オアシス21とは、愛知県名古屋市東区東桜1丁目に所在する公共施設である。
概要
|
錦通と久屋大通の交差点の北東に位置し、2002年10月11日に正式オープンしたバスターミナルなどの公共施設と商業施設との複合施設である。公園施設の管理・運営は第三セクターの栄公園振興株式会社が行っている。
「オアシス21は地球に負担をかけず、自然の力を最大限に利用する、地球にやさしいランドスケープ」と公式サイトにも書いてある通り施設名は自然をテーマにした名称が付いている。マスコットキャラクターに恐竜(パラサウロロフス)をモチーフにした「いやしす」がいる。
名古屋のローカル番組や名古屋発祥の「寿がきや」などの多くのCMの撮影に使われた実績がある。名古屋テレビ塔がよく見える。
写真では平面にも見えるが、緑の大地は西から東に向かって登り斜面となっており、緑の大地の下がバスターミナルとして活用されている。銀河の広場が地下へ凹み、その上を水の宇宙船が覆う形となるなど地形にも富んでいる。
様々なイベントが開催されるほか、世界コスプレサミットにおいては隣接の地下街や久屋大通公園も活用される[1]。
施設
水の宇宙船
オアシス21のシンボルともいえる大屋根「水の宇宙船」。中央に水が流れるのが下からも見える。
営業時間内ではあれば上がることができ、外周には全面半透明ガラス張りの園路があり地上14mの空中散歩が楽しめる。ここから名古屋栄周辺の景色を眺めることができる。夜にはライトアップされとても幻想的になる。ちなみに「水の宇宙船」の軸は名古屋城の方角を向いている。真下には銀河の広場がある。
緑の大地
施設の東側。芝生が広くしいてあり東に向け緩やかに上り坂の斜面となっている。花壇が彩りを添え、春と秋に表情を変える二種類の樹木が水の宇宙船をとりまくように並んでいる。ベンチに座ったり、芝生の上に寝転んだりと憩の空間となっている。東は愛知芸術文化センターと連絡橋で繋がっている。北東にエレベーターが一基ある。バスターミナルの真上。
バスターミナル
地下鉄栄駅や名鉄栄町駅へのアクセスが便利な名古屋の交通拠点の一つ。市内へのバス路線はもちろん、市外・県外への長距離バス路線が数多く出ており(後述)、中にはバスターミナルショップもある。緑の大地の真下。
銀河の広場
地下1階。普段は普通の広場だが、時々ステージを使ったイベントが開催され、市民活動の多目的な空間となっていおる。また、隣接する愛知芸術文化センター、NHK名古屋放送センタービル、地下街・地下鉄・名鉄とつながっており互いに行き来しやすくなっている。水の宇宙船が屋根となっているほか、ステージを周囲上方・緑の大地から覗き込むことができる。
その他、広場周囲にさまざまな店舗が出店されている。(次項)
主な個別店舗
詳しくはこちらを参照してください。
隣接する交通機関
鉄道 |
バスターミナル |
- 名鉄バスからは、高速バス・近距離高速バス・空港バス(名古屋空港・中部国際空港)も出ている。
- ※降車場はオアシス21近隣であるが、行先によっては一部はオアシス21から離れているバス停もあるため要注意。
- 名駅バスターミナルからも同様に多数のバスが出ている。
- 名古屋駅~オアシス21は直線距離で約2.5kmだが、名駅地下街と栄地下街は繋がっていないので注意。
- 名古屋駅からは地下鉄東山線、金山総合駅からは地下鉄名城線を利用すると乗り換えなしで栄駅へ行くことができる。
関連動画
関連項目
外部リンク
脚注
- 4
- 0pt