キョウフノダイオウイカとは、「ウォーシップガンナー2 鋼鉄の咆哮」に登場する究極なまもの兵器である。
概要
ウォーシップガンナー2に登場したなまもの兵器。キャラクターやステージがぶっ壊れ始めるクリア後のおまけモード、エクストラステージの最後に登場。リヴァイアサンが偽のラスボス、フィンブルヴィンテルが真のラスボスとすれば、こいつは裏のラスボスと言える。
鋼鉄の咆哮シリーズは、ゲーム本編では第二次世界大戦当時の兵器、軍艦が暴れているが、ストーリーが進むごとにジェット機やミサイルが登場、さらに進むと近未来兵器のレールガンやらレーザーやらが飛び出す戦場となる。それを更に超越(主にゲームクリア後)すると、そもそもこれは軍艦なのかという謎兵器もやってくる。それこそ生物(なまもの)兵器達である。
見た目は超でっかいイカ。というよりスルメ。頭に「天」と書いてあり、巻いた鉢巻きがアクセント。
南極海に封印されていた究極超兵器で、ヴァイセンベルガーがこれを発見、封印を解く。その力は巨大戦艦リヴァイアサンの10倍(当社比)を持ち、対日輸出でがっぽがっぽする予定だったらしい。
今までは雑魚敵(ただし装備は最強クラス)でしか登場しなかったなまもの兵器たちだが、キョウフノダイオウイカは初となるボス枠である。
主な搭載兵装と性能
耐久力が異常に高く、搭載兵器は反物質兵器、波動兵器、光学兵器etc...。また速力も90kt前後と非常に高い上に、一度近づかなければ出現しないため開幕どれだけ素早く逃げられるかが勝負でもある。
またPSP版では取り巻きの潜水艦に波動砲が追加されており、イカに気を取られていると真横から狙撃される。潜水中に撃つとは卑怯な。
長期戦になるだけ不利。ちゃっちゃと焼き殺してゲソ焼きにしてしまおう。
PS2版は元の難易度が低いためあまり脅威ではないが、難易度の上がったPSP版では鬼門の一体である。
- イカ墨波動砲
波動砲の一種、超波動砲並みの威力を持ち長射程を持つ。なぜかキョウフノダイオウイカがブチ切れ発射態勢に入るが、発射までの時間が長く通常の波動砲よりも弾速が遅いため回避は比較的容易。勿論威力は即死級なので確実に避けること。暴発も健在なので狙って行きたい。
またPSP版では発射後に飛び跳ねる謎のモーションが追加されている、アホらしいと思っていると、このモーション中はプレイヤーに対して一直線で向かってくるため距離を詰められかなり危険である。
PC版では波動砲を特殊研究機関で研究した結果、どういうわけかイカスミを使うのが最適だと判断され開発されたという設定がある。 - 光子榴弾砲
対消滅反応を利用した究極の榴弾砲、着弾点で反粒子を反応させて巨大な衝撃波を引き起こす兵器。旧作のように弧を描きならが飛ぶのではなく一直線に飛ぶ上、弾速も遅いため脅威になることは少ない。 - 超怪力線照射装置
主力兵装、長射程・高弾速・高威力レーザーの乱れ撃ちでこちらの耐久をガリガリ削ってくる。
PSP版では射程が1.5倍以上にまで伸びているので、かなり離れないと逃れるのは難しい。 - 拡散荷電粒子砲
目標付近で複数のビームに拡散する光学兵器。命中率は低いが、性質上能動的な回避が難しいというのが難点。 - 超射程SSM
射程1万の化け物対艦ミサイル。ミサイル対策ができていれば問題ないが、忘れているとほぼ確実に命中する。 - イカリングレーザー(PS2版)
リング状のレーザーを放つ、威力はかなり高いが弾速が遅く射程も短い。
如何にもイカらしく、この超兵器を代表するような兵器だがPSP版では反物質砲に代わって消えた。 - 反物質砲(PSP版)
PSP版でイカリングレーザーの代わりに追加された兵装。フィンブルヴィンテルと違い、定期的に4連発ではなく小刻みに1発ずつ撃ってくるが、プレイヤーが使うものと同じタイプのため射程と誘導性能がフィンブルのものよりも高く、最も警戒すべき兵器である。長時間誘導し、威力も即死級なので回避に神経をすり減らされる。
関連項目
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