クルル・ツェペシ(くるる ツェペシ)とは、漫画・小説・アニメ作品『終わりのセラフ』に登場するキャラクターである。 本作のヒロインキャラの1人。
概要
吸血鬼の都市サングィネムを支配する女王で、実質的な日本の統治者。始祖たる吸血鬼の血を引く貴族のうちの第三位始祖でもあり、小柄で華奢な体つきから想像できない、通常の吸血鬼とは格が違う圧倒的な力を持つ。百夜ミカエラを吸血鬼にした張本人でもあり、瀕死の重傷を負ったミカエラを吸血鬼にする事で助け出し、以降配下として傍に置いている。
髪型は薄いピンク色のツーサイドアップ。吸血鬼共通の特徴である尖った耳・鋭い犬歯と赤色の瞳をしている。ツリ目。肩だし・開いた胸元・ぱっくり背中にミニスカートと露出の多い服装を着ている。ブーツ着用。見た目は幼い少女だが、200年以上もの長い年月を生きている。アルカーヌという名前の小さい一つ目のコウモリのような生き物を連れている。
吸血鬼の貴族らしい不遜な性格。常に堂々としており余裕の態度を崩さない。身内への愛情は強く、肉親であるアシェラ・ツェペシ(今は鬼呪装備の阿朱羅丸)を長年探している。ミカエラには部下以上の思いで接しており、名古屋での決戦では逃がすために自らを犠牲にしている。他の人間を襲おうとしないミカエラに理解を示し、自らの血を吸わせる事で命を保たせている。
その他
苗字のツェペシの元ネタは中世のルーマニア・トランシルヴァニア地方の君主ヴラド・ツェペシュ。串刺し公の異名を持つ、ドラキュラのモデルとなった人物である。
担当声優の悠木碧は2010年に『ダンス イン ザ ヴァンパイアバンド』というアニメにてミナ・ツェペッシュという似たような苗字のロリっ娘風吸血鬼の女王キャラを演じている。
関連イラスト
関連項目
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