ガメルとは
うん、おれのがいよう、ウマイ
演:松本博之
『仮面ライダーオーズ/OOO』に登場する、重量のある動物をモチーフとしたグリード。いわゆる幹部怪人の一人だが、とてもそうには見えないお馬鹿キャラ。意識のコアはサイ・コアメダルに内包されている。
ウヴァの一回り上を行く脳筋キャラで、「メズール」のこと以外はほとんど頭になく、自分に対する欲がないというとても珍しいグリード。
よってヤミーも他人からではなく自分にセルメダルを挿入して誕生させるという特殊タイプ。よってガメル仕様のヤミーは劇中では一・二を争う少なさを誇る。
コアメダルが足りないと体中を覆う鎧が全てなくなってしまうため、最初のうちはセルメンだらけでまるで戦闘員のように貧相な体つきをしていた。
そういう期間が長いため、視聴者にはこっちの貧相な体付きのバージョンのほうが印象深いと思われる。
完全態になると胸にも腕にも鎧がつき、重量系に見合った防御力を得る。また、パワーはかなり強いのでそれだけは侮れない。
精神年齢は成長したアンク(ロスト)よりも幼く、終始メズールのために行動している。
そのため、一度メズールに「あなたが欲しい」と言われた時は躊躇なく合体し二人揃って暴走態になったが、ガタキリバによって撃破されてメダル状態でバラバラにされた。
中盤、ウヴァによってメズールと一緒に復活を遂げるも、すぐにカザリの策略でメズールがそちらに下ったため、少し迷いつつもカザリ側につき、以降は消滅まで真木陣営に籍を置いていた。
食欲が旺盛だが、グリードには味覚がないのでたまに玩具すら「美味しい」といって一緒に食べてしまうこともあった。他のグリードはアンクを除いてそれほど食欲が無いのでそこまで執着することはなかった。
メズールがオーズによって倒され消滅したことを受け、真木に阻まれながらもメズールを復活させるために行動を始める。人間をセルメダル化させ意識の入っていないコアを媒体にメズールの復活を図るが、人格が消滅しているためまったく手応えがなかった。
その後ダブルバースと対峙し、一方的に圧倒するが、真木から受けた攻撃で既に自分のコアにヒビが入っており、ダブルバースのブレストキャノンに耐え切れず、メズールを最期の最期まで慕いながら消滅した。
うん、かんれんどうが、ウマイ
かんれんしょうひんがバクハツした!
メズール、これ、あげる……
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