概要
オニヤンマ | |
目 | トンボ目 |
科 | オニヤンマ科 |
学名 | Anotogaster sieboldii |
英名 | Golden-ringed dragonfly |
北海道から八重山諸島まで、日本列島に広く分布する。本土では市街地から少し外れた小規模な河川など、かなり広範囲に生息している。
日本最大のトンボであり、全長は9~11cm程。成虫の腹長はオスは約70mm、メスは約80mm、後翅長はオスは約55mm、メス約65mmほどと全体的にメスの方が大きい。ちなみに成虫になるまでの期間は5年といわれ、その間に9~10回ほど脱皮する。成虫は6月~9月頃に発生し、未熟時期には山頂付近や丘陵地の林道などでよく目撃される。また、都市部でも飛んでいる姿を見かけることがある。成熟すると、オスは流れの一定の区域をメスを求めて流水域に移動して往復飛翔を始める。
昆虫採集の対象として人気の高い種のひとつだが、他種のトンボと比べると格段に速く飛ぶため、捕まえるのはかなり難しい。
よく家の網戸に止まったり、窓を開けていたりすると家の中に入ってくることがある。
主な近縁種
- ヒロオビオニヤンマ
関連動画
関連静画
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- なし
- 0
- 0pt