クレイエレメンタルとは、TCG「カードファイト!! ヴァンガード」のクラン(組織)の1つ・・・という扱いの存在である。
概要
【クレイエレメンタルとは?】
「クレイエレメンタル」とは、惑星クレイを構成する幾多の要素に纏わる精霊の総称。
代表格である火・水・風・地・光・闇の属性には、特に多量の精霊たちが宿っている。
微細なクレイエレメンタルが幾万幾億と集まり、巨大集合体となった姿は「エレメンタル・オリジン」と呼ばれ、
星にすら影響を与える力を持つという。
これらは本来、ごく一部の「ノーブル」や「ドラゴン」をはじめとする高位の存在でないと目視する事はできない。
しかし、昨今の「超越」発生に紛れて、クレイエレメンタルと見られる精霊の目撃情報が世界中で徐々に増加している。
シリーズが「カードファイト!! ヴァンガードG」になる前後(時期で区切ると5期開始時)から登場したカード群。
今までとは違い、特定の国家に属さない初のクランであり、公式に所属するユニット全てが種族「エレメンタル」。
同時に以下の効果を共通して所持する。
即ち、今までのヴァンガードに存在しなかったワイルドカード的存在のカードである。
なお、クラン指定のない《ハーモニクス・メサイア》も、実質このクランとして扱われる。
このテキストのため、「同じクランに属しないカードが存在すると発動する」デメリットがあっても問題なく起用できる一方、「別のクランが存在すると発動する」デメリットは発動してしまう。
この問題に直面するカードは殆どが古いグレード3のカードだが、中にはそういったカードを指定して強化したデッキも存在するため、構築の際は十分注意したい。
その方向性上、ゲームバランスを壊すようなパワーカードは殆どない。
一方で、特定の戦術をフォローするカードや、汎用的Gユニットが多く、一部のカードはデッキの軸の補佐として十分な機能を果たす。
また、新しい能力の登場時、それを所持している代わりに性能が控えめな「試用品」の役割を果たすGユニットが登場することもある。
2016年7月現在、グレード3のクレイエレメンタルは存在せず、トリガーユニットの情報も1種のみ。
そのため、逆に「クレイエレメンタルのみでデッキを組む」ことは不可能。
代表的なカード
主に影響のある、或いはあったカードについて記載する。
全ては記載しないため、残りのカードは外部リンク先やwikiなどで調べてもらいたい。
グレード4
《ヒートエレメント マグム》
《ハーモニクス・メサイア》の互換となるGユニット。所謂試用品であり、劇場版ヴァンガードを視聴できなかった人間のために用意された。
詳細は《ハーモニクス・メサイア》の単語記事を参照。
《ミラクルエレメント アトモス》
Gユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [あなたの手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
自【V】:[【CB(1)】] このユニットがヴァンガードにアタックした時、コストを払ってよい。払ったら、そのバトル中、このユニットのパワー+10000。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
月刊ブシロード2014年12月号に付属し、はじめようセットなどで再録された末、ブースターパックG1弾「時空超越」にて収録される。
アタック時効果で高いパワーでアタックすることができ、トリプルドライブとあわせ攻撃を通すの見込みは十分あり、試用品としては十分な性能である。
しかしカウンターコストが必要となり、現在は他のクランでも初回超越でこのカードより強い動きができるカードがあることが多く、基本的な性能も後述のユニット達に劣る為、大方の役目を終えてしまった印象が強い。
《スノーエレメント ブリーザ》
Gユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [あなたの手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
自【V】:[【CB(1)】,あなたのGゾーンから裏のカードを1枚選び、表にする] このユニットがヴァンガードにアタックした時、コストを払ってよい。払ったら、そのバトル中、あなたのGゾーンの表のカード1枚につき、このユニットのパワー+5000。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
2015年1月度ショップファイト参加賞を始め、月刊ブシロードなどで配布され、その後ブースターパックG2弾「風華天翔」にて収録される。
Gゾーンから任意のカードを表にできるため、1回の超越時に使うことでGゾーンの表のカードが2枚となり、ジェネレーションブレイクの発動補佐をしながらパワー+5000でアタックが可能。
また、Gゾーンの表のカードが増えるにつれてこのカードのパワーは高まり、最大で35000のパワーを上乗せすることができるため、完全ガードを消耗した相手に対してのフィニッシャーとしての活躍が見込める。
初回で別のカードを表にするカードは各クランに増えてきているが、このカードはそれらにも劣らない長所を持つ。
《レインエレメント マデュー》
Gユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [あなたの手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
自【V】:このユニットが(V)に登場した時、あなたの元々のパワーが10000以下のハーツカードがあるなら、あなたのドロップゾーンからグレード3のカードを1枚選び、手札に加える。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
ファイターズコレクション2015で収録。コミックと関係はないが、その需要によりコミックブースター「先導者と根絶者」で再録される。
元々のパワー10000以下のハーツカードがあるならば、超越時にドロップゾーンからグレード3のカードを回収できる。上手く行けば実質ノーコストで超越できると言っているようなものであり、目当てのグレード3を回収して次のターンのコストに充てる、回収したグレード3をコールしてアタッカーに変えるなど、応用性の利く強力なカード。
ただしその発動条件のため、パワー11000のグレード3のみがヴァンガードになるデッキでは使用できない。
基本的にはパワー10000以下のグレード3の補助カードであり、近年はパワー11000が基準となってラインを調節するため、パワー10000がそこまで重大なデメリットにならなくなった中、このカードがパワー10000を明確な長所に変えた。
近年の環境ではやや遅い使い方だが、双闘したレギオンズ・ヴァンガードの状態で超越した場合、レギオンメイトがパワー条件を満たしていればパワー11000のヴァンガードのまま回収効果の恩恵を受けることができるため、双闘時に多い「ヴァンガードと同名のカード1枚をコストにする」効果の補助もしやすい。
そのため、レアリティRRとファイターズコレクション2015の中でも低いレアリティにも関わらず需要が高く、高値をつけていた。
《エアーエレメント シブリーズ》
Gユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:4 パワー:+15000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:【超越】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で解放!) - ストライドステップ - [あなたの手札からグレードの合計が3以上になるように1枚以上選び、捨てる] 裏のこのカードを(V)に【超越】する。
起【Gゾーン】:[【CB(2)】、あなたの手札から1枚選び、捨てる]あなたのグレード3のヴァンガードがいて、Gゾーンの表のカードが0枚で、相手のグレード2のヴァンガードがいて、直前の相手のターンのライドフェイズに相手の(V)にユニットが登場していなかったら、裏のこのカードを(V)に【超越】する。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
後述の「ツイテルン」より後発のファイターズコレクション2016に登場したGユニット。
Gユニットからグレード2止めを対策できる驚異的なユニットだが、カウンターコストを多く消費してしまい、超越する以外の効果を持たないのが難点。
ただし条件を満たせば起動効果で超越できるため、ある程度緩和が可能。
基本どんなデッキのGデッキにも1枚仕込んでおいた方がいいカード。
Gガーディアン
《ライトエレメント アグリーム》
Gユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:4 パワー:なし クリティカル:なし シールド:15000
効果:【Gガーディアン】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で、あなたのGゾーンの表のGガーディアンが3枚以下なら使える) - 相手ターンのガードステップ - [手札から【治】を1枚選び、捨てる] 裏のこのカードを(G)にコールする。
自:[手札から1枚選び、捨てる] このユニットが(G)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、1枚引く。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
Gガーディアン情報公開第一号。Gガーディアン公式実装前に発売された月刊ブシロード2016年5月号に付属。
ヒールトリガーのシールド値は10000なので、実質+5000のガード値になる。このカードは直接的なガード値上昇を持たないが、その代わり手札交換を行うことができ、不要なカードを入れ替えたり、ドロップゾーンを整えることで次のターンの双闘を備えたりする一方、緊急用に防御用のガード値を確保できるため、利便性は高い。
Gガーディアンを出す事自体がジェネレーションブレイクの有効化にもつながり、余裕のある状態ではこのカードをとりあえず出すことが無難な選択の為、Gユニットの枠が増加したことも含め、1枚持っておいて損はない。
《ダークエレメント ディズメル》
Gユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:4 パワー:なし クリティカル:なし シールド:15000
効果:【Gガーディアン】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で、あなたのGゾーンの表のGガーディアンが3枚以下なら使える) - 相手ターンのガードステップ - [手札から【治】を1枚選び、捨てる] 裏のこのカードを(G)にコールする。
永【G】:抵抗(相手のカード効果で選ばれない)
自:このユニットが(G)に登場した時、あなたのリアガードを1枚選び、そのターン中、そのユニットは、ヒットされず、相手のカードの効果で選ばれない。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
ファイターズコレクション2016で登場した、対象のリアガードを確実に守ることができるGユニット。
アタックもターン中永続してヒットされなくなるため、指定ユニットの除去は困難になる。ただし《ブラスター・ブレード・スピリット》などの自壊は防げない。
タイミング的にメインフェイズでの除去には無力なので、過信しないようにしよう。ヴァンガードのアタックがヒットした時に効果が発動する《コマンダーローレル》に対しての痛烈なメタカードとなる。
また、ガーディアンサークルで「抵抗」を持つ初めてのシールド15000であるため、《超次元ロボ ダイカイザー》などで吹き飛ばされることがない。ディメポばかりメタられているような
《メタルエレメント スクリュー》
Gユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:4 パワー:なし クリティカル:なし シールド:15000
効果:【Gガーディアン】(お互いのヴァンガードがグレード3以上で、あなたのGゾーンの表のGガーディアンが3枚以下なら使える) - 相手ターンのガードステップ - [手札から【治】を1枚選び、捨てる] 裏のこのカードを(G)にコールする。
自:[手札から1枚選び、捨てる] このユニットが(G)に登場した時、あなたのGゾーンの表のカードが1枚以上なら、コストを払ってよい。払ったら、そのバトル中、このユニットのシールド+10000。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
ファイターズコレクション2016で登場。
要件の関係上、初回超越関係としては使えないGガーディアンだが、手札2枚をシールド25000に変えることができる。実質適当な手札を10000シールドに変換するようなものであり、手札に余っているグレード3を防御に有効活用できる。そのため、瞬間的な防御力なら他のクランのGガーディアンの多くを上回っている。
このカードが真価を発揮するのは「手札からガーディアンをコールできなくなる」効果、所謂「ガード制限」に対して。
手札からのコールではないため、ジェネレーションガードはガード制限を潜り抜けることができる。そのため、ガード制限をかけながら高いパワーで攻撃してくる相手に対しこのカードを起用すればアタックを止めやすくなる。
2枚あれば大抵のデッキの切り札の攻撃を凌ぐことができるだろう。その場合、ガード制限に至るまで多くのリソースを費やしていることが多いため、逆襲をかけて沈めることが容易になるかもしれない。
Gユニット以外のガード制限は、余程高いパワーでなければ手札2枚で凌がれる可能性を考慮して動かなければならなくなった。
グレード2
《アースエレメンタル ポックル》
ノーマルユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:2 パワー:9000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:自:[【SB(1)】] このユニットが(R)に登場した時、あなたのGゾーンに表の《クレイエレメンタル》があるなら、コストを払ってよい。払ったら、あなたの呪縛カードを1枚選び、解呪する。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
ブースターパックG3弾「覇道竜星」で収録。
ソウルブラスト1は軽いとも重いとも言い難いが、呪縛カードを任意に解呪できる、リンクジョーカーのメタカード。
ただし、全てのリアガードサークルが呪縛されている状態では役に立たない上に、このカードに枠を割いているとその分デッキのカードパワーが落ちてしまうという難点を抱えたカード。
ただし、アクアフォースを始めとして呪縛されるとギミックが完全に沈黙してしまうデッキも少なくない為、そういったデッキで環境によりメタカードとして起用されることがある。特に、デッキやドロップゾーンから一時的に自在に呼び出すことが可能なグランブルーやギアクロニクルではリンクジョーカー対策として一線級の活躍をし、公式大会で活躍したデッキにてたびたび名前が連なっている。
《ヒートエレメンタル ブワー》
ノーマルユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:2 パワー:9000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:自【R】:[このユニットを退却させる] このユニットのアタックがヴァンガードにヒットした時、コストを払ってよい。払ったら、あなたの山札から【LB】能力を持つカードを1枚まで探し、相手に見せ、手札に加え、その山札をシャッフルする。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
ブースターパックG4弾「討神魂撃」で収録。リミットブレイクの補佐カード。
アタックのヒット時という信用ならない条件であり、自身の退却が前提となるが、それ以外のコストや制約なしに確定でリミットブレイク能力のカードをサーチできる。
リミットブレイク能力はグレード3以上のカードのみが所持している。
単純にこのカードをリアガードに置いて効果を発動すれば、ライド事故の回避を始めとして、ブレイクライドコンボのためのパーツ稼ぎ、ペルソナブラストや《星輝兵 “Ω” グレンディオス》などのリミットブレイク効果の補佐、などその活躍は多岐にわたる。
特に《星輝兵 “Ω” グレンディオス》の場合、Яユニットだけでなく「グレンディオス」自身もサーチ対象になるため極めて相性がいい。
このカードの効果を恐れ相手がガードに手札を費やした場合、それもそれで好条件を生み出すことも。
ただし、このカードにライドしてしまうと途端に苦しくなる上、確実に発動できるわけではないため重々注意したい。
《アースエレメンタル ドガッツ》
ノーマルユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:2 パワー:9000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:永【R】:すべてのユニットの【双闘】能力のコストを [ドロップゾーンからグレード2以上のカードを4枚選び、山札の上に好きな順番で置く] にする。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
ブースターパックG5弾「月煌竜牙」で収録。双闘メタとなるカード。
双闘の強みである「トリガーユニットや完全ガードをデッキに戻す」行為を完全に封じ込めるばかりか、「グレード1以下」が戻せなくなることでシークメイトに必要なコストの不足による双闘遅延まで行うことができる。
このカード1枚で双闘主体のデッキに与える影響はかなり大きく、行動が遅れている間に一歩先んじて手を打てば一気に優位に立てる。耐性自体はないが、バトルに突入してしまえばそのターンの双闘はできないため、その時点で十分仕事をしたと言える。
ただし、自軍にも影響を及ぼしてしまう為、自分が双闘軸の場合はシークメイト前にこのカードを出さないようにしたい。
その上シークメイト効果起動前に退却・バウンス・呪縛などをできるデッキであれば拘束力は失われ、そもそも単なるメタカードでしかないため双闘しなくても戦える相手への拘束力はない。
グレード1
《レインエレメンタル ティア》
ノーマルユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:1 パワー:6000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:自[【SB(2)】] このユニットが(R)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたのGゾーンの表の《クレイエレメンタル》1枚につき、あなたのダメージゾーンから1枚選び、表にする。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
「風華天翔」で登場。クレイエレメンタルのGユニット採用に意義をもたらすカード。
表のクレイエレメンタルが2枚以上あれば、ソウルブラスト2でカウンターチャージができるカードは《魔法の応援 ニナ》のようにパワー5000であるため、その上位の動きが期待できる。
同互換カードがないクラン、たとえばその効果の大きさとソウルブラストがメリットになるためジェネシス、カウンターコストが重い一方《超宇宙勇機 エクスタイガー》《三日月宗近》によりそれぞれ表のクレイエレメンタルを増やせるディメンジョンポリスや刀剣乱舞で採用が見込める。
ただし、それらのカードを使っても2枚以上をカウンターチャージできるのは相当後であることは覚悟の上に採用する必要がある。
《ダークエレメンタル ドクヅーク》
ノーマルユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:1 パワー:7000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:起【R】【ターン1回】:あなたのヴァンガードの【LB(5)】能力を1つ選び、このユニットがフィールドにいる間、【LB(4)】にする。(コストがない【起】は、プレイを宣言することでコストを払える)
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
「討神魂撃」で登場。アルティメットブレイクを通常のリミットブレイクに書き換えるカード。
ライド時に発動するアルティメットブレイクは対象外だが、それ以外の条件の厳しい効果を補佐できる。
さらにリミットブレイク解除カードを併用することで、ダメージ条件を完全に無視してアルティメットブレイクを使用することすら可能。
・・・だが、アルティメットブレイクには一癖もふた癖もあり、このカードが居ると邪魔なことも、早々に条件を満たしても使いどころがないこともある。
低コストで利用できる《蒼嵐覇竜 グローリー・メイルストローム》や、特殊勝利条件がアルティメットブレイクである《星輝兵 “Ω” グレンディオス》などのサポートとして活用することとなる。
《ライトエレメンタル サニー》
ノーマルユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:1 パワー:6000 クリティカル:1 シールド:なし
効果:永:守護者(守護者はデッキに4枚までしか入れることができない)
自:このカードがGアシストで手札から離れた時、すべてのファイターは1枚引く。
自:[あなたの手札から1枚選び、捨てる] このユニットが手札から(G)に登場した時、コストを払ってよい。払ったら、あなたのアタックされているヴァンガードを1枚選び、そのバトル中、そのユニットは、ヒットされない。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
特殊な能力を持つ完全ガードG。Gアシストによって減った手札を補充することができる。
だが、最も避けたいグレード1事故はこのカードを除外できる時点でまず回避用途に使えない。その上相手もドローするため、相手の布陣がより強力になる可能性もある。
また、このカードを除外するということはそもそも貴重な守護者を手放すことであり、残り守護者3枚以下で戦わなければならないのもあり、後の攻撃を避けるには足りない可能性も大いにある。
グレード3の比率が少ないデッキでは採用されていることもある。
総じてリスクの高いカードだが、最大の難点はプロモーションカードでのみ登場しているため、4枚集めるのが難しいところだろう。
《エアーエレメンタル ツイテルン》
ノーマルユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:1 パワー:7000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:【R】:[このユニットを【レスト】する] あなたのグレード3のヴァンガードがいて、Gゾーンに表のカードがなく、直前の相手のターンのライドフェイズ中、ユニットが相手の(V)に登場していないなら、1枚引き、このユニットをGゾーンに表で置く。
永【Gゾーン】:このカードをGユニットとしても扱う。
自【Gゾーン】:グレード3以上のユニットが相手の(V)に登場した時、表のこのカードをドロップゾーンに置く。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
ブースターパックG6弾「刃華超克」で登場。前代未聞の疑似Gユニットと化すカード。
相手がライド事故或いは意図的なライドスキップでライドを先送りした場合、このカードを疑似的にGユニットにすることでジェネレーションブレイク1の発動を補佐することができる。
グレード2でライドを止めて相手の動きを止める戦法に対するメタカードであり、これにより「グレード2止め」を継続するためには「グレード2から2にライドをしなければならない」ため、戦法を牽制することができる。それだけでなく、効果発動時1枚ドローでき、このカードを使用した損失を即座に補填できるのも見逃せない。
Gユニット主体の場合、このグレード2止めでデッキの動きが完全に停止してしまうデッキも少なくないため、このカードの利用価値は非常に高い。
効果の制約が緩く、別にこのカードを維持する必要もないため、ライドスキップしたところでこのカードをコールすれば問題はない。また、デッキからスペリオルコールして維持できるデッキならば、このカードを呼び出せば相手への牽制になる。及第点のパワーを持っていることも見逃せない。
《スノーエレメンタル ヒャッコ》
ノーマルユニット
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:1 パワー:7000 クリティカル:1 シールド:5000
効果:【R】【GB(1)】:[あなたの(R)の「スノーエレメンタル ヒャッコ」を2枚選び、表でバインドする] あなたのヴァンガードの、コストが[【CB(4)】]以上かつ[【SB(6)】]以上の能力を1つ選び、そのターン中、次にその能力のコストを払うまで、そのコストを[(0)]にする。((0)は支払いを宣言することでコストを払える)
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
ブースターパックG7弾「勇機剣爛」にて登場。コストを指定する初のカード。
言ってしまえば、ヴァンガードの多大なコストを払う能力に対し、「ヒャッコ」2枚を代わりにバインドして効果を発動できるというもの。リアガードは対象外なので注意したい。
対象になるのは、CB5・SB8を支払う通称「メガブラスト」のカードが主であり、《智勇の神器 ブリュンヒルデ》や登場弾収録のカードもギリギリ要件を満たし、対象になる。ただしリミットブレイクなどの他の要件は無視できないため注意。
通常のメガブラストに比べ、「ヒャッコ」2体を並べなければならない上に、フィールドのそれらをメインフェイズにバインドしてターン中効果を得るため、その消費があること前提でなければならない。これだけの要求があるので、アタックがヒットした時の効果を狙うのは浪漫に溢れすぎている。
ゴールドパラディンの豊富なスペリオルコール手段で(運任せではあるが)ヒャッコ2体を並べやすいしとけやさんこと《憤怒の騎士 アグラヴェイル》、タイムリープ効果で比較的リアガードを揃えやすい《スクエアワン・ドラゴン》などが狙い目か。
グレード0
《サンダーエレメンタル ゴロロ》
クリティカルトリガー
クラン:クレイエレメンタル 種族:エレメンタル
グレード:0 パワー:4000 クリティカル:1 シールド:10000
効果:永【手札】【GB(1)】:あなたが【超越】のコストを払う際、このカードのグレードを+2する。
永【手札】:あなたのガーディアンが0枚なら、このカードは(G)にコールできない。
永:このカードはすべての、国家とクランに属する。
ブシロードカードゲーム夏の感謝キャラバンにて配布。初のクレイエレメンタルのトリガー。
GB1を満たせばグレード2の超越コストとして扱うことができるため、手札を複数切る前提になるが、超越がやりやすくなる。特に理由がなければ複数枚採用したいところだが、シールド10000ながら「ゴロロ」だけでガードすることが不可能のため、手札1枚で相手のアタックを凌ぐことができない。連続攻撃を主とするクラン相手には大きく響きがちであるため、このデメリットを忘れないようにガードしていきたい。
関連項目
- カードファイト!! ヴァンガード/カードファイト!! ヴァンガードG
- ハーモニクス・メサイア(クレイエレメンタルではないが関連カード)
- Gユニット
- 双闘
- カードファイト!! ヴァンガードのユニット一覧
《ユナイテッド・サンクチュアリ》
ロイヤルパラディン/オラクルシンクタンク/シャドウパラディン/ゴールドパラディン/エンジェルフェザー/ジェネシス(カードファイト!! ヴァンガード)
《ドラゴン・エンパイア》
かげろう(カードファイト!! ヴァンガード)/たちかぜ(カードファイト!! ヴァンガード)/ぬばたま/むらくも(カードファイト!! ヴァンガード)/なるかみ
《スター・ゲート》
ノヴァグラップラー/ディメンジョンポリス/エトランジェ/リンクジョーカー
《ダーク・ゾーン》
ダークイレギュラーズ/スパイクブラザーズ/ペイルムーン/ギアクロニクル
《メガラニカ》
グランブルー/バミューダ△/アクアフォース
《ズー》
メガコロニー/グレートネイチャー(カードファイト!! ヴァンガード)/ネオネクタール
《該当国家なし》
クレイエレメンタル/刀剣乱舞(カードファイト!! ヴァンガード)
外部リンク
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