ガンダムL.O.ブースターとは、新機動戦記ガンダムW デュアルストーリー G-UNITに登場するMSである。
概要
ガンダムアスクレプオスとの戦いで損壊したガンダムジェミナス01を改修した機体。ガンダムジェミナスのシンプルな印象から打って変わって、背中にいろいろ背負った、独特のイメージへと変化した。
なお、L.O.ブースターとは、Liner Offence-Boosterの略称であり、その名前に見合って火力と機動力の向上が図られている。
新たに付けられたオプション部分は軽量化が図られ、なおかつ追加されたブースターに装着されているスラストビームキャノンにより、攻撃力の強化も行われた。反面、通常の武器は取り回しを考慮してビームライフルから軽量さを意識した装備であるサブマシンガンに変更された。
簡易的ながら変形も可能で、ブースター部分を折りたたむことで変形して高速飛行モードになることも出来る。これは直接的には関係ないが、後のガンダムグリープを彷彿とさせる部分である。
劇中ではアディン・バーネットが引き続き搭乗し、OZプライズと戦いを繰り広げた。ヴァルダーのハイドラガンダムと交戦した後、アディンがガンダムグリープを手に入れると余ってしまったが、MO-Vに身を寄せていたロッシェ・ナトゥーノが代わりに搭乗した。
そして決戦において、かつての仲間であるクラーツと戦った。その死闘の末に機体は大破し、かろうじて残ったパーツはグランシャリオ破壊のためのG-UNIT最終型のパーツにあてられている。
ちなみに「なんでL.O.の部分だけ英文字なの? ガンダムL.O.B.でいいじゃん」と思った読者もいるかもしれない。その謎の解明は至って簡単である。
L.O.ブースターのLOの部分をローマ字読みして少し言い回しを変えてみると……そう、ロブスターとなる。
背中のビームキャノンが開いた時はそれっぽく見えるのは、名前の由来を意識したギミックとなっている。
…しかし、名前の由来を知るとややダサく見えて…………。
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