クレスポとは、ソード・ワールドRPGにおける単位の名前である。
概要
クレスポとは、旧版ソードワールドの公式リプレイシリーズ「新ソードワールドRPGリプレイ集NEXT」に登場するPC(プレイヤーキャラクター)である。
このキャラの特徴は、生命力の低さ。
ソード・ワールドRPGにおける生命力とは、そのままHPと同義であり、前衛後衛問わず冒険者として最低限抑えておきたいパラメータである。
標準的な人間の能力値が12と言う世界において、それが6というのは前代未聞の低さであった。そこらの子供よりも虚弱体質なのである。
この貧弱な生命力はNEXTシリーズ格好のネタになり、公式からも新単位1クレスポが大々的にプッシュされ、ファンの間にも新単位が浸透するに至った。
反面、この致命的な生命力の無さは現在で言うオワタ式のようなものであり、他のパーティメンバーも耐久性に優れるキャラクターが希少である事もあわせ、搦め手や奇策を用いて正面から戦わない事がシリーズのスタイルとなった。一時期同時進行していたへっぽこーずの「正面からぶつかれば負けない」のとは対照的である。
現在でも、ソード・ワールド(ソード・ワールド2.0含む)で能力値が6点のキャラクターが出来ると、1クレスポと揶揄される事がある。この用法は生命力以外の能力値を語る場合にも用いられる。(例:神官戦士なのに、精神力が1クレスポしかない、等)
ただ、あくまで能力値が低いことを面白がるネタであるため、能力値12を2クレスポ、能力値18で3クレスポと数える事はあまり無い。また、グラスランナーの筋力のように、「1クレスポ未満が種族標準である」ような場合もあまりネタにはならない。
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関連項目
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