キングベヒーモスとは、スクウェア(現スクウェアエニックス)社製のゲーム「ファイナルファンタジー」シリーズ(以下FF)に登場するモンスターである。
概要
ベヒーモスと呼ばれるモンスターの上位種と位置づけられており、概ね全ての能力が上回っている。
終盤に登場する強力なモンスターであることが多く、時にボスとなることも。
ある意味で最も印象的なのはFFXI(FF11)版といわれる。詳細は後述。
FF2
FF3
古代の民の迷宮に出現。オリジナル版ではでかいだけのモンスターにすぎなかった。しかしリメイク版では、各種ステータスが高く瀕死になるとメテオを連発するようになり、油断のならない相手になった。
FF11発売後のリメイクであるためか、(オリジナル版と比べて性能の強化された)守りの指輪を持っており、守りの指輪目当てに狩られることもある。
FF4
オリジナル版にはいなかったが、GBA版・PSP版のエクストラダンジョンに登場する。
FF5
次元の狭間ラストフロアに登場。この作品からメテオを使用するようになる。
物理攻撃には物理攻撃、魔法にはメテオでカウンターを行うので厄介な相手。ただし魔法剣ブレイクで石化させるという対処法がある。
FF6
世界崩壊後に獣ヶ原の洞窟に登場するボスとなる。一度倒しても、復活してバックアタックを仕掛けてくる。
FF7
大空洞に出現するが、状態異常に耐性がなく、さらにLv60なのでレベル5デスが効いてしまうため、割と楽な相手である。
FF10
シンの体内に登場。死に際のファイナルアタックとしてメテオを唱えるという、非常に厄介な性質を持つ。
FF11
FFXIにはベヒーモスの縄張りと呼ばれる場所があり、一定の周期でベヒーモスが出現していた。
キングベヒーモスもここに出現するが、実装当初は出現条件が不明であり、前予想による期待感から出現するとその報せがサーバ内に瞬く間に広まり、手空きの者はこぞって観にいくという一種の祭り状態となった。これをキンベヒ祭りという。
しかしながらその能力は、歩き回るだけでスタン(一時的に行動不能になる)やダメージを撒き散らし、1撃で即死級ダメージの超広範囲魔法メテオを45秒に1回唱える上に、メテオの詠唱は絶対に止められないという(当時の常識からすれば)常軌を逸したものであり、本気で狩りにきたリンクシェル(ギルドやクランに相当)の人員はおろか、集まった観衆数百人を皆殺しにするという有様であったという。
大変心暖まるエピソードといえよう。
これの下位モンスターであるベヒーモスでも、FFXIのβテスト終盤でGMと一緒に討伐しようというイベントがスクウェア(現スクウェアエニックス)社主催で行われたが、GMも含めた参加者全員が皆殺しにされている。
これもまた大変心暖まるエピソードといえよう。
ナイト向けの超強力激レアアイテムをドロップするモンスターであることから、かつては出現日時には専門のLS複数が奪い合い狩りを行っていた。もっと強力なモンスターや、もっと高性能なアイテムを落とすモンスターが追加されて人気が下がるモンスターも多い中、未だ狩り続けられているのは特筆すべき特徴である。
現在では出現方法が変更されて戦いたいタイミングで戦えるようになった。手順は、
- 中レベルのモンスターが落とす「獣神印章」を99枚集めて専用アイテムに交換しバトルフィールド『戦慄の角』(こいつもベヒーモス族)に挑み、ベヒーモスの出現アイテムをとる(100%入手できる)
- そのアイテムを縄張りにあるポイントに置くとベヒーモスが出現するので倒すと、低確率でキングベヒーモスの出現アイテムを落とす
- 同じポイントにそのアイテムをトレードすると本命が出現。倒すと低確率で件のアイテムを落とす
とまあ、超面倒くさい結構な手順を踏む必要があるため、何年も何百匹も倒されているにもかかわらずいまだに激レアアイテムであり続けている。ちなみに、倒すだけならいまや1PTいれば余裕である。
このような状況と、かの迷言「キングベヒんもス」もあって、シリーズである意味一番有名なキングベヒーモスといえる。
FF12
FF13
聖府首都エデンでボスとして出現する他、アルカキルティ大平原に生息している。
FF14(新生エオルゼア)
インスタンスレイド『クリスタルタワー:古代の民の迷宮』の3番目のボスとして出現。
戦闘開始とともにフィールド全体が電撃に覆われ、全員継続ダメージ状態の最中戦う。
関連動画
FFシリーズ
MUGEN
関連項目
- 3
- 0pt