曖昧さ回避
- ブリの名前のひとつ。北陸、三陸では60センチ以上80センチ未満のブリをガンドと呼ぶ。
- ゲーム『Fate/stay night』などのFateシリーズに登場する魔術。本記事で併せて説明する。
- ゲーム『エースコンバット』シリーズに登場する空中要塞。詳細は記事「グレイプニル」を参照。
- アニメ『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する医療技術。詳細は記事「GUND」を参照。
概要
北欧の神々アース神族を起源とする、脱魂魔術。「杖」の意味だと言われている。
北欧の巫女が使用する術としてはヴァン神族を起源とする降霊術・セイズ術と並んで最もポピュラーな術で、巫女が狼や猪、垣根の横棒にのって空を飛ぶという伝承は、ガンド術によって魂を飛翔させていた事の比喩表現であったといわれている。
また、自身の魂を狼や熊などの動物やそれらを象った精霊と合一させることにより、超人的な能力を得ていたという話しも数多く残る。
他者に病や死をもたらすために放つものと扱われることもあり、これをガンド撃ちと呼ぶ。
世界蛇ヨルムンガンドはガンドの派生語の一つで、「巨大な杖」あるいは「巨大な怪物」の意味だとされる。
Fateシリーズにおけるガンド
相手を指さすことでその体調を崩すという効果を持つ。強力なものはフィンの一撃と呼ばれ、体調を悪くさせるのではなく物理的ダメージを与えることも可能になるといわれている。
子供のころ男子ならだれでも一度はやるであろう親指と人差し指をまっすぐにのばし、他の指を折りたたんで銃に見立てる遊びを思い浮かべてほしい。
あれから実際に物理的ダメージを与える魔力が飛び出すのがガンド撃ち/フィンの一撃である。
ガンド、それに類するものの使い手
- 遠坂凛(Fate/stay night) - ガンド撃ちの使い手。高い魔力のせいでフィンの一撃を撃てるまでになっており、拳銃並みの威力を誇る。
- ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト(Fate/hollow ataraxia) - ガンド撃ちの使い手。遠坂凛のライバル。
- 浦飯幽助(幽☆遊☆白書) - 人差し指の先から霊力を打ち出す「霊丸」の使い手。
- 鈴仙・優曇華院・イナバ(東方Project) - 人差し指の先から弾丸状の弾幕を放つ。
- エリクト・サマヤ (機動戦士ガンダム 水星の魔女) - 4歳で呪いのモビルスーツ GUND-ARM ガンダム・ルブリスLF-03に搭乗し、モニタに表示された3つの敵機のアイコンを指差し、GUNDビットのビームで瞬殺し「ろうそくみたいできれいだね」と発言した。ガンダムシリーズ史上最年少キルスコア保持者。
遠坂凛によるガンド撃ちの図(嘘)
関連動画
関連項目
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