ギギネブラとは、「モンスターハンター」に登場するモンスターである。初登場はモンスターハンター3。
別名「毒怪竜」。名前の由来はラテン語で霧を意味する「ネブラ」からとられている。
素材からは吸血鬼のような防具や武器が生産できるだけでなく、幼体のギィギはハンターに吸血攻撃を行ってきたりと吸血鬼がモデルのようだ。
クエストタイトルではその名の通り「吸血鬼」と呼ばれる事もある。
弱点属性は原種が火、亜種が水。またどちらにも龍がそこそこ効く。破壊可能部位は顔・腹・尻尾。
概要
飛竜種 | |
---|---|
ギギネブラ | |
別名 | |
原種 | 毒怪竜 |
亜種 | 電怪竜 |
登場作品 | |
モンスターハンターのモンスターテンプレート |
モンスターハンター3
今作初登場の幼生のギィギが成長した姿。外見は平べったくなったフルフル。しかし骨格はフルフルと違いティガレックスのように翼を地面につけている原始的な飛竜の姿。しかしティガレックスと違い飛行は得意な模様。
頭と尻尾が同じ形をしている。フルフルの後継者だけありその容姿は非常に不気味。
凍土に生息し、毒で獲物を弱らせ氷漬けにして保存するという習性を持つ。フルフルと違い熱を察知して獲物を発見するため、たいまつをもっているプレイヤーを積極的に狙う。
繁殖力が強く戦闘中でも卵を産むが、その卵からギィギが生まれてくる様と効果音はそれなりにグロテスク。
毒爆弾も産むため初見ではだまされ、卵と同じく破壊しようと近づきダメージを受ける人が多くいた。
天井に張り付いて攻撃をかわしたり、ありとあらゆる攻撃でハンターを毒状態にしようとしたり、ギィギを産んで取り巻きをふやしたり、すごい広範囲に伸びる首をもったりとなにかと厄介なモンスター。放置しておくとギィギは10匹くらいになっている場合がある。
グラビモスのように毒ガスを回りに噴出す攻撃はガード不可。解毒剤や漢方薬を用意しておきたい。毒吐きの方はガード可能である。
部位破壊をすると毒の効果時間が弱体化するので早めに壊しておくべき。
恐らく村クエストでの初遭遇は、単体クエストではなく血石採取やバギィ討伐、ドスバギィの狩猟での不安定乱入だろう。その不気味な容姿と松明などの光源がなければ見通せないほど暗い洞窟(後作の同マップでは松明がいらないほど明るくなっている)。、恐ろしく聞こえる凍土の汎用BGM、捕食モーションからトラウマになった人は数知れず。
上位では「おそろしいクチ」「不気味な爪」「不気味な鋭爪」が討伐でしかでなかったため、この素材を目的にギギネブラを討伐する人が多くいた。ちなみに下位のおそろしいクチは頭と胴の部位破壊でしか出ない。
モンスターハンターポータブル3rd
今作からは「毒怪竜」という名称が追加された。また、MH3ではフルフルのように頭と胴で部位破壊報酬だったのが頭と胴で分けられ、個別に報酬をもらえるようになった。
爪系素材は捕獲でも入手できるようになり、入手難易度はかなり落ちた。
なお怒り状態で頭と尻尾の肉質が変化するようになったのは近作からである。
卵には「毒フルフルの卵塊」という名前が付けられている(ギルドカードに表示される)。またギィギがフィールドに三匹以上いると卵からギィギが生まれてこなくなった。
今作の上位クエストでは毒が猛毒にパワーアップしたため、解毒薬なしでの狩猟は自殺行為である。他のMH3モンスターを同じく亜種も登場することとなった。
モンスターハンター3G
今作の村クエでは前々作の乱入があまりにも衝撃的だったせいか、ドスバギィのクエストではギギネブラが乱入することはなくなった。
G級では背中に卵を産み付ける新モーションが追加。背中から生まれたギィギに毒の赤ゲージをけずられたり、HP1で生き残ったところをギィギに止めを刺されたりする事故が起こるので、なるべく壊しておきたい。
この卵は胴体への攻撃でひるませると破壊できる。
地味に卵塊が「ギギネブラの卵塊」という名称に変更されている。どうやらMHP3の時の名前はスタッフの名称変更のし忘れのようである。
亜種
モンスターハンターポータブル3rdから亜種が登場。別名「電怪竜」。雷を飛ばしたり、放電する卵を産んだりする。原種と違いギィギが生まれる卵は産まない。普段は黄色だが、怒ると赤くなるゆえ、まるでフルフル亜種である。
しかし原種の方は上位クエストでは猛毒を吐くため、亜種の方が戦いやすいといわれている。
MH3Gでは電気爆弾を背中に産む新モーションが追加された。尻尾を破壊しておくと爆発までの時間にかなり余裕ができるので、まず尻尾を部位破壊したほうがいいかも。
ギギネブラとフルフル
見た目こそはよく似ているモンスター同士ではあるが、多くの部分で異なっている。どちらも原種、亜種ともに基本的な部分は変わらないため亜種関連の比較は割愛。
- 骨格が異なる。ギギネブラはいわゆるティガレックスタイプの伏せた四足歩行なのに対し、フルフルはリオレウスタイプの二足歩行である。
- フルフルは嗅覚による探知という不確実な探知法であるためか発見状態にこそなるがBGMは流れないが、ギギネブラは熱による探知であるためしっかりと発見状態になり、BGMも流れる。
- ギギネブラは尾から卵塊産み、そこから幼体のギィギを大量に出すことができる。毒(電気)爆弾も生む。また、尾は頭と同じモーションの攻撃を行う。対してフルフルの尾はアースのような役割を果たしており、攻撃にはほとんど使用しない。
- ギギネブラはバックステップやジャンプして直接天井に貼りつくなどの行動を頻繁に行い、かなりアクティブに動くのに対しフルフルはあまり移動せずに攻撃をする。
…など。
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関連項目
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