kキララとは、ガンダムビルドファイターズに登場するキャラである。
声優は悠木碧。
概要
歌って踊れて、ガンプラを作って、バトルまでこなせる、アキバ系ガンプラアイドル。
まだ知名度は殆どないため(地区予選で応援に来たファンも僅かだった)、知名度アップのためにガンプラバトル選手権に出場する。
実はガンプラやガンダムには一切興味はなく、全ては事務所の決めた方針であって、そのためにガンダムのアニメを大量に視聴し、設定を覚え、プラモ製作技術も身につけさせられた。
その努力の量と成果は凄まじく、重度のガンダムオタクであるイオリ・セイと語り合って、全くぼろが出ないほどである。
……とはいえ、当人はガンダムは売れるための一環にすぎないという立場をアピールしており、本人の希望としては正統派アイドル路線を望んでいる様子が見られる。
ちなみに、好きなガンダム作品は『機動戦士ガンダム0080〜ポケットの中の戦争〜』。上記のことから、本心かどうかは不明である。
視聴者からの評価は、“ ガンダムファンであることをファッションにしている ”ことを蔑む視聴者がいる一方、1st~AGEまでのテレビシリーズだけでも約300時間に及ぶほどの圧倒的な量の知識を蓄えたことに対して「好きでなければ出来ない」ことであると考える視聴者もいる。
アイドルの枠に収まらないほどスタイルが良く、出るところは出てスリムなところはスリム。胸元が開き、ヘソも出ているアイドル衣装を難なく着こなし、劇中の色仕掛けじみた行動を納得させうるものがある。
勝つため(=売れるため)には手段を選ばない。1・2回戦は何らかの方法を用いて不戦勝で勝ち上がっており、3回戦では試合前に対戦相手であるイオリ・セイに模型女ミホシとして近づき、ガンプラに細工を加える。
対戦の際はピンク色のガーベラ・テトラを駆り、同ブロックで敵なしだったレイジ(ガンダムBF)に格闘戦で一発浴びせるほどのテクニックを披露。事前の細工も功を奏し、後一歩まで追い詰めるも、ビルドストライクガンダムの奥の手であるバックパック分離機構に虚を突かれ、そのまま対応できずに敗北した。
試合後のラルさんの言葉に思うところあったのか、決勝戦ではファンと共に試合観戦している。
それから6話あとの10話で、なんとガンプラバトル選手権の公式イメージキャラクターに抜擢されていたことが判明。
セイは驚いていたが、レイジは「やると言ったらやりきる女」と言い、微塵も驚かなかった模様。レイジは4話でも「どうにもできないことを無理やりにでもどうにかしようとするアンタみたいなやつ、嫌いじゃないぜ」と発言しておりどうやらこの時から、キララを認めていた様子である。
ほとんど無名からの大抜擢であるにもかかわらず、全世界中継のカメラの前で物怖じすることなく自身のキャラクターを発揮。レポーターの仕事も流暢にそつなくこなしているあたり、素のタレント能力は元から高かったようだ。(今まで売れなかったのって事務所の売り込みが甘かったからじゃ…)
レセプションパーティでは、セイたちに見事なドレス姿を披露。居合わせたリカルド・フェリーニに口説かれるほどの美貌をいかんなく発揮していた。(ヤサカ・マオに「誰?」と言われ、自分の知名度の低さに傷つきもしたが…)
……のだが、リカルドの深酒・悪酔いコンボからの作画厨ガンダムトークに辟易する羽目に……ガンダム談義にそつがないのも考えものなのかもしれない。
がしかし、その後にミホシでの姿でバーでフェリーニと再会してからというものの、たびたび食事を共にしたり一緒にガンプラバトルを観戦する等している。さらに20話では熱くなり過ぎたゆえにフェニーチェを失うのもいとわず自爆しようとしたフェリーニを「軟弱者!」と叱咤し、「今日が駄目なら明日勝て、明日が駄目なら明後日に勝て」と今までまったく売れなかったアイドルが言うと実に説得力のある台詞で自爆を思いとどまらせた。
もはや二人の仲は、傍から見る分にはあたかも熟年夫婦を思わせる親密振りである。
また、世界大会のナレーターとして、フェリーニ対セイ&レイジなどの数多くのガンプラバトルを目にしてきた結果、ガンプラやガンダムバトルにおける彼女の考え方も変化しているようである。上述のフェリーニへの叱咤や、23話では大人気なく賞品を獲得しようと本気バトルするフェリーニを折檻しに自作のガーベラテトラを披露。フェリーニをして「荒削りだが手間隙掛けて作ってある」と評された。
なお、事務所にはガンダムだけではなく、アイドルマスターXENOGLOSSIAのものと思しきポスターが飾ってある。パロディはガンダムに限らずサンライズなら何でもOKな模様。
7年後が舞台の続編ガンダムビルドファイターズトライにおいては、ガンプラアイドルをきっかけにハリウッド女優にまで上り詰めたことが語られている。崖っぷちアイドルから世界的セレブへの階段を駆け上がったきっかけがガンプラ。BF無印においては、ストリートチルドレンからアリアン王家の元へ移り住む事になったアイラ・ユルキアイネンと共に最も出世した人物の一人と言えるのではなかろうか。
小ネタ
……演技指導の際の方便で、非公式設定である可能性は捨てきれないが……その話を聞いて唖然とする者、同情する者、むしろそっちのほうがかわいいと思う者が現れるなど、色々と反響を呼ぶことになった。
それが今や世界的女優の仲間入り。人生何があるか分からんもんである。
お絵カキコ
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