなくてゲームとしてダメなんだよね。もしこれが今までどおりストレンジリアルだったとしてもクソゲーだった。プレイヤーをイラつかせる要素がてんこ盛りだもん
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