オニダルマオコゼ(Synanceia verrucosa)とは、海底に仕掛けられている設置型トラップである。
概要
スズキ目カサゴ亜目[1]フサカサゴ科に属する魚。インド洋・太平洋西部の熱帯海域のサンゴ礁などの浅い海に生息しており、日本では奄美大島以南で見ることができる。体長は40cm程度で、全身がコブ状の突起やくぼみに覆われており、岩に巧妙に擬態して獲物をじっと待つ。そのため、英語では「ストーンフィッシュ」と呼ばれる。
魚類最強とも言われる強い毒の棘を背鰭に持ち、刺されると激しい痛みを伴い、最悪の場合死に至ることもある。先述の通り、罠のごとく巧妙に岩に擬態してじっとしているため、生息地でのダイビングやシュノーケリングの際は注意が必要。うっかり岩だと思って足をつけるとブスリとやられる可能性があり、当然ダイビングブーツなんか軽く貫通してしまう。
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関連項目
脚注
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