オーラヴル・アルナルズ(1987~)とは、ポストクラシカルの作曲家である。
アイスランド人なのでカタカナの表記ゆれも激しく、オラフル・アルナルズなどと書かれることも。
概要
アイスランドの大レイキャヴィーク地方のモスフェットルスバイルに生まれた。
ポストクラシカルの作曲家になる以前は、ハードコアバンド、メタルバンドに所属し、ファイティング・シットやセレスティンなどのドラムを担当した他、マイ・サマー・アズ・ア・サルヴェーション・ソルジャーのバンジョーやギター、ピアノ、ヘヴン・シャル・バーンの一つのイントロと二つのアウトロの作曲も行っている。
2007年10月に初のアルバムであるEulogy for Evolutionが、2008年にはVariations of Staticが発売され、同年には初のライブを行っている。
2009年には7日続けて曲を発表しこれがCDとしてまとめられFound Songsとして発売された。同年にはバレエDyad 1909も発表している。
2010年になるとついに2枚目のスタジオアルバムである"...And They Have Escaped the Weight of Darkness"を作曲、また再度7日続けて曲を発表しこれがCDとしてまとめられLiving Room Songsとして発売された。
2013年になると3枚目のスタジオアルバムであるFor Now I Am Winterを発売、このアルバムでは初めてヴォーカルが曲中に挿入された。2015年にはアリス=紗良・オットとコラボしThe Chopin Projectを作曲している。
ここまで見てきたように実はオーラヴル・アルナルズのアルバム自体は3枚と少ないのだが、実は様々なアーティストへの楽曲提供や映画などのサウンドトラックの活動が主であり、ポストクラシカルの作曲家としての活動はまだ10年程度であるものの多数の作品を発表している重要人物である。
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