オルガ・モードとは、ニンテンドーDS用RPG『メタルマックス3』に登場するキャラクターであり、賞金首である。
概要
眼鏡をかけた細身の美しい女性で、『冷血党』ナンバーズのNo.1。賞金額は90,000G。
実質、冷血党全体に於いては首魁のグラトノスに次ぐNo.2の地位にあると言ってもいい。
変装の名人であり、またその姿を見た者が全て死んでいるため、ハンターオフィスでも詳細な情報がつかめない。
ラスティメイデンの領主であるサブロミオ・ヤマダニンゲンに成り代わり、ハッピー電波発生装置を使ってラスティメイデンの住人を意のままに操っていたが、主人公によってその正体を暴かれる。
その後、ハイウォーターに聳え立つ冷血党の本拠地、ネツィブ・メラハの下層にて主人公達を待ち構えている。
その正体は、嘗てグラトノスの元に居た研究者ニックマンの娘で、グラトノスに想いを寄せている。
幼い頃からグラトノスに懐いていた事をいい事に、グラトノスはオルガを殆ど人質同然にニックマンを協力させていた。
メタモーフ細胞の研究の成果が上がらない事で業を煮やしたグラトノスは、遂にオルガを実験対象にしようとし、ニックマンはそれを知ってオルガと共に逃げようとしたが、グラトノスを盲信している彼女は父ではなくグラトノスに付き、メタモーフ細胞を移植されてしまった。
彼女とは合計二回闘う事になり、普通にやっていれば(←これ重要)どちらも生身で戦う事になる。
ドロップアイテムはオルガのメガネ/オルガのダイナモ/蒸着アーマーの三種。
メガネはレスラー除き犬含む全員が装備可能な、攻撃力と防御力がそれぞれ15ずつ上昇するアクセサリ。
ダイナモは無限使用可能な携帯バリアS。
蒸着アーマーは女性専用装備で体防具の中で防御力が二番目に高く、素早さが29上昇する。
一見すると耐性がないように見えるが、隠し耐性として通常耐性が若干付いている。そして中々落とさない。
ラスティメイデン
最初はサブロミオの格好で登場するが、ある程度ダメージを与えると正体を現す。
手にした銃での単体攻撃が基本だが、時々まいっちんぐのポーズで「いや~ん」と言い放って此方を魅了してくる。
オルガ自体の強さは大した事無いものの、布教砲との連戦なので回復アイテムに余裕がないとキツイ。
ちなみに、先にネツィブ・メラハのオルガを倒しておくと此処の偽者はコピードールになる。
ネツィブ・メラハ
前述通り、ネツィブ・メラハの下層で此方を待ち構えている。話しかけるとまるでメモリーセンターのようにセーブするかを聞いてくる。
あからさまに怪しいが、普通にセーブしてくれる。と言うか、此処に来るまでの道のりが結構長いので、セーブしてもらった方がいい。
序盤はラスティメイデン同様人間の姿で戦うが、ある程度ダメージを与えるとメタモーフ細胞の力により、モンスター娘好きには堪らないタコと人間の女の上半身が融合したような姿『オクトパス・モード』になる。
直接的なダメージそのものは、ある程度レベルが上がっていれば其処まで脅威ではないのだが、多彩な属性攻撃が非常に厄介。
特に全体攻撃の電撃や麻痺ガスは厄介で、耐性をつけても完全に防ぎきる事は出来ず、少なからず運の要素が絡んでくる。
変身前に使ってきた魅了攻撃も変わらず使ってくるので、回復要員を魅了されるとどうしてもリカバリーが後手後手になりがちに。
ただ、ミサイル攻撃のダメージだけはかなり厳しく、ナースやメカニックあたりに集中されるとあっという間にお亡くなりになることも。
防御力はそんなに高くないので、どんな攻撃でも大ダメージを与えられる。複数回攻撃出来る武器だと尚良し。
しかし変身後もある程度ダメージを与えると(ターン経過かも知れないが)、手の中のプラズマ球を投げつけた後、特性が変化する。
特性が変化すると体色が鉄のような鉛色になり、攻撃も変化前とは異なり直接攻撃主体に変わって、毎ターンHPが回復するようになる。
そして、主に通常攻撃に対する防御力が異常に高まり、殆どの攻撃は二桁に抑えられてしまう。
音波属性とガス属性の攻撃は普通に通るので、スーパー殺虫ガンなどを装備出来るキャラは装備しておきたい所だが、此方の形態でも魅了攻撃は使ってくるので、その時のことを考えると範囲攻撃の多いこれ等の武器は使いにくいかも。
数ターン耐えれば再び通常形態に戻るので、それまでは回復に徹するのも吉。
ただ、レスラーを仲間にしているのならば防御力を装備で高めていれば「ジェットハット」で大ダメージを与えられる。
ちなみにスイミンDXが通用するので、眠らせている間に文字通りのタコ殴りにしてしまうのもあり。
とまぁ、ここまで書けば対策も幾つかあるものの中々骨の折れそうな強敵っぽく見えるのだが・・・・。
楽をしたい人へ
とある裏技を使うと、何と戦車を持ち込める。当然難易度は白兵戦前提なので、バランスは完全崩壊する。
此処まで普通に進めていればそれなりの装備は揃っているはずなので、ラッシュ攻撃やハンターの最終特技「全門発射」で攻め立てれば特性変化前に瞬殺することさえ可能。
しかも直前にセーブ出来るので、楽をしたい人やドロップアイテムの選別が面倒になった人は是非どうぞ。
オルガ「そんな・・・・イヤよ・・・・こんなふうに・・・・死ぬなんて・・・・」
あれ、貴女もしかして・・・?
メタルマックス2:リローデッドにて、マドの街の復興クエストを進めて街に「大人の学校」を建設し、其処で「愛」の授業を受ける。
すると、「愛」の授業を担当する教師「オフロディテ」と、「愛」を学ぶ為に戦う事になるのだが…。
貴女、ジャッジメントバレー(3の舞台)でお会いしませんでしたか?
マップ上のキャラチップから、戦闘時のグラフィックから、人間形態で背中から伸びて腕に巻きついているタコの蝕腕まで、何から何までオルガと瓜二つなのである。誘惑のポーズまで全く同じだが、何故かセリフは「いや~ん」ではなく「うっふ~ん」に変わっている。
恐らくは転送装置から出てくるドラムカン同様、スタッフの遊び心だと思われるが、真相は定かではない。
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