ガンガン(パチスロ)単語

ガンガンパチスロ

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ガンガンは、大都技研が開発・製造したパチスロ機。

概要

2002年発売の4号機。A-400のAT＋プチ ST機である。
筐体は大都技研初期の上部演出用サブリール3本を備えるものである。
沖スロ用の30φ コイン仕様も存在する。

確率

設定	BB	RB	公称機械割
1	1/431	全設定共通 1/2340	94.8％
2	1/399		98.2％
3	1/381		102.3％
4	1/348		106.5％
5	1/309		113.3％
6	1/240		119.9％

設定	AT突入確率 BB成立時	AT突入確率 RB成立時
1	38％	10％
2
3
4
5
6	54％

リール配列・役

1	リプレイ	リプレイ	羽
2	羽	羽	リプレイ
3	BAR	白7	スイカ
4	チェリー	スイカ	チェリー
5	スイカ	白7	赤7
6	リプレイ	リプレイ	羽
7	羽	羽	リプレイ
8	白7	チェリー	チェリー
9	羽	スイカ	チェリー
10	白7	リプレイ	羽
11	スイカ	羽	リプレイ
12	リプレイ	BAR	チェリー
13	スイカ	チェリー	スイカ
14	羽	リプレイ	羽
15	チェリー	チェリー	リプレイ
16	赤7	羽	白7
17	リプレイ	スイカ	チェリー
18	羽	赤7	羽
19	スイカ	リプレイ	リプレイ
20	赤7	羽	BAR
21	スイカ	チェリー	チェリー

	通常時	ボーナス中
赤7・赤7・赤7 白7・白7・白7	15枚+BB	×
BAR・BAR・BAR	15枚+RB	×
羽・羽・羽	15枚	10枚
スイカ・スイカ・スイカ	5枚	15枚
チェリー・any・any	2枚
リプレイ・リプレイ・リプレイ	リプレイ	BB 中：3枚+JACイン RB 中：15枚
白7・リプレイ・リプレイ	×	RB 中：15枚

AT「イージータイム」

この機種最大の出玉パワーを生み出す源がこの「イージータイム」である。
他のAT機と違って、押し順・図柄目押しの概念が存在しない。順押しさえ遵守していれば、誰でも15枚役がガンガン揃いまくるのである。
そのことから、キャッチコピーでは「時速7000枚」「目隠ししてても万枚オーバー」と豪語するほどであった。

AT突入条件はボーナスフラグ成立時。フラグ成立時に突入抽選を行っている。
ATは1セット20ゲームで、1ゲームあたりの増加枚数は約10枚。＝1セット約200枚獲得可能。
AT残り3ゲームになるとBGMのテンポが上がり、20ゲーム目消化で継続抽選演出に入る。継続抽選に当選でAT再開。継続抽選に落選でボーナス確定演出に入る。
最大AT 継続セット数はBB経由が50セット、RB経由が100 セットである。

イージータイムを実現出来たワケ

この機種では内部的には超高確率で15枚役が成立しているが、通常時はリール制御で揃わないように設計されている。
そうなると、検定に通らないのでは？という疑問が湧く。そこで、大都技研ではある方法を使い検定をパスしてしまったのである。
それが、「逆押し消化」である。当時の検定では、メーカーが本来の機械割になる押し順を指定出来た。この機種の場合、中押し・逆押しをすると小役よりもボーナスを再優先で揃える制御となり、ボーナスには入賞するもののAT中のメイン役を全て取りこぼすことが出来るため、試験上では問題のない機種ということとなり、検定をパスしてしまったのである。
同じように、逆押しで検定を通りぬけた機種としては、ミリオンゴッド(ミズホ)等があるが、ミリオンゴッドはその後検定取り消しとなった。しかし、この機種の場合は検定のパスがミリオンゴッドよりも早かったことと、設置台数がミリオンゴッドよりも少なかったことが幸いし、検定取り消しの憂き目に遭うことはなかった。命拾いする結果となった。