エースコンバット アサルト・ホライゾンとは、PlayStation3・Xbox360・PC(現在海外のみ)向けに発売されたフライトシューティングゲームである。
開発・販売を、バンダイナムコゲームスが担当する。
略称は『ACAH』、『エースコンバットAH』。特にニコニコ動画においては正式名称ではタグに収まりきらないため、このどちらかが用いられることが多い。
概要
エースコンバットシリーズの11作目、据え置き機向けでは8作目に当たり、シリーズで初めてPlayStation3向けに発売される(Xbox360には、前作『6』が登場している)。
2013年1月25日には海外ダウンロード発売のみであるがPC版が発売された、これはEnhanced Edition(いわゆるDLC全部入りセット)として35ドルで発売中である。
強烈な破壊表現とドッグファイト描写を軸に、『再生』=“Re-birth”をキーワードとして、従来のシリーズ作品からの革新・改良を意欲的に押し進めた作品。
キャッチコピーは、『もがれる翼の断末魔』。
レビュー
ファミ通クロスレビューでは10/9/9/9=37点でプラチナ殿堂入りを果たしている。
IGN集計による、海外大手レビューサイトの平均スコアは、8.0/10。
一方でGameSpot(5.5/10)や1UP(3/10)などでは評価が低く、オンラインは悪くないものの
ストーリーはCoDなど人気FPSの劣化コピーであり、新システムやヘリなどは退屈なだけとの批判も多い。
また、日本の各サイトでのユーザーレビューでも同様の酷評がなされている。
従来ファンからは主人公に明確なキャラ付けが成された、前作までの架空機や巨大兵器が登場しないなど
今までのエースコンバットらしさが失われたとする声が根強い。
脚本
今作の脚本はアメリカの軍事作家ジム・デフェリス氏が担当している。彼の小説は日本であまり翻訳出版されていないため知名度は低い。
彼のホームページのメイキングによると、彼はエースコンバットシリーズを長い間プレイしてきて今作の仕事話が舞い込んできたとき、従来と同じような架空世界を舞台に脚本を書くと思ったようだ。だが話を進めていくと現実世界を舞台にした脚本を書いてほしいことに気づき、接触した意図を理解したと書いてある。
今作の前日談となるThe Last Aceという本をkindleで出版している。これは主人公ビショップ中佐の背景を書いたものであり81ページの短編だ、全編英語だが興味があれば買って読んでみるのもありだろう。
PC版
今作では海外のみではあるが、2013年1月25日にエースコンバットとして初のPC版が発売された。フルHDの解像度をサポートし60fpsで動作することが出来る。そのほかにはアンチエイリアスを有効にすると、ハッキリクッキリとした映像で楽しむことが出来る。
ジョイスティックの動作もサポートしx52やcyborg v.1といった各種ジョイスティックで操作することも出来る。
“クロスレンジアサルト”システム
敵機の背後を取った状況で発動可能で、敵機を執拗に追撃して機銃やミサイルを叩き込める“ドッグファイトモード(以下、DFM)”と、特定の突入ポイントで発動可能で、地上の敵に掃射を浴びせられる“エアストライクモード(以下、ASM)”がある。
発動条件を満たすと対象(敵機 or 突入ポイント)に円形のクロスレンジサークルが表示され、左右ヨーのボタンを同時押しすることで発動する。
機体によって使用できるシステムが変わる。戦闘機は、対地攻撃であるASMを使用することが出来ないし、逆に攻撃機は、対空攻撃であるDFMに対応できない。マルチロール機は両方を使用できる。
DFM
DFMは、敵機の後方に位置付けて敵機にサークルが表示された状態で左右ヨーのボタンを押すことで発動する。
敵機にズームアップし続け、また自動的にその相手を追尾する。
この状態では前方に攻撃サークルが出現し、この中に敵機を捉え続けるとサークルの周りのゲージが溜まっていき、最大まで溜まってサークルが赤くなると1発だけ誘導性能が非常に高いミサイル(必中ではない)を発射することができる。さらに、敵機をサークルの中央に捉えて撃つと威力が上がるダイレクトシュートになる。
機体の自動追尾はかなり優秀だが、自分でちゃんと操作しないと敵をサークルに捉えられないため、ドッグファイトに入ったら即撃墜確定とはいかない。手動での操作や敵機の機動次第であっさり振り切られてしまうこともある。
また、敵のエースパイロットは通常の敵機とは比べ物にならない回避機動とフレアによる欺瞞を行うため、DFMにて撃墜することが有効であるが、DFM状態であっても激しい回避機動を行うばかりか後述のカウンターマニューバで後ろに回りこんでくることもあるため、駆け引きが重要となってくる。
敵もDFMをしかけてくる上、こちらのDFM中に別の敵にDFMをしかけられると自分のDFMが解除されてしまう。
キャンペーンのハードにおいては、敵の回避機動を捉えるにはかなりの技術が必要となる。特に“アクーラ”=マルコフの暴れぶりは凄まじい。
なお、クロスレンジアサルトを一切使わず(過去作同様の)通常機動だけでも戦うことは可能である。
オンラインにおいても、カウンターマニューバを使わずにDFM追尾を振り切ることは可能である。
但し通常機動で戦う場合はミサイルや機銃のHIT表示・撃墜表示は一切無く、
DFMを使う場合よりもやりづらい、不利な戦いを強いられる仕様になっている。
また、キャンペーンにおいてはドッグファイトモードでないと撃墜できない演出用の敵がいる。
カウンターマニューバ
戦闘機の場合、敵機にDFMで追尾されている時、減速で相手との距離をギリギリまで縮め、機体を水平にした状態で左右ヨーのボタンを押すことで発動する。
クルビット、コブラ、バレルロール等の鋭い機動で相手の後ろに回りこんでDFMの攻守交替が可能。
ただし、至近距離で機体を水平にするというのは被弾のリスクが最も大きくなる瞬間でもあるため、実行には相応の危険が伴うことを忘れてはいけない。
また、敵(特にエースパイロット)もカウンターマニューバを使用することがあるため、姿勢の安定を許すと今度は自分が形勢を逆転されることもある。
相手にカウンターマニューバを使われた時、自分も素早く左右ヨーのボタンを押すことで回り込もうとする相手を機関砲で狙うことができる。
戦闘ヘリの場合、ミサイルを撃たれた時にL1+R1 or LB+RBで発動する。
左右へのロールでミサイルを回避し、さらにミサイルを撃たれた方に方向転換できる。
連続で使用すると再発動可能になるまでの時間が伸びていく。
攻撃機では発動できない為、戦闘機にDFMをしかけられてしまうと危機回避は絶望的になってしまう。キャンペーンでは攻撃機の使用が限定的なのでほぼ無いが、オンラインでは戦闘機の脅威を嫌というほど味わわされるであろう。
エースコンバットチームが開発した『スカイクロラ イノセン・テイセス』のマニューバシステムにも通じるシステムである。
ASM
あらかじめ設定されたASMパス突入ポイントに接近することで発動可能。原則1ASMパスにつき1回のみ。オンライン対戦ではこの限りではない。
進行ルートの左右にサイドコーンが表示され、エリア内を飛行している間は機体が安定するようアシストがかかる。
さらに、武装のリロードが格段に速くなり、機関砲のオーバーヒートも緩和される為、地上に向かって猛攻撃を仕掛けられるようになる。
目標を全て破壊する、パスの終端に到達する、エリアを外れる、エリアを逆に飛行する、敵にDFMをしかけられる、等によってASMは解除される。一度解除されたASMは基本的に二度と突入できなくなる。
戦闘機以外のプレイの追加
今作では、戦闘機によるプレイに加えて、戦闘ヘリ・爆撃機などの機体によるプレイや、ドアガンナー・射撃航空支援など、フライトシューティングに限らないパートも追加されている。
ヘリコプターによるミッション
戦闘機とは対照的に、ドッグファイトではなく、地上の敵への奇襲攻撃が主なミッションとなる。ハインドなどとの空戦も堪能できる。
キャンペーンではアパッチ・ロングボウを使用するが、ゲームを進めるとハインドも使用可能になる。
ハインドはアパッチと比べて耐久力と兵装搭載量に優れるが、その分機動性でかなり劣る。
アパッチでプレイして「ヘリってこんなにキビキビ動けるのか?」と思った人は、ハインドのモッサリ具合を存分に味わおう。
シューティングミッション
攻撃ヘリに同乗しての機関銃による地上攻撃、AC-130からの地上部隊への航空支援など、フライトシューティングではないパートも取り入れられている。
その他の新要素
強烈な破壊表現
前作までとは比べ物にならないレベルで、敵機やオブジェクトの破壊表現が練りこまれている。ミサイルの当たったビルが吹き飛んだり、機銃の命中したクレーンが崩落したりする。
特にDFMを発動して至近距離で機銃を叩き込んでいる間は、敵機のボディが弾けて散らばっていくところまで視認することが出来る。
撃墜した時などは、敵機の残骸が間近を通り過ぎて行くのをはっきりと確認できる。
また、その残骸に誤って激突することもあり、この場合大ダメージを受ける。
今回はカメラ表現にもこだわっており、撃墜直後、爆炎を上げながら堕ちて行く敵機の姿をカメラが追ったりする。その間はスローモーションであるため、ミッションそのものには影響は出ない。
HUDの一新
従来と比べてかなりシンプルなものに変わっている。
敵機を捉えていない状態では、高度・速度・武装・マップのみである。
これに加えて、状況に応じて、敵機を捕らえるロックオンマーカーや、後述のダメージメッセージが表示されるようになっている。
現実世界を舞台としたストーリー
今作では、現実世界が舞台となる。
新ロシア連邦の建国を掲げた多国籍ゲリラを相手に戦う、アメリカ空軍のエースの活躍を描く。
これまでの舞台は架空の世界で、巨大飛行要塞・レーザー砲などのオーバーテクノロジーが登場していたが、今作においては一切登場しない(配信機体として架空機体は一部登場する)。
舞台は、マイアミ、モスクワ、ワシントン、ドバイなど、実在の大都市上空などを中心として、やはり全て実在の場所。
主人公・ビショップの所属する軍もアメリカ空軍である。実在する軍が登場するのも、シリーズ初である。
DLCでは対戦用の追加マップとして「東京」が用意されている模様。
その他
自機の耐久度が自動回復するようになっており、短時間に連続で被弾しなければ撃墜されることはない。
難易度エースでは自動回復が無い為、僅かなダメージでさえ後々に響いてくる。
HUDからは耐久度の表示がオミットされており、ダメージに応じて【LIGHT DAMAGE】【HEAVY DAMAGE】【CRITICAL DAMAGE】などのメッセージが表示される。
登場機体
現時点での使用可能機体。
ダウンロードによって、塗装や新機体が随時追加予定。
DLCで新たに追加される機体は、キャンペーンモードでは使用できない。オンライン&フリーミッションでのみ使用可能(一部例外あり)。
今作は機体によって警告音声の言語が変わり、生産国の言語で音声が流れる。
例:ロシア機はロシア語、フランス機はフランス語
Fighter(戦闘機)
対空戦闘用機。ドッグファイトに特化した機体。
副兵装は対空装備が殆どで、フレアの搭載数も少なめ。
対空攻撃に優れる反面、対地攻撃の点で劣り、DFMは使えるがASMを使用できない。
特にオンライン対戦では対地目標に対する攻撃力が低く、雑魚ですら通常ミサイルを複数発当てる必要がある。
- F-14D スーパートムキャット
- F-15C イーグル
- F-16C ファイティングファルコン
- F-22A ラプター
- Su-24MP フェンサー
- Su-33 フランカーD
- Su-35 フランカーE
- Su-47 ベルクート
- MiG-21bis フィッシュベッド
- MiG-29A ファルクラム
- EF2000 ユーロファイター・タイフーン
- Su-37 ターミネーター(DLC)
- YF-23 ブラック・ウィドウⅡ(DLC)
Attacker(攻撃機)
対地戦闘用機。対地攻撃に特化した機体。
副兵装は対地装備が殆どで、フレア搭載数も多い。
ドッグファイトでは無類の弱さ。ASMを使用できる代わりに、DFMを使用できない。
キャンペーンやフリーミッションにおいては、対艦戦闘など活躍の場は限られているが、オンライン対戦においては拠点攻撃に欠かせない重要な機体となる。
Multirole(マルチロール機)
対空・対地のいずれにも対応可能な機体。副兵装も両方を備えている。
DFM、ASMの両方を使用できる万能選手。
フレア搭載数はファイター以上アタッカー以下。
ECMを使用可能なのはほぼこれらのみ。
- F-15E ストライクイーグル
- F-16F ファイティングファルコン
- F/A-18F スーパーホーネット
- F-35B ライトニングII
- PAK-FA(隠し機体、ただし解放後使えるのはオンライン&フリーミッションのみ)
- ミラージュ2000-5
- ラファールM
- JAS-39C グリペン
- F-4E ファントムⅡ(初回特典DLC。ただしこの機体のみキャンペーンモードでも使用可能。)
- F-15S/MTD(DLC)
- AV-8B ハリアーⅡ+(DLC)
- ASF-X 震電Ⅱ - 河森正治デザインのDLコンテンツ機。尾翼と主翼先端に可変機構を持っていて、VF-19に似ている。
- CFA-44 ノスフェラト - AC6初出のDLコンテンツ機。
Helicopter(戦闘ヘリ)
対地攻撃・地上部隊支援などのミッションで使用。
オンラインにおいては、拠点確保・防衛に重要な攻撃手段となる。
- AH-64D アパッチ・ロングボウ
- Mi-24 ハインド(隠し機体、ただし解放後使えるのはオンライン&フリーミッションのみ)
- ※MH-60 ブラックホーク - ドアガンナーとしての射撃ミッションにのみ登場。今のところ操縦可能な機体ではない。
- Ka-50 ホーカム(DLC)
Bomber(爆撃機)
戦略爆撃機。
大量のフレアで敵の攻撃をかわしつつ、専用のASMにて地上の敵を殲滅する。
オンラインは首都攻防戦で敗北寸前になったときに限り使用できる、一発逆転の切り札として位置づけられている。
GunShip(ガンシップ)
局地制圧用対地攻撃機。
ガンシップとは、輸送機の積載量に物を言わせて大量の武装を積み、対地攻撃機に改造したもの。
操縦は不可能で、プレイヤーはモニター越しに地上部隊への支援攻撃を行う。
主なマップ
- アフリカ東部 - キャンペーン序盤の舞台となる砂漠地帯。油田基地などがある。
- モスクワ- ロシア連邦の首都。モスクワシティやクレムリンなどが存在する。
- ドバイ - 中東の大都市。ブルジュ・ハリーファを中心とした摩天楼と、周囲に広がる大砂漠が特徴的。
- マイアミ - 体験版の舞台となった湾岸都市。
- フロリダ - ハリケーンの吹き荒れる沿岸部。
- ワシントンD.C. - アメリカ合衆国首都。
- スエズ運河 - ゲリラのタンカーを相手に戦闘ヘリによる熾烈なミッションが展開する。
- 黒海 - フリゲート艦との対艦戦が繰り広げられる、一面海原のマップ。
- ハワイ・ホノルル - オンライン専用マップとして配信。
- 東京 - オンライン専用マップとして配信。東京スカイツリー、新宿副都心、お台場、皇居などが忠実に描かれる。
劇中の時系列
アメリカ空軍所属 「ウィリアム・ビショップ」中佐率いる戦闘機部隊「ウォーウルフ隊」はアメリカ・マイアミ上空にて所属不明の戦闘機部隊と交戦。 しかし、"サメ野郎"が放ったミサイルに被弾し脱出、パラシュートで降下中にサメ野郎のSu-35が突っ込んできた、というところで実は夢オチ。 目が覚めると中佐に緊急出撃命令が入る。 |
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2015年12月21日 08:00 | NATO連合軍所属、アメリカ陸軍のヘリコプター部隊「シューター隊」と「ノーマッド隊」は東アフリカを飛んでいた。東アフリカの反政府組織に攻撃をする作戦に参加するためである。 作戦終了間際、謎の大爆発が発生。部隊に多数の被害者が出ることとなる。 |
2015年12月21日 10:36 | 東アフリカのNATO連合軍基地にビショップ中佐と、ウォーウルフ2番機のパイロット、"ガッツ"こと「ホセ・グティエレス」大尉がいた。基地内は慌ただしい様相を見せていた。ヘリコプター部隊の被害者が次々に移送されていた。 シューター隊隊長の"ディーレイ"こと「ダグ・ロビンソン」大尉曰く、これまでに見たことのない大爆発だったとのこと。 基地の建物内ではNATO連合軍司令官・フランス空軍の「ピエール・ラポワント」将軍と、ロシア空軍の「イワン・スタグレイショフ」将軍が共同作戦の方針について揉め事を起こしていた。 |
2015年12月21日 13:43 | ウォーウルフ隊が離陸しようとしたところ、空中給油機が炎上しながら滑走路に墜落する。そんな悪条件のなか防空戦が始まる。反政府軍との交戦で油田施設に損害が発生するも、反政府軍を撤退させることに成功する。 しかし、ロシア空軍戦闘機部隊「レッドムーン隊」の隊長、「セルゲイ・イリッチ」少佐が作戦中にベイルアウトしたところを反政府軍に拉致されてしまう。 |
2015年12月22日 09:12 | イリッチ少佐救出作戦決行。ヘリコプター部隊のシューター隊、ノーマッド隊ほか陸軍地上部隊が作戦に参加する。反政府軍の猛攻に遭いながらも、少佐を無事救出。 帰投しようとしたところ、怪しいトラックの車列があったので停止を呼びかけようとしたところ、車列との銃撃戦となる。すると、トラックがまた謎の大爆発を起こす。12月21日にあった爆発が再び。 |
2015年12月23日 13:07 | 反政府軍の拠点、東アフリカ山間部の町「モガ・ア・ディー・ユ」に連合軍地上部隊が派兵されることが決定。その支援のためにアメリカ空軍の爆撃機パイロット「ジャニス・リール」少佐がAC-130Uに搭乗し出撃する。 味方地上部隊が撤退しようとしたところ、地上部隊「ブラボー8」の指揮官であるニコラス中尉が部下を捜索するために地上に取り残されてしまう。残念なことに助けようとした部下は既に息絶えていた。 ニコラス中尉救出のためにスリング(フルトン回収システム)の使用をリール少佐は提案。無事ニコラス中尉の救出に成功する。 |
2015年12月23日 15:48 | ウォーウルフ隊が東アフリカの連合軍基地に着陸しようとしたところ、スタグレイショフ将軍が直々に戦闘機部隊「ビッグベア隊」を率いて緊急出撃した。ビショップ中佐はスタグレイショフ将軍に問いかけるもはぐらかされる。 すると基地から緊急指令が。「カルース」という町が攻撃されているということでウォーウルフ隊は現場に急行する。すると、ビッグベア隊が連合軍の一員であるフランス空軍機を撃墜。ビッグベア隊は反政府軍側に寝返ったのだ。 そうこうしているうちに、サメ野郎が戦場に現れる。ビショップ中佐は交戦するも被弾。しかしサメ野郎は敢えてトドメを刺さず戦場から撤退する。 ビショップ中佐は基地に帰還するが着陸後の減速中に戦闘機の前脚が折れる。機体がスピンしながら胴体着陸となり、ビショップ中佐は脱出すると、カルースで謎の大爆発が発生。 |
2015年12月25日 21:05 | ラポワント将軍やウォーウルフ隊といった連合軍「タスクフォース108」はペルシャ湾海上の空母にいた。ラポワント将軍が今回発生した事態に関する説明を行った。 解説によると、ロシアの犯罪組織「ブラトノイ」が東アフリカの反政府軍と手を結んでいたこと、ノーマッド隊やカルースを襲った大爆発のもととなった新型爆弾の名前が「トリニティ」であること、 ブラトノイがアラブ首長国連邦の大都市のひとつであるドバイに対しトリニティによる攻撃を行うと脅しをかけていること、ブラトノイがロシア正規軍の軍人、しかも勲章持ちというかなりの実力者を大量にヘッドハンティングしていることが明らかとなる。 |
2015年12月26日 12:04 | エジプトのスエズ運河にて不審船が発見される。シューター隊・ノーマッド隊ほかSEALsが作戦に参加。ヘリコプター部隊は不審船に対し臨検を行うことを呼びかける。 不審船はヘリコプター部隊の呼びかけに素直に応じるがそれは罠だった。不審船には多数のテロリストが潜んでおり銃撃戦となる。 挙句の果てには、テロリスト達はMi-24ハインド攻撃ヘリコプターを差し向けるものの、ハインドは撃墜される。結果、3隻の船舶を捜索するもトリニティは見つからなかった。 |
2015年12月26日 13:57 | ウォーウルフ隊はドバイ防衛のため出撃。 ブラトノイは多数の戦闘機と共にTu-95ベア爆撃機を差し向けるも、ウォーウルフ隊の活躍により爆撃機全機が撃墜されドバイは守られた。 しかしどの爆撃機もトリニティを積んではいなかった。 |
2015年12月27日 17:06 | タスクフォース108メンバーは再びペルシャ湾海上の空母にいた。 ラポワント将軍は、今回のブラトノイがドバイほか中東諸国へ脅迫をした目的が目くらまし、つまり陽動作戦であることだと説明した。 ブラトノイは、今回の事件を隠れ蓑にして、ロシア内でクーデターを起こし、「新生ロシア連邦」(以下、NRF)を建てることをバレにくくする意図があったと。このクーデター計画に対し、ロシア正規軍の24師団が加わってしまう。 ロシアの首都モスクワはNRF軍の手に落ちてしまう。ブラトノイの戦力の残りは黒海とコーカサス地方に駐留。この2つの地域はかつてスタグレイショフ将軍が司令官を務めた場所でもあった。 そして、このクーデターの主軸となる人物が判明する。それが、サメ野郎とも呼ばれていた「アンドレイ・マルコフ」大佐であった。マルコフは10年前、ロシア連邦英雄勲章を授与されたことのあるエースパイロットであり、マルコフがいつも乗る機体にはシャークマウスペイントがされていた。ロシア空軍内部では「アクーラ」(ロシア語でサメを意味する語)と呼ばれていた。 |
2015年12月31日 13:00 | ウォーウルフ隊はロシアの「デルベント」という町へ出撃する。 ロシア正規軍の地上部隊「チュレーニ隊」、戦闘機部隊「モーラト隊」、「ヴァローナ隊」との共同作戦となる。NRF軍はデルベントにあるガス・石油のパイプラインを占領しており、それを排除するのが今回の作戦である。 チュレーニ隊はウォーウルフ隊の支援のおかげでデルベントの城塞を奪還することに成功した。 しかし作戦終了直後、マルコフのSu-35が出現、マルコフはなんとトリニティ弾頭搭載のミサイルを城塞に向けて発射したのだ。 しかし、ウォーウルフ隊の活躍によりミサイルの誘導装置が破壊され空中に迷走、その後空中で大爆発した。幸いなことに、ウォーウルフ隊やチュレーニ隊に被害は全く出なかった。 |
2016年1月3日 12:08 | ロシアの「ベールイ基地」がNRF軍によって攻撃を受けているさなか、ロシア空軍の輸送機 コールサイン「サヴァ―」4機が空中待機していた。輸送機は医者と医薬品を積んでいるが着陸が出来ない状況であった。ウォーウルフ隊ほかヴァローナ隊の活躍により4機の輸送機は無事着陸、NRF軍も撤退した。 |
2016年1月6日 15:00 | NRF軍に捕らえられているロシア連邦首相を救出する「グースレスキュー作戦」にウォーウルフ隊、モーラト隊、米露共同の特殊部隊「ハンマー隊」(米SEALs)、「ゾイアー隊」(露スペツナズ)等が参加することとなった。首相が捕らえられているヨットはNRF軍のフリゲート艦に曳航されていた。フリゲート艦を撃沈すると、NRF軍は空母や巡洋戦艦、イージス艦等を差し向けるもウォーウルフ隊の活躍により全て撃沈された。 |
2016年1月10日 15:07 | タスクフォース108はロシア・コーカサス地方のロシア正規軍基地にいた。 UAVの偵察映像では、マルコフとスタグレイショフが一緒にいる場面があった。 ビショップ中佐とガッツは久々にリール少佐に再会する。 |
2016年1月10日 22:00 | リール少佐はロシア・コーカサス地方のICBM発射基地を爆撃するため爆撃機に搭乗し出撃。地上レーダー網をかいくぐり、地上の移動式ICBM発射台を破壊。 すると、MiG-31が迎撃に向かってくるもウォーウルフ隊が合流しリール少佐の爆撃機は命拾いする。 続いて、地下のミサイルバンカーを破壊。全てのICBM発射台が破壊された。 リール少佐の爆撃機が帰還しようとすると再び敵戦闘機部隊が登場。ウォーウルフ隊の活躍により敵戦闘機部隊は殲滅される。 しかし、移動式ICBM発射台が1台ビルに隠されていることが偵察部隊から知らされる。リール少佐は急遽現場に向かおうとするが間に合わない。そうこうしているうちにICBMが発射されてしまう。 そこで、ウォーウルフ隊は危険を承知で発射されたICBMの迎撃へ向かう。機体を急上昇させ総攻撃し、ICBMは破壊された。 |
2016年1月15日 12:20 | タスクフォース108はモスクワ近郊のロシア正規軍基地にいた。 NATO連合軍およびロシア正規軍は共同でモスクワ市街地をNRF軍から解放する作戦を決行する。そのブリーフィングが行われていた。 NRF軍は残り3発のトリニティをまだ所持しており、全てが巡航ミサイルに搭載しているとのこと。 |
2016年1月15日 15:00 | シューター隊はロシア正規軍地上部隊「リガ隊」、ロシア正規軍ヘリコプター部隊「オサー隊」の支援のため出撃。進撃していくと、NRF軍は地対空ミサイルを差し向ける。 しかしシューター隊は低空進入し見事NRF軍地上部隊を殲滅。 すると、NRF軍はモスクワに向けてトリニティを発射し着弾。 |
2016年1月15日 16:03 | モスクワ市街地近郊にトリニティが着弾し死傷者が多数出る。 そんなさなか、NRF軍は更にモスキート巡航ミサイルを発射する。ウォーウルフ隊の活躍により全弾迎撃されるがトリニティ弾頭搭載のものはなかった。 すると今度はTu-160ブラックジャック爆撃機を5機差し向けてくる。これらもウォーウルフ隊によって撃墜されるが、ガッツが「いつもロシアの爆撃機部隊は6機編隊を組んでいた」ということを指摘。 そこでビショップ中佐はレーダー網を避けるように低空飛行してくる不明機を見張るように指示を出す。 すると、今度はなんとマルコフのSu-35とともに最後のTu-160が飛来してくる。そのTu-160はトリニティを搭載していたがウォーウルフ隊の活躍により撃墜される。 そして、ビショップ中佐はマルコフと決着を付けるべく一騎打ちのドッグファイトとなった。 死闘の末、マルコフのSu-35は撃墜される。 作戦終了後、ロシア正規陸軍の一部隊「アーレクシー」の指揮官から、NRF軍が降伏条件を伝えてきたと通信が入る。 NRF軍のスタグレイショフ将軍は、自身の免責と引き換えに、残り1発のトリニティを引き渡すと。 |
2016年1月18日 05:16 | アメリカ・フロリダ州マイアミのホームステッド空軍基地にタスクフォース108はいた。 そこでは、何故マルコフがこのような行動を起こしたか、そしてマルコフとイリッチの繋がりを隊員が説明を受けていた。 マルコフとイリッチはボスニア紛争で、ロシアの同盟国に対して味方として秘密裏に送り込まれたパイロットであり、マルコフはNATO機を撃墜したと言われている。マルコフは、「クリスタ・ヨスラフ」という女性と極秘結婚しており、それは命令違反であった。しかし、クリスタはアメリカ軍の誤爆により死亡。マルコフはこのことを今でも根に持っており、それが今回の戦いの元凶であると指摘されている。 イリッチはマルコフとその頃から古い友人であり、イリッチがマルコフを命の恩人であると見做していることも判明。残った反政府軍はアフリカに脱出し南米北部に潜んでいるとされているが、特定には至っていない。 そして、今回、タスクフォース108はフロリダ南部の防空任務にあたることになり、ホームステッドから飛び立っていった。 |
2018年1月18日 10:22 | ウォーウルフ隊はマイアミ上空で所属不明のSu-35に遭遇。所属と飛行目的を明かさなかったため敵と認識、交戦する。 交戦中、マルコフと遭遇。マルコフのPAK-FAはビショップ中佐に対しミサイルを発射するが、それをかばうようにガッツがかぶさり、ガッツのF-22が被弾。 ガッツはベイルアウトしようとするも出来ない状態になってしまった。そこでビショップ中佐はガッツに対し背面飛行するように指示。するとビショップ中佐はガッツのF-22のキャノピー部を精密に狙い機銃で破壊。 ガッツは脱出するも、そこは激しい波の海上であった。するとマルコフが再び登場。ヘッドオンでの撃ち合いになる。 ビショップ中佐はマルコフにダメージを与えるが逃げられてしまう。着水後、ガッツの位置情報を知らせるビーコンが消失してしまう。 |
2016年1月18日 12:46 | ウォーウルフ隊はハリケーンの吹き荒れるアメリカ・フロリダ州沿岸を飛行していた。なんと、そこにはマルコフのPAK-FAとは違うもう一機のPAK-FAが奴らの取り巻きと共にいたのだ。 マルコフを追跡しようとしていたが、味方レーダーから消失、ビショップ中佐だけが最後の頼りとなってしまう。 味方の増援としてF-15に搭乗した「ダガー隊」が合流するもマルコフ達によって瞬殺されてしまう。 すると、マルコフのPAK-FAとは違うもう一機のPAK-FAが突如旋回。そのPAK-FAにはなんとイリッチが搭乗していたのだ。イリッチも裏切ったのだ。 イリッチはガッツが口で言うほど上手く飛べた試しがないと挑発してくる。死闘の末、ビショップ中佐はイリッチを撃墜。 そして、フライトデータの解析により、マルコフはアメリカの首都であるワシントンDCに向かって飛んでいることが判明する。 |
2016年1月18日 14:35 | 反政府軍が遂にアメリカの首都であるワシントンDCに侵攻してくる。 首都防衛を担っていたミサイル巡洋艦「USS アンツィオ」が3機のフランカーの特攻により大破してしまう。 すると今度はTu-160ブラックジャック爆撃機がポトマック川を遡上しワシントンDC中心部へ向かってくる。ウォーウルフ隊がTu-160を撃墜すると、最後の悪あがきか、ウッドロウ・ウィルソン橋に特攻する。 このせいで、地上にある対空防衛網がダウンしてしまう。そして、マルコフのPAK-FAが登場。 そのPAK-FAはトリニティを搭載しており、ワシントンDCにトドメを刺す目論見ではあるがミサイルに損傷があり遠距離から撃つことが出来ない。そのため目標近くまで侵攻しなければならなかった。 ビショップ中佐は死闘の末、マルコフを撃墜。これで戦いが終わったかのように思えた。しかし、マルコフの最後っ屁、つまり撃墜される直前にミサイルを機体から切り離して無誘導でホワイトハウスに投下したのだ。 しかしビショップ中佐のおかげで着弾前にミサイルは破壊され、ホワイトハウスに損害は出なかった。これで全ての戦いに終止符が打たれる。 |
2016年1月18日 15:08 | ガッツ生還。マイアミ沖合で発見される。 |
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