キングコブラ(けものフレンズ)とは、スマートフォンゲームなどの各種メディアミックスプロジェクト『けものフレンズ』に登場するアニマルガール及びフレンズ(動物が女の子になった擬人化キャラクター)である。
CV:吉川未来(ゲーム版)、小野早稀(アニメ版)、秋奈(けもフレ3)
概要
「わたしはキングコブラ。蛇の王だ。王とは命令を下し、民をより良き方向へ導く者…同時に民の願いをかなえてやらねばならぬ。何かあれば命令して(あっ、口が勝手に!)…あ、いや!い、言ってみるがいい。遠慮はするな!困ったら必ずわたしを頼れ!」
けものフレンズぱびりおんフレンズあーかいぶより引用
世界最大の毒蛇・キングコブラのフレンズ。噛んだ時の毒の注入量が圧倒的に多く、他のヘビをも狩り殺す強さからヘビの王と考えられていた。
王の威厳と威圧感溢れる性格。自身をヘビの王と名乗り、他者を民と呼んでいる。上に立つ者としての厳しさと優しさも併せ持ち、他者に指示を下してより良い方向へ導く事を使命と考えている。毒の強力さはジャパリパーク中に轟いており、指折りの強さを誇るフレンズとして有名だった。本人もどんな相手でも一瞬で組み伏せると豪語しているが、民相手に本気は出さないらしい。
王らしい風格の持ち主なのだが、実は命令されるの大好きという隠れた習性を持っている。どんな相手であっても命令されると反応し、どんな命令であってもやり遂げずにはいられない。この習性はインドなどで蛇使いに操られているかのように使役されている事が反映された結果と思われる。また、入れ物から出てくるコブラの様子が魔法のランプから出て来た精霊を見出したのかもしれない。本人も命令されたくて仕方無い様子で、しきりに自分を頼るよう念を押している。
外見
キングコブラの頚部を広げた威嚇ポーズを象ったフードを被った、金髪ロングヘアーの女の子。髪先は紫色に変色している。顔などの肌の色は生息地が南方だからか褐色。ツリ目。
茶色のジャケットを羽織り、元動物の体色を模したミニスカートを着ている。黒タイツを着用。紫色のネクタイはヘビの舌を象っている。お尻からは元動物の尾が伸びているが、最大のヘビという事で物凄く長く存在感抜群。
ゲームでの扱い
クール属性(青)のレアリティレベル5(ゲーム中最大レア)のフレンズとして登場。コストは400・攻撃タイプは中距離・サイズはL。ヘビ・サンショウウオといった爬虫類・両生類系フレンズが集結したグループ「チーム・噛んじゃうぞ」に加入している。固有スキル「蛇王の猛毒眼光」は敵全員に自身の攻撃力×7倍のダメージ。鋭い眼光がレーザー光のように全てを貫く、ツチノコと同じ「目からビーム」系のスキルである。
強敵クエスト・キングコブラ編にて登場。一定時間のみ出現する特定のフラグクエストを攻略すると、対戦できるようになる。これらのクエストでは「チーム・噛んじゃうぞ」所属フレンズを除いて、毒によるダメージを終始受け続ける。運が良ければ強敵クエストのクリア時に仲間になってくれる他、クリアで入手出来る「ヘビ使いの笛」の印を10個集めれば交換で仲間に加えることも可能。
強いフレンズとして有名だった故に、何度も対戦を直談判しに来ていたフォッサを初め挑戦を挑むフレンズが多かったため、一々挑戦を受けるのが嫌になり、「フォッサ出入り禁止」「ネコ科全部禁止」など看板を立てまくって誰も進入出来ないようにし、自身は毒沼がいっぱーいある広い森の中に引き籠ってしまった。例外として「チーム・噛んじゃうぞ」のメンバーのみは中に入る事を許され、毒沼に耐性を持っているので安全に出入り出来ていた。
それでも挑戦を申し込みに毒沼を越えてやってきたフォッサに対して最初は素っ気ない態度を示したが、フォッサがたまたま命令口調で勝負を申し入れたのを気に入り、力を貸してほしいと会いに来ていたサーバル達も纏めてかかってこい!と戦いごっこを繰り広げる。
勝負後、フォッサに対して相変わらず素っ気ない態度を取っていたが命令には何でも従っちゃうという習性が発覚し、秘密にしてほしいとお願いしていた。
なお、ゾウをもかみ殺すと恐れられているためか、シナリオ途中で別の場所にいるアフリカゾウが悪寒を感じる場面がある。
アニメでの活躍
有鱗目 コブラ科 キングコブラ属 キングコブラ King cobra |
第2話「じゃんぐるちほー」で登場。熱帯雨林での圧巻のフレンズラッシュシーンでかばんちゃん達が出会ったフレンズの1人として映る。出番は一瞬・動き無し・セリフは一言のみ。
ぱびりおんでの扱い
「頼みごとなら言ってみよ。遠慮するな。さあ!」
2018年4月11日から観察可能になったフレンズ。けもトークアイコンの背景色は青。一人称は「わたし」「私」、他のフレンズのことは「お前」もしくは敬称を付けないフレンズ名で呼ぶ。
王としての立場を自負している他、頼まれれば断れない或いはどうにか力になってあげたい性格でもあり、「王とは民の願いを聞き入れ、良い方向へ導くモノだ」と言っている。また蛇神を名乗るヤマタノオロチが「頼み事は聞くがそれは我が認めた者の願いだけ」と言った際には「民の願いを選り好みするのは感心しない、全ての民の笑顔のために力を振るうのが王の務めだ。」と言い返すシーンなどもあり、しっかりした信念や持論の持ち主のようだ。ただし実のところ王様についてはよく分かっていないと言った発言もある。
ちなみにこの"民"とはヘビのフレンズやじゃんぐるのフレンズに限らず、場所や種族に関係無くパークに棲むフレンズ達全員を指しているようで、ゆきやまのホッキョクウサギに対しても「王たるもの、民の願いはなんでも叶えねばな。」と言っていたり、G・ロードランナーからは「王様の尻尾なんだ。」と言われていたり、ハブのハムハムについてなんとかしてほしいという相談を受けるなど、他のフレンズからも王様という認識は割と広がっているようだ。
また元動物由来の動くモノや振動に反応してカラダを揺らす習性を受け継いでいるようで、メトロノームなどの揺れるモノに反応して体が勝手に動いてしまう癖がある。また威嚇に比較的「はくりょく」があるようである。
毒については「このカラダになってから使うことはないがな。」と言っているものの、毒に興味を持ったコモドドラゴンからお願いされて綿に抽出しているため、出すこと自体は出来るようだ。ちなみに話の流れでコモドドラゴンから「試しに(わたしを)噛んで」と言われた時には叶えてやりたいが、という葛藤の末に自制している。
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