概要
材料となるトゲカジカは40cmほどの海水魚で、頭でっかちで粘液にまみれたグロテスクな見た目の魚ではあるが、身は淡白で美味く、特にオレンジ色をした肝は海のフォアグラとも呼ばれるほどの絶品である。
しかも安くて頭まで食べられるなどコストパフォーマンスもよい。
カジカ汁は、ブツ切りにしたカジカ、にんじんと大根、ジャガイモを味噌でじっくり煮込んでネギを少々入れて完成。お好みで豆腐や白菜などを入れても美味い。
冬場が旬で、カジカの出汁がとてもよく効いており、箸が止まらなくなる。
あまりに美味くて鍋をつつき回して壊してしまうといったことから、俗に「鍋壊し」とも呼ばれている。
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