クマのプー太郎とは、中川いさみの4コマ漫画及びそれを原作にしたアニメである。
概要
1990年〜1994年にビッグコミックスピリッツに連載されていた。コミックスは全5巻。2003年に自選クマのプー太郎バナナ・チーズがそれぞれ2巻刊行されている。
内容を簡単に紹介すると、主人公・プー太郎の日常を描いたシュールギャグ漫画といったところだが、プー太郎が出てこないこともしょっちゅうあったため、ただのシュールギャグ漫画と言っても別に問題ない。笑える人は笑えるが分からない人は分からないタイプの人を選ぶ漫画である。
1996年1月13日にPSで、同年1996年2月29日にGBでそれぞれゲーム化もされている。
アニメ版
1995年4月になぜかアニメ化され、なんと3クール以上も続いた。
原作よりはややシュールさが薄れ、理不尽ギャグに傾いた。
なお、現在までVHSもDVDも出ていない。さらには再放送すらされたことがない。
それにも関わらず、ニコニコ動画には本編の素材を用いた数点の動画がうpされている。
ちなみに、最後のセリフは「再放送も見ろよ!」
フジテレビさん、見ますから再放送してください・・・。
水曜19:30からの放送だったが、第19話から金曜17:30に時間枠が移動した。
余談だが、時間枠移動後の後番組はるろうに剣心である。
オープニング - 「たいたいづくし」歌:国本武春
エンディング - 「元気を出して節」歌:国本武春
登場人物
原作・アニメ共に多数のキャラクターが登場しているが、全部書いたらキリがないので、ここでは度々登場しているレギュラー/準レギュラーキャラのみ記述する。
プー太郎
原作ではボケもツッコミもこなすが、アニメ版では完全なツッコミ役となっている。
松村くん
頭の回転が不規則で基本的にボケキャラであるが、プー太郎が暴走したときはツッコミに回ることもある。
ロジャー
プー太郎が便利に使おうとするが、つぼをこすっている間にしか出てこられない上に長さも微妙なため登場頻度の割に役に立っていない。
それでも懲りずに使われ続けているあたりはそれなりの信頼関係があることが伺える。
しあわせウサギ
幸せを探して30年の野ウサギ。ちょっとしたことで幸せになれる。隙間に挟まるパターンが多い。
プー太郎とのからみはそう多くないのだが、クマプーでは珍しい癒し系キャラのせいか、準レギュラーキャラの中でも屈指の人気を誇る。
リュー坊
セリフは一切なく、常に下半身を露出している。溶ける。
原作では準レギュラーキャラではあったが、その容姿からアニメ版登場はエンディングのみであった。
まくわうりデカ
直前の発言に似た音の発言(意味はほとんどない)を返す。
ほとんどの場合事態をややこしくするだけであり、オチで別の刑事に引っ込められるのがパターン。
車掌
原作では、突然電車に現れて様々な奇行で乗客(主にプー太郎)を振り回す。
ウェイター
様々な奇行で食事をしに来たプー太郎を振り回す、車掌と似たタイプのキャラ。
双子の兄弟
主に兄がボケ役で弟がツッコミ役。ツッコミ切れなくなった時は心の中でツッコむ。
関連動画
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関連項目
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