カイルとは、『ファイアーエムブレム 聖魔の光石』に登場するキャラクターである。
概要
ルネス騎士団所属の騎士でエフラムの直属の男。
主君エフラムとフォルデと共にグラドへ侵攻し、途中エフラムの妹エイリークの軍と合流し戦いへ臨んでいく。
天然パーマなのかもじゃもじゃとしているように見える緑の髪と、少し茶色がかった緑の鎧を身につけているのが特徴の聖魔の緑担当の騎士である。家は騎士の家系で妹がおり、性格は生真面目。
赤担当のフォルデとは相棒兼ライバルで昔武道大会で負けてからライバル視し、訓練に励んでいる。
猪突猛進な主君やマイペースな相棒に苦労しているが、冷静な対応に周囲からの信頼は篤い。
奇特な言動が特徴のルーテに対しても全く動じずに対応する様には、聖戦の系譜の「・・・それはよろしいのですが」発言が思い起こされるが、カイル自身も変人の域に達しているのかもしれない。
そんな彼の趣味はある人物の影響で木彫り集め。
支援属性は氷で、支援会話があるのはエフラム、フォルデ、コーマ、ルーテ、シレーネ。
フォルデ、ルーテ、シレーネとはエンディングで後日談有り。
ユニットとしての性能
初期クラスはソシアルナイト。速さ、幸運と回避重視の相方に比べ、こちらはHP・力・守備が伸びやすい攻撃型の成長率を持つ。
しかし初期レベルが高い割に能力値があまり振るわず、さらに加入も実質8章と遅く、期待値上ではゼトを最終的に上回る点もあるものの、カイルを育成するよりはゼトを使うか若手のフランツを育てるわとなりがち。いやこれはジェイガンという皮を被ったチートパラディンであるゼトがおかしいのだが…。
とはいえ、バランス型でへたれやすいフォルデと違い、攻守に優れた成長を見せるため速さや魔防はないと割り切って使えば機動力のある準アーマーとして活躍してくれる。
また、体格が他のソシアルナイトより1高いという他にない彼独自の強みがある。微々たる差ではあるものの重い武器を扱う際に一歩有利でさらに火力を高められる。できれば鋼以上の武器を持たせてやりたい。
クラスチェンジ先はバランスがいいパラディンと斧も使えるようになるグレートナイト。
どちらにしても活躍が見込めるが、期待値上ではパラディンの力限界値を越えてしまい力の成長率の高さを活かしにくいことや、魔防の成長率が悪くレベルをカンストさせても全軍で下から数えた方が早いほどなので対魔法は考えずにグレートナイトへ進む方が無難か。
特にグレートナイトはライバルが少なく(他のソシアルナイト勢は成長率の関係で適性が低く、グレートナイトで加入するデュッセルはお助けユニットのため能力値総合に難点がある)、それなりの速さと守備を持ちつつ圧倒的な火力で前線を支えるという面白いユニットとして活躍してくれるだろう。
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