オマーン国とは、中東にある国である。湾岸諸国の1つとして知られる。
概要
基礎データ | |
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正式名称 | オマーン国 Sultanate of Oman سلطنة عُمان |
国旗 | |
国歌 | スルタンの賛歌 |
公用語 | アラビア語 |
首都 | マスカット(Muscat) |
面積 | 312,460km²(世界第69位) |
人口 | 約290万人(世界第134位) |
通貨 | オマーン・リヤル(YTL) |
正式名称はオマーン国(アラビア語: سلطنة عمان (サルタナ・トウマーニ))。
一部では直訳のオマーン・スルタン国という表記を用いる場合もあるがあまり一般的ではない。通称はオマーン(アラビア語: عمان ウマーン)で、オマーンという表記は口語(方言)での発音に基づく。オマーンという名称は当地のアラビア系支配者の遠い先祖がイエメンのオマーン地方(詳細不明)から来た部族であるという伝承によるが、真相は定かではない。
アラビア半島の東南の端に位置する。日本よりやや狭い程度の面積と、広島県ほどの人口を持つ。東南側はアラビア海(インド洋)、西にイエメン、サウジアラビア、北にアラブ首長国連邦と接している。全土が砂漠で、河川がない。
現在ではアラビア半島の一角を治める国に過ぎないが、かつては強大な勢力を保持していた国である。特に18~19世紀には最盛期を迎え、対岸のイランや東アフリカの沿岸部を広く支配する海上帝国となった。この頃、東アフリカのザンジバル島(現在のタンザニアの一部)に遷都している。だがときの国王・サイード大王が死去すると分裂、急速に弱体化した。
1891年から第二次世界大戦後までイギリスに支配され、1971年に独立。
絶対王制が敷かれているが、カブース前国王は民衆の支持をしっかりと集めていた。
その名前から、日本では主に下ネタとして知られてしまっているかわいそうな国。だが、実際には「オマーン港」も「オマーン国際空港」も存在しない。
現実に存在するのはカブース港、サラーラ港、マスカット国際空港(旧称:シーブ国際空港)。また「オマーン湖」はオマーンには存在しないが、カナダには存在する。しかも2つ(写真1、写真2)。
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