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概要
ゼンショーのブランドであり、我が国における牛丼三大チェーンの一角を占めるすき家が提供する裏メニューの一つ。
正確には牛丼のサイズをキングサイズで注文することを指す。並だとか大盛りだとか注文するのと同じように、キングサイズが存在するのである。
提供開始はゼンショーのプレスリリースによれば2009年8月12日からとされており、15年近い歴史を持つメニューとなっている。価格は当初990円だったが、度重なる値上げにより現在は1230円（カレーは1220円）。因みに同じ日にプチサイズの提供を開始している。提供当初は豚丼もキングで頼めたが、すき家本体の提供中止により、現在は牛丼とカレーのみとなっている。
その量は肉500g、米飯700gと、メガ比では2倍（メガとメガを合わせて……とメガの単純な二倍に誤解されているケースがあるが、米飯の量が全く違うので単純な二倍ではない）、並と比べると6倍というとんでもないものであり、一般的な男性が完食するには相当な苦労を強いられるだろう。もし、好奇心の延長で食べようと思っているならばできる限りお腹を空かした状態で臨むことをおすすめする。
なお、キングの上にエンペラーサイズがあるなどという噂がまかれていた事があるが、そのようなメニューは存在しないので注意。
コスパよく大量の牛丼を食べられるのでデブ健啖な人にとっては非常に心強い存在である。大食い系のYouTuberでもよく取り上げられており、知名度は年々上昇している。
注文方法など
裏メニューとはいっても、一見さんお断りだとか、特殊な頼み方が必要というわけではない。ただし、タッチパネルメニューには記載されていないので、呼び出しボタンか、案内された時に店員に直接「牛丼（カレー）のキングサイズで」とオーダーしなければならない。テイクアウトは不可で、店内でのみ食べることが可能。
また、チーズやネギ玉などのトッピングについては、メガ以下のように牛丼の上ではなく、別皿に盛られるので好きなタイミングでかけることができるのが特徴。
ほとんどの店舗で注文することが可能だが、一方でキングは専用の器に盛られる為、その用意がない店では断られてしまうので念のため覚えておこう。
食べる際は何もトッピングがないと中盤以降飽きてきてしまうので、流動性をよくする玉子を何個か頼んでおくのが吉。
関連項目
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