クロスボーン・ガンダムX3とは、長谷川裕一の漫画『機動戦士クロスボーン・ガンダム』に登場するモビルスーツ(MS)である。
表記上は「・」を省略されることが多い。
概要
CROSSBONE GUNDAM X3 クロスボーン・ガンダムX3 |
|
---|---|
型番 | F97 XM-X3 |
頭頂高 | 15.9m |
重量 | 9.5t(本体) 24.8t(全備) |
出力 | 5,280kw |
推力 | 25.000kg×4 (最大:30,000kg×4) |
搭乗者 | トビア・アロナクス |
兵装 | バルカン砲×2 |
胸部ガトリング砲×2 | |
ビーム・サーベル×2 | |
ヒート・ダガー×2 | |
ムラマサ・ブラスター×1 | |
Iフィールド・ジェネレーター×2 | |
シザー・アンカー×2 |
主な搭乗者はトビア・アロナクス。カラーリングは白と青。型式番号はXM-X3。
基本性能などはクロスボーン・ガンダムX1とあまり変わりないが、様々な実験的装備が積み込まれた実験機としての色が強い機体。本来はエース用の機体だが、受領時のゴタゴタと成り行きでトビアに引き渡された。
胸部に髑髏のレリーフがあり、髑髏の眼の部分はガトリング砲の砲口となっている。
主な武装は、ザンバスターの強化版とも言える多用途武装、ムラマサ・ブラスター。ビームサーベルを14本並べれば強いに違いない、という宇宙世紀屈指のトンチキ武器である。
ビームシールドの代わりにIフィールド発生装置を両腕に装備しており、ビームシールドを貫くほどの強力なビームすら無効化する。
ただし、Iフィールドジェネレーターの展開時間は片腕105秒に限られており、その冷却に120秒を要する。従って、両腕で210秒はIフィールドを展開できるが、冷却時間の関係上どうしても15秒はビームに対し無防備な状態となってしまうという欠点がある。
最終決戦で機体は大破。トビアはコアファイターで脱出している。
なお、この機体は本来は部品取り用の予備機であり実戦投入は想定外であった(Iフィールド・ハンドの実験的仕様もオプション的要素であるが故)、「本来のX3」は別に存在したが事故により急遽繰り上がって3号機になった経緯がある。(詳細はクロスボーン・ガンダムX-0の記事を参照)
兵装
- 頭部バルカン砲
ビームサーベル/ビームガン
ヒートダガー
シザーアンカー - X1と共通装備なのでX1の記事を参考のこと。
- 胸部ガトリング砲
- 頭部バルカン砲よりも大口径の機関砲。胸部にあしらわれた髑髏の眼窩部分が銃口となっている。
- ムラマサ・ブラスター
- 14基のビームサーベルとビームガン1門により構成される複合火器。
- 登場直後はセーフティが設定されていたためビーム刃が発生せず、実体剣として運用されていた(本来は想定されていない運用法ではあったが、それでも破損しない程度には頑丈な作りになっているようである)。
- 各種ゲームにおけるトビアの「セーフティ解除!」という台詞はこれに由来する。
関連動画
関連静画
関連コミュニティ
関連項目
親記事
子記事
- なし
兄弟記事
- 0
- 0pt