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カスタムロボシリーズとは、ノイズ開発、任天堂発売のアクションRPGである。
概要
自分でカスタマイズしたロボを戦わせる3Dアクションゲーム。当時流行っていたミニ四駆やビーダマンシリーズなどの子供向けホビーに見られた「カスタマイズ」を取り入れた本格作品である。
作品初期からかなりのロボやパーツが登場しており、戦略や戦術、コンボを自由自在に組み立てることができた。
またストーリーやキャラクターにも定評がある。ストーリーは基本的には「初心者主人公の成長から悪の組織を倒しチャンピオンになる」、キャラクターはライバル、ヒロイン、ギャグ要員など分かりやすいものとなっている。
「カスタムロボ」とは？
ロボット工学の技術を集めて作られた、体高30cm程度の小型ロボ。人間の精神力で操作をすることができる。
カスタムロボのパーツは、ボディ、右腕（ガン）、左腕（ボム）、背中（ポッド）、両足（レッグ）の5部位で出来ている。それぞれを自由に組み替えることによって、自分だけのカスタムロボをつくることができる。
カスタムロボは最初に目を合わせた人間（場合によっては人間以外も）がただ1人の持ち主となり、他の人間の命令を受け付けなくなる。この登録を「アイ・コンタクト・レジスター」と呼ぶ。
コマンダー（操縦者）がロボをコマンド（操作）するためにロボと心を一つにすることを「ダイブ」と呼ぶ。長時間のダイブになるほど、コマンダーに与える精神的負担は大きくなる。
カスタムロボは非バトル時、持ち運びに便利なサイコロ状の姿をしている。これを「ロボキューブ」と呼ぶ。
カスタムロボは、基本的に「ホロセウム」と呼ばれる3.6×3.6m四方の人工のバトル空間で戦う。ホロセウムを作り出す機械のことを「ホロセウム・デッキ」と呼ぶ。
作品一覧
これまでに5作品が発売されている。
- カスタムロボ
- 1999年12月8日、NINTENDO64にて発売。
記念すべきシリーズ第一作。シナリオモードと対戦（アーケード、VS）モードがあり、シナリオモードでは主人公機（レイ）しか使えなかった。他の大多数のロボは対戦専用。
このころから後の作品までゲームシステムはほぼ変わっておらず、完成度は高いものだった。 - カスタムロボV2
- 2000年11月10日、NINTENDO64にて発売。
前作から1年後の設定。ただし舞台は別の町。前作よりもロボ、各パーツ、ホロセウムが増え、とりわけロボに関しては新しいタイプ2種類とスタイル2種類、また違法ロボ（と+α）が出現し、大きく増えた。
また、新しく2on2バトルが追加され、4人で遊ぶことができるようになった。
詳しくは個別記事を参照。 - カスタムロボGX
- 2002年7月26日、GBAにて発売。
V2から3年後の世界という設定で、ストーリーやキャラクターなど前作からつながりがあった……のだが、後に発売される「激闘!カスタムロボ」が正式な3年後の世界とされ、公式に黒歴史パラレルワールド化されてしまった。
システムも他とは異なる2Dアクションで、「レッグ」に値するパーツが無くなった。
代わりに、アタックができたり、シールドが張れる「アクションチップ」が登場した。 - カスタムロボ バトルレボリューション
- 2004年3月4日、ニンテンドーゲームキューブにて発売。
初めてこのシリーズで海外でも発売された作品で、キャラやロボがスタイリッシュになっている。
登場人物のほとんどが海外の名前。シリーズ的にはパラレルワールド的な扱いになっている。
また、2on2バトルが進化し、1vs2、バトルロイヤルなどができるようになった。
初めて見た時「トランスフォーマー」を思い浮かべたのは俺だけではないはず。 - 開発にはノイズのほか、セガのスタッフが独立して設立された「スタジオフェイク」が関わっている。
- 激闘!カスタムロボ
- 2006年10月19日、ニンテンドーDSにて発売。
V2から3年後の世界（という設定）。…あれこれってGXじゃ？
携帯機ではあるが、3Dアクションバトルが可能。今までの全ての作品のロボが少しずつ登場している。
DSならではの機能として、ロボのクリーニングがある。
タッチペンでロボを綺麗に拭いていく。またジオラマを使ってロボを飾り、観賞することができる。
カスタマイズ
関連動画
カスタムロボ（第1作）
カスタムロボV2
カスタムロボGX
カスタムロボ バトルレボリューション
激闘！カスタムロボ
BGM
手描き
関連商品
関連コミュニティ
関連項目
- 8
- 0pt
