オルテガ(西語: Ortega)とは、スペイン語圏でしばしば見られる姓。
- ドラゴンクエストIIIに登場する主人公の父親
- 機動戦士ガンダムに登場するジオン軍の通称「黒い三連星」の一番の巨漢
- アルゼンチンのサッカー選手(アリエル・オルテガ)
- スペインの哲学者→ホセ・オルテガ・イ・ガセット
この項に於いては、1について述べる。
物語
オルテガは、アリアハンから世界を救うために旅立った勇者である。
アリアハンのオルテガ、サマンオサのサイモンと言えば、世界でも名だたる勇者であった。人間を滅ぼし、世界を蹂躙しようとする魔王バラモスを倒すため、二人の勇者は立ち上がり、協力し、そして、幾多の困難を乗り越えて世界に平和をもたらすはずだった。
だが、運命は残酷であった。
アリアハンを抜け、従者のホビットとともにサイモンを待つオルテガ。しかし、魔王バラモスの卑劣な罠により、サマンオサ王は魔物に取って代わられ、サイモンも流刑に処されていたのだった。それを知らないオルテガは、サイモンを待つことを諦め、激しくなる闘いに従者のホビットの安全を考え別れを告げ、ひとりネクロゴンドへと向かう。
そして、ネクロゴンドの火山の目の前で、一匹の魔物と相まみえたオルテガは、断末魔を上げる魔物に引きずり込まれるように火口へと落ちていった。
哀れ、勇者オルテガ。アリアハン王は悲しみ、そして小さなオルテガの子供に深々と頭を垂れたのであった。
しかし、ここで運命の歯車は大きく動く。
オルテガは死んではいなかった!!!
全身に大やけどを負い、暗い闇に覆われた見知らぬ土地で目を覚ます。はっきりしない、モヤのかかったような頭で考えるオルテガ。記憶をなくした自分が、なぜ、このような場所にいるのかわからない。だが、闇に覆われたこの土地で邪悪な大魔王におびえる人々を救いたいという正義の心は失っていなかった。
邪悪な大魔王ゾーマを倒すため、単身、魔の海を渡り、毒の沼を超え、罠を潜り抜け、大魔王ゾーマまで後一歩のところにまで迫っていたオルテガ。だが、大魔王ゾーマの八大将軍のひとり、キングヒドラの炎に満身創痍の身を焼かれ、その生涯を閉じることになった。
目も見えず、自分を抱きかかえてくれた何者かに、記憶を取り戻したオルテガは呟いた。
「私は もう だめだ……。 そこの 旅の人よ どうか 伝えて欲しい。
私は アリアハンのオルテガ。
もし そなたが アリアハンに いくことが あったなら……。
その国に住む ……を訪ね オルテガが こう言っていたと 伝えてくれ。
平和な 世界に できなかった この 父を 許してくれ…とな ぐふっ!」
オルテガの亡骸を抱えたその人物は、天を仰いで、勇者オルテガの、そして父の魂の安息を祈った。
概要
オルテガは、FC版ではカンダタやエリミネーターや殺人鬼と同じデザインで、黒覆面(というか目出し帽)黒マントに黒パンツいっちょ、その上武器は鉄の斧(肌色)という姿であった。多くのユーザーの間では、父オルテガの姿はこれである。なおリメイク版では勇者(悟空頭)をムキムキにして不精髭を生やし、手には盾とやはり鉄の斧というワイルドな路線。だが海外NES版ではきちんと青い鎧を着たダンディな髭面剣士(悟空頭にあらず)として描かれており(関連動画参照)、これならば行く先々で彼に助けられた女性たちが頬を赤らめ熱っぽく語るのも納得……ねえ父さん、ボクたちは父さんのこと信じてもいいんだよね?
最果ての町ムオルでは、なぜかポカパマズさんと呼ばれている(ねえ父さん、信じても……)。ポカパマズさんと息子(娘)である勇者はよく似てるそうだが、勇者は別に覆面マントにパンツいっちょでもワイルド悟空でも青鎧ダンディでもないし、ましてや武器が鉄の斧でもない。リメイク版ではオルテガの兜(ポポタ少年曰く「へんなカブト」)を受け取ることができ、その兜の形は、後の世に伝わるロトの兜にそっくりであったという。そういうことにしてください。
そして父は常に子の先をひた走り続ける。子にとって魔王討伐の旅は、同時に顔もおぼろげな偉大な父の足跡をたどり求める旅でもあるのだ。さて、子が苦労して「虹の雫」を手に入れ魔王の城へ乗り込むと、そこにはキングヒドラと死闘を演じる男の姿が! ……いや、ちょい待て。なんで虹の雫も無いのに魔王の城に居るの、このオッサン? そーいやギアガの大穴にはフツーに見張りの兵士居たよね? で、その兵士たちが大穴の封印が解かれる前から飛び降りる人が居るって言ってたし。……ひょっとしてぶっちゃけ不死鳥ラーミア要らなくね? とゆーことはオーブ集めも必要無くなるし、となると……と、勇者たちはこれまでの旅で自分らがやってきた諸々の行動やら世界と自分の存在意義やらを顧みる必要に迫られ、大いに衝撃を受けて苦悩する。親父を見殺し目の前で繰り広げられる惨劇を止められないのも至極当然である。
そのキングヒドラとの闘いでは、ベホマを覚えているにもかかわらず、よせばいいのにバギクロスやライデインでダメージを与えようとしたり、ラリホーで眠らせようとして失敗するなど、いろいろとおっちょこちょいな部分が目立つ。これは、ネクロゴンドの火口から落ちて記憶をなくしたときに、歴戦の知識も忘れて、本能のみで戦って来た証拠に違いない(勇者専用であるアストロンを使わないのはその有力な根拠である)。その上、大やけどを負って生死の境をさまよったため、本調子ではなかったことも負けた原因だと思われる。なぜ復活呪文を使う前に彼の遺体が消滅してしまうのかについての考察は、まず勇者のパーティが全滅した時に城に瞬間移動できる謎を解決してからでいい。
あまり知られていないが、氷結攻撃に対して耐性を持っている。具体的には、ヒャド系呪文とつめいたい息などの吹雪系攻撃がきかない。つまり、大魔王ゾーマとの相性は、アースクエイクとナコルル並のダイアグラムを持っている。そのため、あえて大魔王ゾーマは炎攻撃の得意なキングヒドラをオルテガにぶつけてきたのだと推測される。さすが大魔王ゾーマ、汚い。
リメイク版では神竜に願えば生き返るのだが、そのレートは「エッチな本=オルテガ=すごろく場」という謎のレートである。ともあれ、生き返った後、妻とともに子の成長を喜ぶオルテガがこれ以上旅に出ることはないだろう。
リメイク版(GB版のみ)では、バグ技を使えばオルテガを仲間にできる(関連動画参照)。勇者と二人で大魔王ゾーマに戦いを挑むなど燃えるシチュエーションを体験できる上、きちんと職業が「ゆうしゃ」になっているのもにくい。
オルテガの、その生き様、名声、そのほかすべて要素を含めても、ゲーム世界三大親父に数えられると推測される。ちなみに、オルテガのほか、パパス、ちちおや(SaGa2)などが候補に挙がっており、このほかにもたくさんの親父たちの背中を見て、主人公であるプレイヤーの胸は熱くなるのである。
関連動画
関連項目
- ドラゴンクエストIII
- バラモス
- ゾーマ
- ポカパマズ
http://dic.nicomoba.jp/k/a/%E3%82%AA%E3%83%AB%E3%83%86%E3%82%AC


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リビジョン番号: 1314843
読み:オルテガ
初版作成日: 09/09/15 21:25 ◆ 最終更新日: 11/10/09 14:12
編集内容についての説明/コメント: 父さん・・・
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