ガンプレイとは、フィクションにおける銃を使った演出の事である。
ここでは特に拳銃を使用したガンプレイについて述べる。
概要
ガンプレイは主に拳銃(特にリボルバー)を使用した一種の魅せプレイである。西部劇を発祥とし、当然ながら西部劇で良く見る演出であるが、現代や近未来を舞台とした作品でもガンプレイを見ることはでき、この場合はリボルバーではなく自動式拳銃でガンプレイすることも多々ある。
以下のようなモノがガンプレイの例として挙げられる。
- サミング
シングルアクションのリボルバーで、片手のみで2連射する方法[1]。
あらかじめハンマー(撃鉄)をおこしておいて、一発目を撃つと同時に素早く親指でもう一度ハンマーをおこして2発目を撃つ、というもの。この間、トリガーは引きっぱなしである。親指(サム)を使うことからサミングと呼ばれる。ワン・ハンド・ツー・ショットとも。
- ファニング
シングルアクションのリボルバーで、両手を使って連射する方法。
引き金は引きっぱなしにして、拳銃を握っていない方の手の平でハンマーを叩くように何度も起こして連発する。基本的に連射のために腰だめの姿勢で撃つ。変わり種としては、サミングのようにハンマーをおこしておいてから、一発目を撃つと同時に左手の親指でハンマーをおこして二発目、その後すぐに左手の小指でハンマーをおこして三発目を撃つというトリプル・ショットがある。
- ガンスピン
トリガーガードに通した指を支点として、拳銃を回転させる魅せプレイ。大別して銃を握った状態から銃身を下に、グリップを上に回すフォワード・スピンと、逆に銃身を上に、グリップを下に回すリバース・スピンがある。ここから更に銃と地面を水平にしたままスピンさせたり、二丁拳銃で左右を逆方向にスピンさせたり、スピンさせながら銃をホルスターに収めたりする。一種のジャグリング。
- ロード・エージェント・スピン
騙し討ちの技。
弾倉から銃身あたりを持ってグリップを相手に突き出し、銃を渡すふりをしながら一瞬の隙をついて銃を回転させて相手を撃つ。トリガーガードに中指を通し、親指をハンマーにかけておいて、さっと半回転させて(銃は当然上下逆さま)撃つ方法と、トリガーガードの下に人差し指を置いておき、銃を横に倒す形で半回転→リバース・スピンで銃を握ってからBAN!する2通りの方法がある。
フィクションにおいてガンプレイをする有名キャラクター
- リボルバー・オセロット
ゲーム「メタルギア」シリーズに登場するキャラクター。その名の通りリボルバーの名手であり、だいたい登場するたびに愛用のシングル・アクション・アーミーをクルクル回してる。
- ロボコップ
映画「ロボコップ」シリーズの主人公。人間だったころに息子がTJレイザー(作中のTVドラマの刑事、悪人を倒すたびにガンスピンを行う)に憧れていたことをきっかけにガンスピンを覚える。ロボコップとなってからもこの事は心の奥底で覚えていたのか、悪人を倒すたびにオート9(ロボコップ専用の大型拳銃)をスピンさせてから収納する。
ガンプレイする際の注意点
モデルガンやエアガンが手元にあれば、自身でもガンプレイを行うことは可能である。が、次のような注意点がある。
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関連項目
脚注
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