スラムのガキから 王になれ!
FROM NOTHING COMES A KING
キング・アーサー 聖剣無双(King Arthur:Legend of the Sword)とは、2017年公開のワーナー・ブラザーズ配給による歴史アクション映画である。
初公開は2017年5月8日。日本では2017年6月17日公開。
概要
アーサー王伝説を題材に、「スナッチ」や「コードネーム U.N.C.L.E.」で知られるイギリスの映画監督ガイ・リッチーが映像化。全6部作としてシリーズ化される予定だという。
キャストには「パシフィック・リム」のチャーリー・ハナムが主人公アーサーを、そしてリッチー監督の「シャーロック・ホームズ」でワトソン役だったガイ・リッチーが邪悪な暴君ヴォーティガンを演じる。また、サッカー選手のデイヴィッド・ベッカムがカメオ出演している。(アーサーにエクスカリバーを抜くよう指示する王国兵役)
かつてのアントワーン・フークワ監督による「キング・アーサー(2004)」は古代を舞台にしたリアルな歴史劇だったが、今作は一種の王道的な貴種流離譚の形をとった、ファンタジー色の強い映画である。
ガイ・リッチー作品特有の編集に加えて、ケレン味のあるアクションやハイテンポにアレンジされたケルト音楽などにより、これまでにないスタイリッシュなアーサー王伝説が語られる。
あらすじ
悪の魔術師モルドレッドの軍勢がブリトン王ユーサー・ペンドラゴンのキャメロット城を包囲する。巨大な象などの怪物的な力の前に城は陥落するかに思えたが、ユーサーの勇猛果敢な活躍によりモルドレッドは打ち砕かれた。しかしその時ユーサーの兄弟ヴォーティガンの裏切りにより、ユーサーはデーモンナイトの前に敗北する。最後に彼は息子アーサーを船で逃し、聖剣エクスカリバーを渡すまいと自害し水の底に沈む。
幼いアーサーはスラム街の売春宿で拾われ、過酷な世界で生きる術を学びながら大人になる。そんなある日アーサーと仲間たちがヴァイキングとの間に騒動を起こしたことがきっかけで、ヴォーティガンの支配する王国軍に目を付けられる。そうして連行された建設中の塔のふもとでは大勢の男が岩に刺さったエクスカリバーを抜くため集められていた。その一人としてアーサーが両手で剣の柄を握った瞬間、過去の光景が蘇りながら強大な力を感じ、気を失うのだった。
彼こそがユーサーの遺児であると確信したヴォーティガンは自身の安泰のため公開処刑する事を決めるが、先代からの忠臣ベディヴィアとマーリンの使いメイジの助けによりアーサーは脱出する。ヴォーティガンの支配に抗う反乱軍と合流したアーサーは、聖剣が見せる自身の宿命と向き合い、王国の未来を取り戻すための戦いに身を投じていく……
本作は若きアーサーがブリトン王となるまでを描く。有名な聖杯や一部の円卓の騎士は(まだ)登場しない。
登場人物
- アーサー・ペンドラゴン/アーサー王(チャーリー・ハナム)
- ヴォーティガン(ジュード・ロウ)
- メイジ(アストリッド・ベルジュ=フリスベ)
- ベディヴィア(ジャイモン・フンスー)
- ウィリアム・"グースファット・ビル"・ウィルソン(エイダン・ギレン)
- ジョージ(トム・ウー)
- ユーサー・ペンドラゴン(エリック・バナ)
関連動画
関連商品
キング・アーサー(2017)に関するニコニコ市場の商品を紹介してください。
関連コミュニティ
キング・アーサー(2017)に関するニコニコミュニティを紹介してください。
関連項目
- 0
- 0pt