概要
ウルトラマンジード
映画「つなぐぜ!!願い!」に登場。前作「オーブ」にて初登場し、ジード本編にも登場した怪獣「ギャラクトロン」の親玉的存在で、ジード世界の宇宙にギャラクトロンを送りこんでいたすべての元凶である巨大人工頭脳。ギャラクトロンの「争いをなくすため全ての知的生命体を抹殺」という行動は元はギルバリスが学習した思想であり、ギルバリスを生み出した惑星クシアの文明もその思想により滅ぼされている。惑星クシアはそのままデジタル惑星と化し、ギルバリスの実質的な本拠地となっている。
知的生命体の存在する宇宙に現れては惑星ごとデータ化して飲み込み、知的生命体の抹殺を繰り返してきた。さらに普段はデジタル化して潜伏しており、尖兵として送り込まれるギャラクトロンもかなりの強敵であるため、光の国の宇宙警備隊ですらうかつに手を出せない代物となっている。
本体は球体の形状をしているが、戦闘時には完全態とも言われるボディを纏う。基本的にはコアを破壊されないような立ち回りをするが、完全態の戦闘能力も極めて高い。
なすすべがないと思われるギルバリスだが、惑星クシアの科学者は滅ぼされる前にギルバリスに対抗するための武器を生み出していた。そのうちの一つ「赤き鋼」と呼ばれる物体がジードたちのいる宇宙「サイドスペース」に存在することを突き止めたギルバリスは地球に飛来。地球を守るためにウルトラマンたちが立ち向かうが、ジードやウルトラマンゼロ、さらにウルトラマンオーブにジャグラスジャグラーらさえも圧倒する。地球の危機に自らの運命を見つめなおした朝倉リクは、赤き鋼に選ばれギガファイナライザーを使ってジード ウルティメイトファイナルに変身。多くの人々の力とともについにコアとなるギルバリス本体を破壊、宇宙の危機を救った。
ウルトラマンZ
6話「帰ってきた男!」に登場。デビルスプリンターの力により復活を果たしてウルトラマンゼットたちのいる地球へ飛来、早々に特空機のセブンガーを操ってウインダムに攻撃させる技を披露した。そしてウルトラマンジードもこのギルバリスを追って地球へ飛来、完全態のボディを破壊するもコアを取り逃がした。
復活したギルバリスは完全な修復には至っておらず、コアの集積回路を修復するためにインターネットから情報収集を行っていたせいで場所を突き止められてしまう。戦闘能力自体はジードとゼット二人がかりを互角に相手するなど健在であったが、ストレイジからミレニアム懸賞問題という数学の高度な問題をAIに送り込まれてしまい、問題を解くために機能がダウンしたスキを突かれて破壊された。
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関連項目
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