カテジナ・ルースとは、アニメ『機動戦士Vガンダム』の登場人物である。声優は渡辺久美子。
概要
『機動戦士Vガンダム』の中ではヒロイン役を担う一人でもある。視聴者・ファンからは「カテジナさん」とも「カテ公」とも呼ばれる。
ウーイッグ(チェコ共和国のプラハに相当)という街の事業家の娘として生まれ育つ。数奇な運命を経て、ザンスカール帝国将校クロノクル・アシャーに見初められ、やがてザンスカール帝国兵士として戦場で獅子奮迅の活躍を見せた。
しかしその反面、元々まともな軍事訓練すら受けていない素人でもあり、「クロノクルの女」とバカにされてザンスカール軍内部でも孤立するなど、常に難しい立場での戦闘を強いられた存在でもあった。また対戦相手となったウッソがリガ・ミリティアのエースとして大きな活躍を見せるようになったのに対して、パートナーとなったクロノクルがいつまでも優柔不断な性格から抜け出せず、次第にその言動からは余裕が失われていった。そのため初期の頃の、ウッソの初恋の人としてウーイッグの街で見せていたその面影は物語が進むにつれて見られなくなり、終盤においては、女だけの近衛部隊に水着姿で白兵戦を挑ませたり、投降したと見せかけて隠し持っていたナイフでウッソを刺したりするなど、悪評の種となるエピソードを多数残した。
激しい戦いにより、クロノクルを含めて全ての支えを失う。終戦後も存命。最終話では、半ば失明し(一説には記憶も失い)、独り故郷ウーイッグに帰る姿が描かれる。
何もかもを失くして、独りだけで廃墟の街へと帰るこのラストについて、富野監督は「死よりも重い罰を与えたかった」とも「頑張って狂ってくれた彼女を救うには これしか無かった」とも発言している。実際、カテジナが物語のラストを飾る事を監督が提案した時、スタッフの誰もが当たり前のように納得したとされるほど、製作側においても存在感を示したキャラクターだった。
一般には、『宇宙世紀(UC:Universal Century)』の中でもとりわけ論議を呼ぶ事の多い本作にあって、その中でもひときわ強い印象を残す存在とされる事が多い、実際に、劇中でもウッソからは「カテジナさん、おかしいよ!おかしいですよ! 」と言われた事も有るほど(このセリフが叫ばれたのは全編を通じて一度のみ)だった。そのため視聴者からは「カテジナさん」と敬称を付けて呼ばれる一方で、逆に「カテ公」「宇宙世紀3大悪女の一人」などと嘲笑的に扱われる事も多い。
その一方では、避難民の子どもたちを戦力として利用することに反対したり、行方不明となったシャクティらが無事である事をウッソに伝えようとしたり、最終話においてもウッソにたいする砲撃を無意識に外したりするなどもしていた。良くも悪くも、本作品を象徴する主要登場人物である。
なお、子ども向きなキャラクターではない為か、コミックボンボンに連載された漫画版には登場しない。
搭乗機
主な台詞
- 殺し合いは大人たちだけですればいいんですよ
- 恐い人だけにはならないでね
- ギロチンは、あなた達のような人を黙らせるための必要悪だということもわからずに!
- 戦場で歌が聞こえるだと?ふざけたことを!
- トチ狂ってお友だちにでもなりにきたのかい? アハッ!
- 信念を貫く子供など、薄気味が悪い!
- あたしはねえ、クロノクルという巣を見つけたんだ。なのにお前とシャクティはそれを笑った!チビのくせに!
- クロノクル、来い!
- あたしの手の中で戦いなさい。勝った方を全身全霊を賭けて愛してあげるよ?
- 甘いよねえ、坊や!
- 甘ちゃん坊やは、この船が沈めば、この船もろとも皆が幸せになるんだろ!
- バ、バカにして…坊主がやること!坊主が!
- まやかすなあ!
- 冬が来ると、わけもなく悲しくなりません?
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読み:カテジナルース
初版作成日: 08/05/31 08:07 ◆ 最終更新日: 11/12/13 18:24
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