グラブロとは、機動戦士ガンダムに登場するジオン公国軍のモビルアーマーである。
形式番号はMAM-07。
概要
MIP社によって、水陸両用モビルスーツと同時期に開発された水中用モビルアーマー。ジオン軍では、あらゆる局面に対応するため複数のモビルアーマー開発計画が進行していたが、その中でグラブロは最も早く完成に漕ぎ付けた。ビグロをベースに開発されたためか紅く塗装されたビグロのような本体を持ち、その本体に2本の太い腕が付随した格好となっている。また開発期間は僅か1ヵ月半と非常に短かった。
モビルアーマーの例に漏れず機体は大型化しており、ズゴックにも搭載された熱核水流ジェットエンジンによって無補給で地球を1周出来るほどの航行距離を持つ。
ジオン軍のサンディエゴ基地で3機が試作され、メキシコ湾でのテストを経て実戦に投入されている。そのうち1機はシャア・アズナブル率いるマッドアングラー隊へと引き渡された。フラナガン・ブーンが搭乗し、ホワイトベース隊と交戦。ガンダムの足をもぎ取ったが、逆に身軽になられてしまい撃破されている。
残りの2機は連邦軍の艦船への攻撃に用いられたが、マタガスカル沖で終戦を迎える。その後グラブロは連邦軍に接収された。連邦軍はグラブロを解析し、のちにバウンド・ドックを開発している。
ビグロ繋がりなのか、オリジンではトクワン大尉が乗り込んでいる。
武装は魚雷と対空ミサイル(ブーメランミサイルとも)で、水中・水上ともに攻撃可能である。また強大な推進力を活かしてか、2本の腕でズゴックを牽引していった事もある。連邦vsジオンでは2本の腕を振り回しての近接戦闘も可能。しかし水中用であるが故、水から上がる事が出来ない。
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