曖昧さ回避
概要
オオカミとイヌは同種(もしくは亜種)であるが、イヌの品種改良が進んでいるため、分けて考えられる事が多い
現存するイヌ科の動物の中ではもっとも体が大きい動物であるうえに、高い社会性を持つため、群れで大型獣をも捕食できる。
知能の高さや威風を備えた風貌から、各地の民話・神話によく登場するメジャーな動物。独特の遠吠え(仲間との連絡などに用いる)は古来人間に恐怖を与え、特に照明のない森などで道に迷った人間にとっては畏怖の対象となってきた。寒い地方を中心に世界中に亜種が存在。
日本では畑をあらす動物を減らしてくれる存在として敬意を持たれ、大神と崇められてすらいた。しかし牧畜が盛んな文化圏にとっては、家畜を襲う害獣であり、敵視されがちだった。
ただしリアルでは絶滅の危機に瀕しており、たとえば日本の固有種であったニホンオオカミ、エゾオオカミなどはすでに絶滅したと考えられている。それ以外の地域でも生息数減少から保護動物とされている事が多い。
ニコニコで人気のオオカミたち
ホロホロ詐欺でおなじみの「狼と香辛料」ヒロイン・賢狼ホロや、ゲーム「大神」の主人公・アマ公ことアマテラス、「スターフォックス64」「スマブラX」のウルフなどが人気。
ちなみに牙突でおなじみの斎藤一さん(るろうに剣心)は、壬生狼こと新撰組の一員。
オオカミのイメージおよび扱い
- 前述のとおり、北欧神話のフェンリルを筆頭に、ネイティブ・アメリカンやアイヌ、北欧など各地の民話・神話に登場する。山岳地帯や狩猟が盛んな地域で神格化されることが多かった。
- ペロー童話やグリム童話でおなじみの「赤ずきんちゃん」の影響で、女の子を食べてしまうというイメージの言葉としても用いられる。用例としては、「もう遅いから送っていくよ」等と心配するふりをしておいて自分が豹変して襲いかかる男のことを指す「送り狼」などがある。
- 中世のキリスト教圏ではその恐ろしい風貌から悪魔の遣いと見なされ、ウェアウルフ(狼男、人狼)にまつわる獣人伝説も盛んに生まれ、伝承されてきた。
現代日本においても、平井和正のウルフガイシリーズや藤子・A・不二雄「怪物くん」の狼男などに端を発し、人狼は良い創作モチーフとなっている。満月を見ると狼化するパターンが一般的だが、丸いものならなんでもよかったりする模様。よく誤解されるがX-MENのウルヴァリンのイメージはイタチ科のクズリなので要注意。詳細は人狼の項目がそのうちできると思われる。→人狼 - その遠吠えの物悲しさ、絶滅の危機に瀕していることなどから、悲哀を漂わせたイメージもある。シートンの「動物記」に登場する孤高の狼王ロボとブランカなどに代表される。
- 「森に捨てられた人間の子供を育てた」など、子育てにまつわる伝承・エピソードが多い。演劇の主題にも用いられたアマラとカマラが有名。映画「もののけ姫」もある意味このパターン。ローマ帝国の祖、ロムルスとレムスも狼に育てられたと伝承されている。
なお、オオカミは巣穴で子育てを行う。そして一夫一妻制で、母親を中心に父親や群れのメンバーも子育てを手伝う。こういったどこか人間に近い習性をもつことから、上記のような「子育て」イメージが付いたのかもしれない。
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関連項目
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読み:オオカミ
初版作成日: 09/03/15 16:17 ◆ 最終更新日: 11/05/04 02:39
編集内容についての説明/コメント: イヌとの関係
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