単語記事: オスプレイ

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オスプレイV-22"Osprey")とは、アメリカのベル社とボーイングバートル(現ボーイング・ロータークラフトシステムズ)が共同で開発した輸送用ティトローター機である。

日本ではマスコミ市民団体によって特筆すべき猛な反対にあっている(後述)

概要

端に3枚羽のローターを装備したVTOL機。ローターをエンジンごと上に向けることでヘリコプターのような垂直離発着を可にしたうえ、飛行時には普通プロペラ機のようにローターを使用することでヘリよりも高速かつ低燃費(つまり航続距離が長い)で飛行することができるのが最大の特長である。
この特長からすでに採用されている米軍のほか、日本では陸上自衛隊での採用が決定している。またイスラエルインドなども導入に意欲を示している。

なお、機体名のオスプレイとは鳥類のミサゴ食性の猛禽類でタカに近い日本にも全に分布している)を意味し、「オスプリー」と書かれる場合もある。

その特異な形状と、実質的にヘリコプターの上位機種となる利便性もあって、近未来系の作品でオスプレイのようなティトローター機が描写されることもある。男がアッー!するビデオの事では。

開発史

ティルトローター機としての系譜

垂直離着陸が可ヘリコプター(回転機)が20世紀初頭に誕生し、第二次世界大戦前後に実用化されると、大きな革命をもたらした。というのも、大きな基地を必要とせずにビルのような狭い間へ人員などを輸送できるようになったためである。
しかし、当時のヘリコプターエンジンが低かったこともあって航続距離が非常に短かった。そこで、航続距離の長い固定機と垂直離着陸が可な回転機の両方のメリットを併せ持つ機体の研究が実用化前後から始まっていた。
その両方のメリットを持つ方法として、離着陸時にはローター(回転)をエンジンユニットごと傾け(ティルト)、プロペラ方向を上部へ向けることで垂直離着陸を行い、通常飛行時にはプロペラを前方方向へ向ければいいという方法が考え出された。
これティトローター機という。ちなみにごと傾けるタイプティルトウィング機と呼ぶ。
もっとも、1930年代からこの手の開発は進められたものの、精々実験機止まりで実用化になるものはなかった、のだが、ある事件が発生したことにより状況は一変することになる。

<イーグルクロー>作戦の失敗がもたらしたV-22開発

1980年イラン革命が発生し、アメリカ大使館職員らが孤立・人質となってしまう。これにあわてたアメリカ軍は急遽救出作戦<イーグルクロー>を行うのだが、これが色々な理由から大失敗。挙句の果てにイラン航空機事故まで起こすというおまけつきの一大汚点としなってしまう。
(イラン内陸部に設置した仮設飛行場までヘリ及び輸送機数機で進出。そのあとでヘリテヘランに侵入する。というプラン砂嵐などの理由でヘリ2機が不時着、1機がトラブルで飛び立てなくなり作戦に必要な機数が足りず中断と思ったらに煽られてヘリ輸送機と接触、火災、事故という流れ)

原因の一つとしてヘリコプターの航続距離速度が足りないことがあげられた。ヘリよりも高速で、航空機よりも離着陸に場所を選ばない機体が必要だったのだ。

これらの理由がオスプレイを誕生させるJVX計画につながった。
当初はアメリカ陸軍導であったが、やがて陸空海兵四軍すべてが運用する航空機として考えられたため、四軍すべてが計画に参入した。だが、そのために陸および海兵隊からの要が大量に発生し、開発は困難を極めた。特に軍からの要である空母での離発着められたたために実験は長期化した。
(その間、さらに様々な優先度の高い計画が次々と立ち上がるたびに予算を削減されつづけたのも長期化の理由ではある。そのため開発が長期に渡ったためオスプレイ計画が疑問視される理由の一つともなった)

このために運用試験も困難を極め、2000年にはテストで乗り込んでいた海兵隊員もろとも19名が死亡する事故まで起きる。当初、事故理由については様々な意見が飛び交っていたが、実際のところはローターの揚が突如失われるパワーセットリング(正式名はボルテックス・リング・ステート)が発生したためだった。これは航空力学では既知の原因であったが、ティトローター特有の性質によりこの問題が強く浮き出るようになってしまったのである。

このような致命的な事故がたて続けて発生したことで、一時はあだ名が”未亡人製造機”(ウィドウメカー)という不名誉なシロモノになってしまう。
(もっともこの機体だけではなく過去にも未亡人製造機と呼ばれた機体にはB-26やF-104があるのだが…。)

かしこれらの問題は技術的、運用面でも善が行われ正式採用が行われた。現在海兵隊モデルMV-22が導入されておりイラク戦争、アフガン戦争などに実戦参加しているほか、軍・仕様の導入が進められている。

安全性に対する懸念について

実用化に至るまでに不幸な事故が立て続けに起きたために「未亡人製造機」と呼ばれもしたV-22ではあるが、正式運用となった現在のところ、海兵隊の運用回転機の中ではもっとも事故率が低い機体であることが開されている。
飛行10万時間中、重大な事故(クラスA)の発生率は1.9程度(もっとも高いのは回転機ではCH-53D(シースタリオン)の4.51海兵隊全体ではAV-8B(ハリアー2)の6.76である。V-22航空機としての事故率は十分許容範囲内ともいえるだろう。ちなみに代替機体であるCH-46の事故率は36万時間・1.11である。ただし、老朽化・機体の酷使により事故率は増加する可性もあることはいうまでもない。

一般に航空機のみならず大抵の機械製品(PCなどに係らず)の故障率は、バスタブ曲線を示すといわれ、導入直後は事故率(不具合率)が高く、運用方法・整備手法が固まると低くなり、部品の摩滅・劣化などにより上昇するを示す。それを踏まえると、MV-22の事故発生率はバスタブ曲線に照らしあわせても低いものと考えられるだろう。

※詳しくは防衛省該当ページを参考にしてほしい。「MV-22オスプレイ 事故率について」というPDFがそれである。

「すでに軍高官だけでなく政府要職、および海外の軍将官(中国軍将軍もいる)も搭乗しており、運用面での注意事項はあるものの、特別な問題視はされていない。」というなんら科学的根拠はないけどとりあえず安全という意見もある(アメリカ合衆国オバマ大統領は上院議員であった時にV-22に搭乗したことはあるが、大統領就任後にV-22には搭乗していない)。

ただし、回転機と固定機双方の利点を持つティトローター機は、裏を返せばパイロットヘリコプター飛行機、またティトローター機独自の操作をめられるという操縦の難しい機体であるということもできる。
特に海兵隊では代替される機体が古いヘリコプターであるCH-46ということもあり、アナログ計器で雑然としたコックピットのCH-46から、液晶ディスプレイですっきりとしていて、難しい操縦を補佐するための最新のコンピューターによる操縦支援があるMV-22はかえって機種転換しにくいと古参パイロットからは不評であるようだ。
これに起因する事故が起きる可性も否定できないが、言うまでもなく最初からMV-22訓練を行った新世代のパイロットが増えればおのずと解決の筋が見える問題でもある。

アメリカ軍において

アメリカ軍の運用実績

現在アメリカ海兵隊では老朽化著しいCH-46シーナイト(初飛行1958年)の代替として海兵隊向けモデルMV-22の導入が急ピッチで進められており、17個飛行隊がすでにMV-22に機種更新済み。CH-46は6個飛行隊(実質3個飛行隊)としており、海兵隊ではすでにMV-22運用されている。イラク、アフガンでも運用が進められている。

軍向けモデルHV-22及び軍向けモデルCV-22(特殊作戦用)はそれぞれ50機前後が導入される予定で現在配備が薦められている。

以上の点を踏まえるとV-22(各種モデル)は既に実用・実戦運用を経ている機体だということがわかる。

在日米軍への配備と反対運動

海兵隊沖縄普天間基地へオスプレイを配備しているが、これについてマスコミ市民団体からの強な反対運動が起きている。しかしながら

等の理由により反対運動そのものへの疑念が呈されている。

その他、軍は横田基地へのオスプレイ配備を行う予定である。

日本での採用

防衛省2014年11月陸上自衛隊用としてV-22の採用を決定しており、[1]平成27年度予算で516億円(5機)が計上されている。[2]


海自に関しては、期警中給油、艦上救難、輸送か。

しかし、既に輸送用に掃輸送ヘリMCH-101」が採用されているため、輸送用途には一般の汎用護衛艦に着艦できない(と思われる)オスプレイには若干不利。
次期救難ヘリコプターとしては現在のところ川崎重工MCH系ヘリコプターが導入される見通しであるが、選定に不正があったとの通報があり特別監が行われた、との報道もあり先行きは不透明である。
期警については、全く新しい任務であり、機体数の純増となるため財務省とのしい攻防が予想される。
2013年6月には、日の共同訓練アメリカ海兵隊オスプレイ護衛艦ひゅうが」や輸送艦しもきた」に着艦し、特に「ひゅうが」はエレベーターでの格納庫への収容までこなし、運用に支障がないことを確認している。
なお、新護衛艦「いずも」では「ひゅうが」よりも格納庫・航空整備庫ともに拡大されているため、オスプレイの運用に問題はないとみられている。

空自に関しては救難機が濃厚だが、空自の救難ヘリコプターは新しくUH-60Jが選定されたばかりなので、オスプレイの導入はしばらくいと思われる。

性能 

関連動画


関連商品

関連項目

脚注

  1. *http://www.mod.go.jp/j/press/news/2014/11/21a.html
  2. *http://www.mod.go.jp/j/yosan/2015/yosan.pdf

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オスプレイについて語るスレ

1182 : ななしのよっしん :2016/11/09(水) 08:47:04 ID: lEu2WYx4oL
チヌークのように世界中で使われる傑作輸送機になる兆が一ミリもないんだよなぁ
仮になる可性があったとして量産効果が働いて安くなった頃に買えば良いだろ
1183 : ななしのよっしん :2016/11/09(水) 09:06:18 ID: KLBubKIkuX
アメリカがどう使おうと知ったこっちゃないけどもし日本が買うなら10年ぐらい運用して問題点を洗い出して善した良版、もしくは大量生産かもしくは落ちで値段が下がったところを買うんで良くね
1184 : ななしのよっしん :2016/11/09(水) 12:12:33 ID: 0PDieP0/TV
>>1175
レ◯プレイ(迫真)
1185 : ななしのよっしん :2016/11/16(水) 11:31:54 ID: b+laCXFXnO
>>1181
戦闘行動半径は辛うじて台州のあたりにかかるが、そんな使い方せんだろ。ガチであちらさんに上陸をかけるとすれば揚陸艦を出すんだから大して変わらん。

「今までできなかったこんなことやあんなことができる!」みたいな話じゃなく、「速いことはいいことだ」って話なら、意味ではないと思う。戦争において時は命なり。
ただそのためにはV-22の着陸地点を掃除するが必要になるわけで。そのが果たして自衛隊にあるのか。
まぁ内陸に攻め込むわけじゃないんだから、艦対地攻撃でも支援としちゃ十分かもしれんが、それならそれでまた装備がいるわけで。

しかしながら、こんだけの多いで今更になって離防衛ってどういうこっちゃろのう、と思う。ここまでくるとスレチかもしれんが。
1186 : ななしのよっしん :2016/11/20(日) 12:30:11 ID: yA3iiyvHo7
>>1181
そもそも垂直離陸時だと、航続距離はCH-47SDV-22もそんなに変わらない・・・というか、4トン積載とかだとCH-47SDの方が長いくらいになる
重要なのはペイロードで、垂直離陸時で4、5トン積載量が小さくなるV-22では、詰める燃料もCH-47にべてずっと少なくなる。
さすがに積んでる燃料が2倍以上差がつくと、オスプレイの方が航続距離が短くなるのも必然。
あくまでV-22の利点は速さ。航続距離は大したことない。
1187 : ななしのよっしん :2016/12/04(日) 12:34:07 ID: b+laCXFXnO
ところで「オスプレイはほかにべて事故率が低い。初期に事故が多発するのは当たり前だ」的意見だが、その事故が多発する時期にの上を飛び回ってほしくないってのは、誰だって思って当然だと思うのだが。
たっぷり墜落して初期不良を解決してくれたまえ。ひき肉になっても喜んで受け入れよう、なんて人間が導入に一人でもいるかね。
1188 : ななしのよっしん :2016/12/04(日) 12:38:40 ID: T/YV2GEEnU
そんなことを言いだしたら導入初期の新旅客機(ryとか話が広がるぞ
なんなら乗用だってそうだし
1189 : ななしのよっしん :2016/12/04(日) 12:54:03 ID: PSnwO+qs8n
>>1180
海兵隊と陸軍を一緒くたにしてる時点で君の考えはダメダメだ
1190 : ななしのよっしん :2016/12/04(日) 13:08:18 ID: QbMXzczTmU
>>1180
>>アメリカ海兵隊日本しか使いたがってないだろ
イスラエルカナダインドが検討・トライアル中。
1191 : ななしのよっしん :2016/12/04(日) 21:39:56 ID: b+laCXFXnO
>>1188
今時旅客機や乗用バスタブ曲線作れるほど不具合多発させたら開発企業倒産するわ。
兵器はある程度の不具合を実用段階で潰すことが前提だが、民間製品は不具合一個でも出せばリコール、賠償、価暴落まで一直線だぞ。
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