単語記事: キングコング

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キングコング英:kingkong)とは、1933年に作られた世界一有名なアメリカ怪獣映画である。またはその作品を原作とした生作品やそれらの作品に登場する巨大なゴリラのような怪物のこと。

曖昧さ回避 
  1. 西なんとかさんと梶なんとかさんお笑い芸人
  2. 1976年から1977年まで活動したアイドルグループ

概要

怪獣映画の元祖とも言うべき名作として知られる。
恐竜や巨大昆虫が生息する秘に王として君臨する巨キング・コング」が、ジャングルニューヨークで暴れる姿を描く。

1925年に開された『ロストワールド』が大人気となったのを受けて、同様の大冒険映画をもう一度作ろうと言うことで企画がはじまった。後の『ゴジラ』などと違い、人形コマ撮り撮影して特殊撮影を行い、人間の役者と合成することで製作された。そのため、製作期間は1年以上と、当時としては異例の長さとなった。

当時の観客が「あんな大きなをどこで捕まえて来たんだ」と製作元に問い合わせたと言われるほど、優れた特撮技術が観る者に衝撃を与えた。のみならず、潤沢な予算の下、ジャングル大都会を舞台に展開される大迫の冒険活劇が、観客の心を掴み、世界中で大ヒットとなった。
また、巨大怪獣が暴れまわるだけの映画ではなく、コングを軸に物語が展開し、彼がヒロインに好意を抱きながらも悲痛な死を迎えるという悲物語であったことが、現在まで続く高い評価の理由になったことは、淀川長治をはじめ多くの映画評論家摘するところである。

行的な人気に留まらず、「怪獣映画」というジャンルを築き上げ、世界映画業界に影を与えた。
日本の、『ゴジラ』に始まる一連の特撮映画文化も、今作がなければ生まれていなかったかもしれない。

大まかなあらすじ

野心映画監督デナムは、大作冒険映画を作るために、撮影隊を引き連れ、未知の「ドクロ」へ向かう。
に到着した彼らは、何か重要な儀式の途中であった原住民と衝突。女優アンが、何者かへの生贄として原住民に浚われてしまう。

果たして、怪しげな儀式の末に密林から現れたのは、巨大なコングであった。
生贄としてげられてしまったアンを助けるため、コングを追ってジャングルに入った撮影隊は、絶滅したの恐ろしい巨大生物に遭遇し、次々と命を落としていく。

からくもコングから逃げ延び、アンの救出に成功した撮影隊だが、もはや映画など撮れる状況ではない。
するとデナムは、コングを捕獲し、見世物として大々的に開することを思いつく。

世界八番の不思議」と題してニューヨークでお披露されたコングは、観客達の度肝を抜く
しかし、コングは拘束を解いて脱走してしまう。人間達の仕打ちに怒り、アンめて巨体で暴れまわるコングによって、ニューヨークは大混乱に陥る。

とうとうアンを連れ去ったコングは、故郷の岩山の姿を見たか、エンパイアステートビルによじ登る。
しかしそこへ、人類の複葉機が襲い掛かる。しい中戦を繰り広げたものの、近代兵器の前にとうとう尽きたコングは、アンを解放し、自らは地上へと落下して死亡する。

リメイクと続編

ヒットしたため、なんと同じ年に『コングの復讐』という続編が製作された。
コングの息子ジャングルを舞台に活躍すると言う内容で、初作のスタッフがほぼそのまま参加しているが、予算が半分に減らされた上に突貫工事であったため、余計な続編という立ち位置を抜けられない微妙な作品となった。 

1976年2005年と、2度リメイクされた。
コングの表現方法は、それぞれ着ぐるみフルCGとなっており、リメイクされた時代ごとに最新の特撮表現方法が用いられている。

1976年版は、時代背景に合わせて、映画監督→石油会社、撮影→油田調に置き換えられている。エンパイアステートビルも世界貿易センタービルに変更され、複葉機も武装ヘリコプターに変更されている。代わりに、巨大生物ど出ない。 
ヒットはしたものの、これらの変更がことごとく不評を買い、現在では失敗作としてに知られている。ただし、コングのドワンヒロイン)への好意と思いやりがよりクローズアップされ、ドワンの方もコングの心情に理解を示す描写があり、これらは好評で後の2005年版にも受け継がれた。

こちらには『キングコング2』という続編がある。
前作で死んだコングが、精密な人工心臓り、その手術のための輸血提供者となった雌のコングとに落ちる。二匹をもろとも殺しようとする人類と戦うコングだったが、雌の胎内には新しい命が……というカオスなあらすじ。
特撮技術はさらに進化していたが、擁護しようのないどうしようもない内容から、今度こそ酷評を浴びた。
ちなみに、サラコナー役でおなじみリンダハミルトン演だった。 

2005年版は、『ロード・オブ・ザ・リングシリーズで高い評価を獲得し、今作の大ファンでもあったピーター・ジャクソンによって製作された。
33年版にかなり忠実なリメイクで、最新のSFX技術を投入しているものの、舞台は1933年である。76年版でカットされたジャングルでの冒険がしっかり描かれているばかりか、巨大昆虫シーンなど、原作カットされたシーン勢に復活させられている。また、コングの表情が非常に豊かになり、野獣でありながらヒロイン必死で守るヒーローとしての親しみやすさも持ち合わせるようになった。
こちらは76年版と違って内容的にも高評価となった。ただし、業的には『ロード・オブ・ザ・リングシリーズべるとやや期待はずれで、特に日本においては宣伝不足も手伝い不振といえる結果に終わってしまう。

日本版

ゴジラ』のヒットと高評価で勢いづいた東宝が、1960年代にキング・コングの製作権を獲得したことで、日本キング・コングシリーズが生まれた。
ちなみにこの製作権の価格は、大作映画3本分で5年間というずば抜けて高価なものであった。

1962年、日スター怪獣が対決する夢の映画キングコング対ゴジラ』が開された。
日本国内では大ヒットし、1120万人の動員を記録した。これはゴジラシリーズ歴代最多である。ゴジラに合わせて着ぐるみ製作され、身長はだいぶ高くなり、設定もど別物になった今作のコングは、海外ファンには苦笑でもって迎えられたが、一、大タコとの対決シーンは大変人気であった。

1967年には、大枚はたいて権利を買ったのだから期限までにもうひとつ作ろうと言うことで『キングコングの逆襲』が開された。

モンスターバース(2014~展開中)

2017年ワーナー・ブラザーズレジェンダリー・ピクチャーズの共同制作による新作『キングコング:髑髏島の巨神』が開された。
ベトナム戦争終戦直後の1973年を舞台に、未確認巨大生物の調のために南太平洋の孤「髑髏スカルアイランド)」へ乗り込んだ人類と、そこで王として君臨するコングの戦いが描かれる。

今作は、同じくワーナーレジェンダリーによって製作されたあの『GODZILLA(2014)』と世界観を共有しており(特別研究機関モナーク(MONARCH)が登場するなど)、ディズニーの「マーベル・シネマティック・ユニバース」のような作品群の怪獣版とも言うべき「モンスターバース」を形成する一作である。
かねてよりゴジラとの共演が噂されていたが、2020年開予定の第4作『Godzilla vs Kong』にて、実に58年ぶりに対決し雌雄を決する予定であることが正式に発表されている。

ちなみに企画当初は、ピーター・ジャクソン監督を務め、同氏が送り出した05年度版のプロローグとなる予定だった。

その他

イタリア香港許可で作られた独自リメイク(というよりパロディ)も存在する。

シリーズ一覧

初代及びそのリメイク

タイトル 登る建造物 備考
キングコング 1933 エンパイアステートビ 初代
キングコング 1976 世界貿易センタービル 設定の大幅変更在り
キングコング 2005 1933年当時のエンパイアステートビ 初代当時の時代設定を再現


での独自リメイクパロディ

タイトル 登る建造物 備考
キングコングの逆襲 1967 東京タワー 日本東宝製作
コングは人間の味方として登場。
シナリオは別物だが、所々に本家オマージュが含まれている。
キング・コングとメカニコングの死闘を描く
クイーンコング 1976 ビッグベン時計 イタリア製作パロディ映画
全編コメディ調に描かれている。
大人の事情で長年封印作品とされていたが、最近になって解禁された。
北京原人の逆襲 1978 不明
香港高層ビル
香港製作
色んな意味でアレな内容だが、完成度は高い。


続編、生作品

タイトル 備考
コングの復讐 1934 初代本家の続編。
コングの息子が人間の味方として活躍する内容であり、復讐するシーンも存在しないが、何故このような邦題になったのかは不明である。
因みに原題を直訳しても「コングの息子」である。
キングコング対ゴジラ 1962 東宝円谷プロ製作
日本怪獣ゴジラとの夢の対決を実現。
本作のコングに限り、対決するにあたりゴジラサイズに合わせてゴジラ同等の巨体となっている。
キングコングの逆襲 1967 東宝製作
『対ゴジラ』とは関りのない独立した物語で、正義怪獣キングコングが、悪の科学ドクターフーと、彼が作り上げたメカニコングと対決する。
アニメ
キングコング
1967 日本テレビアニメ
コングは人間の味方として登場し、ドクターフーや、ロボットのコングが登場するなど、『キングコングの逆襲』と共通した部分がある。
キングコング2 1986 1976年リメイク版の続編。
前作ラストで死んだコングをらせる内容であり、造形もイマイチとのが多く、評判は悪い。
ファミコンMSXゲーム化もされている。
キングコング:髑髏島の巨神 2017 ワーナー・ブラザーズレジェンダリー・ピクチャーズの共同制作
GODZILLA(2014)』と世界観を共有しており、ゴジラと共演する続編が制作中。

その他、関連作品として、ジョーヤングとマイティジョーがある。後者は前者を大幅にアレンジしたリメイク版である。

その他

関連動画

関連項目


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読み:キングコング
初版作成日: 08/09/21 06:24 ◆ 最終更新日: 17/03/27 22:13
編集内容についての説明/コメント: モンスターバースについて加筆し、新作の項を書き換え
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キングコングについて語るスレ

73 : ななしのよっしん :2017/03/10(金) 10:57:30 ID: hy4PMhJDYG
モンスターバースか・・・胸が熱くなるな
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%B3%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%BC%E3%82%B9
74 : ななしのよっしん :2017/03/12(日) 22:45:54 ID: q1uWr2t8+N
>>73
ゴジラの画像がVSシリーズだな
あれは最高のテコンドー映画だったな
75 : ななしのよっしん :2017/03/26(日) 01:20:14 ID: q9ju5ee2Um
ゴジラと戦う予定のモンスターバースコング、硬さはどうかなと思ったらやっぱりヘリと戦って怪したりナパームでダメージもらったりしてた。コングのキャラ的に今はまだこれくらいがいいんだろうけど、放射火炎に耐えられるよう強く育ってくれ!
76 : ななしのよっしん :2017/03/26(日) 01:43:12 ID: PeNxUEMnE6
サミュエルジャクソン70年代のあのコングはまだ子供らしいからね
77 : ななしのよっしん :2017/03/28(火) 14:20:19 ID: +4jDstkkCc
スカルアイランドは思った以上に要所要所でモンスターバースを全面に押し出してきてたな
78 : ななしのよっしん :2017/04/01(土) 01:17:59 ID: kB+zk19ijQ
恐竜大好きな恐竜ゴリラに負ける場面が正直嫌いだったけど噛ませ役をオリジナルモンスターに変えてくれたから安心して観れる
79 : ななしのよっしん :2017/04/09(日) 02:17:52 ID: g5okBHHqsi
2005年版はシーンが気持ち悪すぎてあそこだけ別の映画見ている気分だったw
80 : ななしのよっしん :2017/04/15(土) 22:41:12 ID: K5apeA3sGe
>>77
序盤からMONARCH自然に出してたりこれちゃんとギャレゴジと同じ世界観だって感じながら見てた
>>78
そこまで思っててなんでキングコング見に行くんだww
噛ませとは違う気が…今まで映画恐竜だって直球で「敵」と表現していいでしょ
81 : ななしのよっしん :2017/07/27(木) 22:56:59 ID: uZcSlQ6Vk4
新作の影1933年版のキングコング見たけど今見ても全然迫あるなぁ。コングの出現シーンとかも見劣りしない出来だしこれ当時の映画館客本物だと思って気絶したんじゃないか
82 : ななしのよっしん :2017/08/24(木) 05:14:54 ID: kB+zk19ijQ
>>80
3体がかりでもコングに全くが立たない2005年版の表現がにとって地雷だった

恐竜ファンの中にはあのシーンを不快に思ったらが以外にもいたようで何回か愚痴を見たことがあるw

とはいえ秘にでかいゴリラがいるのは魅的な世界観だからやっぱり今回も気になって見てしまったのだが文句しの映画だった
特にを荒らす人間を蹴散らすシーン鳥肌がたつほど迫があった
地雷かったし最高だ

コングが弱め?な感じで次のゴジラ戦が少し心配になったけど
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