クルパンガ(Kurpannga)とは、クトゥルフ神話における神の名前である。クールパンガ。
概要
クルパンガはS.ピーターセンの『H.P.ラヴクラフトの幻夢境／H.P.Lovecraft's Dreamlands』内で言及される神性である。
クルパンガはドリームランドや無限時(アボリジニの神話的概念)の中で生きている巨大なディンゴのような姿をした怪物、別名〈ディンゴの悪魔〉と呼ばれる旧支配者である。
ディンゴ(Dingo)：オーストラリア大陸とその周辺に棲息するタイリクオオカミの一亜種。野犬。
また、中央オーストラリアで見かけられたときの姿はディンゴであるが毛はほとんどなく、歯はワニのように多くて鋭い。クルパンガ自体は崇拝されておらず、破壊の代行者としての役割を持っている。
加えてクルパンガが歩いた地面は枯れるといわれている。クルパンガが歩いた場所にはねじれ変形した植物がはえ、その植物を食べた動物は死ぬという。
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