カラーテレビゲームシリーズとは、任天堂が発売したコンピュータTVゲームを除く第一世代型据置機の総称である。
概要
三菱電機のマイコンを採用した家庭用ビデオゲーム機のシリーズであり、任天堂の第一世代型据置機の総称ではあるが、この総称の中にコンピュータTVゲームは含まれていない。型番はCTGが採用されているが、カラーテレビゲームシリーズは「Color Tv Game」、コンピュータTVゲームは「Computer Tv Game」の頭文字であり意味は違うものになっている。
形式はマイコンチップ上にゲームプログラムが書き込まれているソフトオンハード形式を取っており、1つのハードに同じようなゲームを何種類か遊ぶことができる。
当時社長だった山内溥組長社長は、「昭和52年はTVゲーム元年である」と宣言したように、カラーテレビゲームシリーズはそれまでの家庭用ビデオゲーム機と比較して大ヒットとなった。しかし、当時は「玩具市場」の中の「TVゲーム分野」という程度の存在でしかなく、「TVゲーム市場」が生み出されるのはソフトウェア交換型となるファミリーコンピュータの発売を待つこととなる。
その後、1980年に発売されたコンピュータTVゲームの失敗により任天堂は一時家庭用ビデオゲーム市場からの撤退を余儀なくされた。
第一世代型据置機
コンピュータTVゲームまでを含めた場合の総称。この項ではそのゲーム機本体の画像とちょっとした説明をする。詳しい内容は該当記事を参照。
テレビゲーム6/テレビゲーム15
発売日:1977年7月
任天堂初のテレビゲーム機。テレビゲーム6は当時発売されたゲーム機では1万を切った値段で発売されたのが衝撃的であった、テレビゲーム15も従来の他社製品に比べて安いのが特徴であった。
レーシング112
発売日:1978年
トップビューのレーシングゲーム。
ブロック崩し
発売日:1979年
ゲームセンターで人気であった他社のブロック崩しを家庭用向けにしたもの。
コンピュータTVゲーム
発売日:1980年
任天堂が発売した対戦型アーケードゲーム「コンピューターオセロゲーム」を家庭向けにしたもの。任天堂ハード史上最悪の売り上げを記録したハードでもある。
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関連項目
第1世代 | カラーテレビゲームシリーズ | テレビゲーム6 | テレビゲーム15 | テレビゲーム112 | ブロック崩し | コンピュータTVゲーム |
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第4世代 | スーパーファミコン | スーパーファミコン ジュニア | サテラビュー |
第5世代 | バーチャルボーイ | NINTENDO64 | 64DD |
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第8世代 | Wii U |
第9世代 | Nintendo Switch |
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