ガウチョパンツとは、2014年後半から流行しだした女性向けパンツである。
概要
元々は南米のパンパスで暮らすガウチョと呼ばれるカウボーイが身につけていたもので、広くゆったりした裾が大きな特徴。ファッションとして取り入れられた当初はカジュアル感が強く、コーディネートが難しいアイテムであったが、レディースを中心に薄手の生地で作られるようになったことに加え、奇しくも80年代ファッションリバイバルと70年代ファッションが見直されていることから、ガーリーを中心に流行の兆しを見せている。
元々が作業着だけあって、他のガーリーアイテムに比べて動きやすく、裾が広いことからウェストラインを細く見せる効果もある優れもの…なのだが、女性らしいラインを隠してしまうという理由で男性にとっては(流行してても)可愛くみえず、コーディネート等によってはおばちゃんっぽくて古臭く見えるため嫌う人も多い。その影響もあってか、ニコニコ界隈ではそれらしい作品が見当たらないのが悲しい所(踊り手で着ている人はいたが)。当然、メンズでもガウチョパンツはあるのだが…女性はまだヒールやパンプス、サンダルに逃げればいいものの、男性だと靴の種類も限られるのでそうも行かない。特にブーツにインして穿くことでサムエルパンツっぽい野暮ったさを出してしまう可能性も。その為、男性が着用する場合はできるだけ野暮ったくならないデザインと色のバランスに注意しなければならない。
ただ、昔ながらのファッションということで、今後のキャラクターへのコーディネートに役立つかもしれない。
主なガウチョパンツの種類
ここではガウチョパンツの種類(といっても大半は丈で区別しているだけだが)を紹介する。
ロングガウチョパンツ
9分丈のズボンタイプで、背の高い女性向け。ミモレ丈だとハーフパンツっぽくなるとお嘆きの人はこのタイプを選ぶとちょうどいい感じになる。色合いによってはより大人っぽく見せたり、落ち着いた印象を抱かせることが出来る。
ミモレガウチョパンツ
2015年現在、ファッション業界で大流行しているのがミモレ丈。ふくらはぎくらいの7分丈で、様々な場面で着用が出来るくらいに、色々なタイプのパンツが発売されているが…その大半がこのタイプ。黒系統にすればオフィスカジュアルとして、パステルカラーやフラワープリントなどにすればガーリーにと、色やプリントによって大きく使用場面が変わるので、どの場面で穿きたいかを考えてから購入するといいだろう。
ショートガウチョパンツ
長くてもハーフパンツくらいで止まっている短いタイプ。キュロットとは違い、活発さというよりはしっとりとした余裕を感じさせるデザインのものが多く、丈が短くてもスマートな印象を抱かせるデザインが多い。さすがに短パンくらいの丈だとセンスを問われるので、ファッションセンスに自信がないなら黒や流行色を選ぶと良いだろう。
デニムガウチョパンツ
レディースは上述のものと変わらないので割愛するが、男性の場合は股上が深いのでよりダボッとした余裕ある着こなしが要求される。合わせるのであればヒップホッパーよろしくストリートスタイルやサーファースタイルを参考にすると良いだろう。勿論、マニッシュなレディースコーデをパクってもいいだろう。
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関連項目
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