オーストラリアデビル(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどのメディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子の姿になった擬人化キャラクター)である。
概要
「わたし、タスマニアデビルちゃんのことがいつもいつも気になっちゃって……。ああ、もう、大丈夫かな。心配だな。ひとりでちゃんとやれてるかなあ……」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
かつてオーストラリア本土にも生息していたとされるタスマニアデビル属の動物のフレンズ。
オーストラリアデビルという名称は、正式な和名ではなくけものフレンズ独自のものである。
けものフレンズぱびりおんのフレンズあーかいぶでは学名は「Sarcophilus laniarius」とされている。
これはオーストラリア本土で発見されたタスマニアデビル属の化石種につけられた学名である。
なお、現在のけものフレンズ公式サイトのフレンズ紹介では学名「なし」となっている。
登場自体は割と早く、旧けものフレンズ公式サイトのけもフレ図鑑にも掲載があった。
外見
アームカバー・ニーソックス・蝶ネクタイ風マフラー、全体的に黒一色に白いライン。
ポケット付きエプロンやノースリーブの服にミニスカートとタスマニアデビルとほぼ共通している。
明確な相違点は白い眼帯と後ろ髪の長さ、あとは絶滅種特有のハイライトのない瞳である。
アニメでの活躍
第8話「ぺぱぷらいぶ」で観客の一人として登場している。
第2話で一言だけとはいえ台詞があったタスマニアデビルとは異なり、台詞はなかった。
ぱびりおんでの扱い
2020年5月20日から観察可能になった。 けもトークアイコンの背景色は緑。
名前自体はタスマニアデビルの自己紹介台詞で登場していたため2年越しの登場となった。
一人称は「わたし」、他のフレンズのことは「あなた」もしくは「~さん」で呼ぶ。
なおタスマニアデビルとブラックバックの2名を例外的に「~ちゃん」で呼んでいる。
他にもシヴァテリウムに対して敬称を付けずに話したことがある。[1]
彼女のあーかいぶ1ではラッキービーストⅢ型からオーストラリアデビルという呼称について
『オーストラリア本土に生息していたタスマニアデビル属の動物を、当パビリオンでは分類の便宜上、
「オーストラリアデビル」と呼称しています、正式名称ではありませんが、ご了承ください。』
と語られており、オーストラリアデビルは他所では正式な名称ではないことが明示された。
デフォルメされた立ち絵では外見の欄記載の差違に加えて、髪の毛や尻尾の毛先が茶色になっていたり、
耳が2色だったり、やや細目だったりとタスマニアデビルとの差違が分かりやすく描画されている。
タスマニアデビルのことをよく心配しているが「妹みたいなタスマニアデビルちゃん」という発言から
一部のフレンズのように姉妹関係を認識しているわけではないようである。
また他のフレンズについ強がってしまうタスマニアデビルに対し、かなり大人しい性格になっており、
たまに語尾に「ぁぃぅぇぉ」がつくことがあるようである。
キレイ好きなところは同じらしく、タスマニアデビルが「キレイにしちゃおうだん」という活動を
しているのを聞いてタスマニアデビルが良い子にしている事を嬉しそうにしつつ、手伝っている。
なお威嚇の声もタスマニアデビル同様に凄まじいらしく、ブラックバックからは「地獄からの雄叫び」
ディアトリマからは「トキの歌と良い勝負」だと言われている。[2]
ちなみにタスマニアデビルの威嚇が「グワァァァァァッ!」なのに対して、
オーストラリアデビルは「ゴワァァァァァッ!」という表記がされておりこれも差違になっている。
楽曲など
記事作成の2023年5月9日現在、ソロ曲はおそらくないが[3]「×ジャパリ団」名義でユニット曲がある。
それらについては「×ジャパリ団」の記事を参考にどうぞ。
関連項目
脚注
- *このシヴァテリウムに敬称を付けなかったけもトークは「=LOVE版舞台」に登場したフレンズ4名で構成されており、何らかのオマージュネタである可能性がある。
- *このディアトリマからの評価があったけもトークは上記の脚注1と同じけもトークであり、何らかのオマージュネタである可能性がある。
- *「=LOVE版舞台」での歌唱について、CDなどが出ておらず、正確なデータが出せないため、おそらくとしておく。
- 0
- 0pt