グラムロックとは、ロックの一種である。「グラム」は英語の「glamorous」の略。
概要
きらびやかで艶かしく、時にはけばけばしい化粧・衣装をまといながら中性的な人物が歌う、という点に大きな特徴があるロックである。サックスを使った曲が多いのも特徴のひとつ。
1960年代後半のイギリスで誕生し、マーク・ボラン、デヴィッド・ボウイを旗手として1970年前半に大流行したが、その後はグラムロックというジャンルは徐々に衰退していった(ボウイなどはその後も活躍してはいる)。とは言え、直後に誕生したパンク&ニューウェーブに対して多大な影響を及ぼしたとされる。
ヴィジュアル系とグラムロック
見た目的な面からヴィジュアル系と同一視されることがあるが、ヴィジュアル系は(一概には言えないが)1980年代後半から1990年代にかけて、X JAPANやBuck-Tick、黒夢などに影響を受けて成立したものであり、音楽もヘヴィ・メタルやゴシック・ロックから影響を受けたものが多い。そのためグラムロックとは区別されるべきものである。
代表的なアーティスト
- マーク・ボラン(T.Rex)
- デヴィッド・ボウイ
- ロキシ-・ミュージック
- サディスティック・ミカ・バンド
- SWEET
- ミック・ロンソン
- ニューヨークドールズ
- ジャパン
- HANOI ROCKS
- 本田恭章
- 中川勝彦
- 村八分
- 外道
- THE YELLOW MONKEY
- ROLLY(すかんち)
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関連項目
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